ビクトリア弓月「気づいたら技が似てる」ほどの憧れ 岩谷麻優の次の時代を
8日、マリーゴールドが5・24『1周年記念&高橋奈七永引退記念大会』国立代々木競技場第二体育館大会に向けての記者会見を行った。カクトウログによる会見後のビクトリア弓月インタビューとともにお届けする。
会見 弓月「(奈七永戦での岩谷は)正直すごいと同時に…悔しいし、負けたくないなっていう感情が強い」
マリーゴールド移籍第1戦の衝撃。岩谷麻優が4日・後楽園での高橋奈七永戦を勝利で飾ると、試合後にビクトリア弓月が岩谷に「挑戦してきてください」と告げる。会見で正式に5・24代々木での王座戦が決定。スーパーフライ王座は2024年・春からの旗揚げメンバーである弓月と2025年・春からの移籍となった岩谷の間で争われる。
マリーゴールド1周年記念&高橋奈七永引退記念大会~Marigold SHINE FOREVER 2025 A Glorious Celebration
2025年5月24日(土)国立代々木競技場第二体育館 2:30PM
<第6試合/スーパーフライ級選手権試合>
〈王者〉ビクトリア弓月vs 〈挑戦者〉岩谷麻優
※ビクトリア弓月は4度目の防衛戦

岩谷麻優 はい、みなさ~んコンバンワ。マリーゴールドの岩谷麻優です。後楽園大会でマリーゴールド初の試合をさせていただいて、本当にたくさんのお客さんに来ていただいてありがとうございました。自分は入団会見でも言った通り、この団体でも偉業を成し遂げてグランドスラムを狙っていきたいと思ってます。そのために一番最初はね、やっぱりトップのベルト(ワールド)を狙ったり、GHC(女子)だったり、いろんなベルトを狙っていきたいなぁとも思ったんですけども、岩谷麻優の初心である、(スターダムでの)ハイスピード的な位置になるのかな。ちょっとベルトの趣旨がまだわかってないんですけど、55キロ以下のベルトに挑戦させていただいて、自分がいろんなベルトを巻いていくための一歩目のベルトにしたいと思います。後楽園大会でマリーゴールドのいろんなベルトを見たんですけど、すごいデザイン可愛くて、めっちゃかっこよくて。もう早く巻きたい、いろんなベルトを巻きたい。まぁこの1年でね、離れてる間に弓月がどんだけ成長したのか。そういうのも見せてもらいたいですし。成長したといえども、岩谷麻優が勝つことに違いなし…ん、違いなし? 岩谷麻優が勝つことには変わりない。あ、日本語がちょっとわかんないですけど。まあそのベルトをね。次の代々木では自分が巻くことになるでしょう。マリーゴールドでの初めてのベルト姿をぜひ応援しに来てください。ありがとうございます。
ビクトリア弓月 はい、第2代スーパーフライ級チャンピオン、背番号1番、ビクトリア弓月です。麻優さんの入団会見を見て、正直、自分の中でいろんな気持ちが交錯しました。でも一番最初に出てきたのは、麻優さんがマリーゴールドに来てくれて本当に嬉しかったということです。自分が憧れてきた人と、またこうして同じ団体で交わることができて、本当によかったなと思っています。でも、この前の後楽園大会での奈七永さんと麻優さんの試合を一番近くで見ていて、正直すごいっていう感情と同時に、まわりの人がこの試合を賞賛する声をたくさん聞いて、正直悔しいし、負けたくないなっていう感情が強かったです。マリーゴールドで1年間やってきたけど、麻優さんっていう1人の存在でマリーゴールドの雰囲気が一気にガラッと変わった気がして。なんかすごく悔しかったです。でも私はマリーゴールドでのスタート当初から『マリーゴールドのエースになる』って言い続けてきて、自分のことだけじゃなくてこの団体のことも考えるようになりました。だから5・24代々木大会ではシングルチャンピオンのビクトリア弓月を麻優さんにしっかり見せつけて、このベルトを必ず私が守り抜きたいと思います。そしてグランドスラム、私も狙っているんですよ。なのでそれも私が麻優さんより先にグランドスラム達成して見せます。以上です。
インタビュー 弓月「1年前の自分だったら『いやぁムリムリ』。でも今はマリーゴールドへの思いがある」
カクトウログ なんと、こんなに早く憧れの岩谷麻優選手との王座戦が。
ビクトリア弓月 ヤバイです。
[マリーゴールド移籍前。スターダム2024年1月14日、弓月「麻優さんに憧れて」STARS入りを直訴。認められる]

カク しかも1周年大会ですよ。グランドスラム狙いは岩谷選手は最初の入団会見から言ってましたが、改めての会見の言い回しでは“手始めに”的な。
弓月 そうですね。
カク 匂い満々でしたが。
弓月 私もこの1年、マリーゴールドのためにやってきたっていうのがあるので、なんか悔しさはありますね。負けていられないっていう思いもやっぱあります。
カク ただそういう言い回しも仕方がないくらいのインパクトが、先日の5・4高橋奈七永戦。

弓月 あの試合を見て自分もすごいって思ったし、まわりの人がこの試合をすごい賞賛してる声を聞いて、その意見にはすごく同意する気持ちもあったんですけど、1人の麻優さんていう存在でここまでいろいろ雰囲気とか、こうマリーゴールドを、空気感を変えてしまうんだと思って。
カク なるほど。
弓月 1年間やって来た身としては悔しい思いの方が強かったですね。
カク スターダムの外に出て1年、岩谷選手をどう見ていらっしゃいましたか。
弓月 ずっと離れていても、私の憧れている人として変わらなかったし、離れていてもやっぱ『アイコンてこういうものか』っていうのは感じてはいました。
カク 入団会見の配信は“来たのか!!”という思いはあったのでしょうか。
弓月 “やっとか”みたいな気持ちだったり、またこうやって“同じ団体でやっていける”“交わっていける”っていうのに、すごく嬉しさを感じましたね。
カク もちろん防衛していただけるんですよね。
弓月 防衛しないといけないですね。自分のためにも団体のためにも。新しい時代をつくっていかなきゃいけないと私は思ってるので。麻優さんではなくて私が。憧れの人と同じことは『できる』と思ってるので。
カク マリーゴールド戦線では、スーパーフライに挑戦したことがある松井珠紗選手が後楽園でUN王座に挑戦していました。弓月選手もゆくゆくスーパーフライだけじゃないベルトを狙いたいとしていますが、松井選手がUNに挑戦してイキイキと闘っていたことについてはどのようにご覧になったのでしょうか。
弓月 いろんなベルトを獲りに行こうとする、そういうのは私はいいと思うんですけど。ただスーパーフライをまだ獲ってないわけじゃないですか。なのに急にUNに転向? なんか感情がいろいろ追いつかないです。なんか私との防衛戦の後にヒールターンしたし。時が進んでいけばUNになって…何があったのかなっていうのは思いますね。
カク そういう気持ちもぶつけて、また松井選手とも闘いたいところです。
弓月 はい、なかなかハイスピードも兼ね備えてっていう人っていないので。そういう点では唯一無二くらいのものを私は松井珠紗に感じているので。切磋琢磨してマリーゴールドを盛り上げられると思っています。
カク スーパーフライというジャンルをマリーゴールドの中につくると。
弓月 はい。初代以上のものを2代目で。そして一番高い壁になっていきたいと。
カク 岩谷選手に対しても壁になる。
弓月 壁になりますし、ここで憧れの選手を越えて、その先に見える自分の目標をやっぱ更新していきたいなと。
カク でも、1年前の自分に『あなた岩谷選手からの挑戦、王者として1年後に受けるよ』って言ったらすごくびっくりさせられたでしょうね。
弓月 1年前の自分だったら『いやぁムリムリ』(笑)。実力差あるし、今でも自分には課題があります。でもマリーゴールドに来たっていうことで、この団体も背負って盛り上げていかなきゃいけないっていう。麻優さんが相手だとしても、『自分がマリーゴールドを引っ張っていかなきゃ』という思いがあるので。麻優さんだけじゃないマリーゴールドというものもお客さんに伝えたいです。
カク さっき雑談で、MIRAI選手が「私、60キロないから調整すればスーパーフライに出れなくも!?」って。
弓月 すごい!! そんなことがあったらスーパーフライが盛り上がります。団体内だけじゃなくて他団体の選手からも言ってくれる人がいる。自分的にはスーパーフライっていう、このベルトに興味を持つ人がたくさん出てくる中で防衛記録を重ねて、誰も越せないものにしていきたいと思ってます。
インタビュー 弓月「スーパーフライも負けてられない。麻優さんとの試合で他の試合を食っちゃいますよ」

カク マユコールの中で闘うことになるかもしれませんが、それでもビクトリア弓月選手を応援するファンの方にひとこといただけますでしょうか。
弓月 お客さんの中では『岩谷勝つでしょ』というものがあると思うんですけど、そういう想像を私が必ず超えるので。それを有言実行できるのがビクトリア弓月です。自分を応援してくれるファンもそうだし、麻優さんのファンも自分の味方につけれるように、自分が麻優さんから必ず勝って言葉を現実にしていきます。
カク この1年間でフィニッシュのバリエーションも広がりました。
弓月 麻優さんが知らない技もいっぱいありますから。
カク 後楽園大会(高橋奈七永vs.岩谷麻優)でのセコンドは志願したんですか。

弓月 「つきます」とは言いました。麻優さんの最初の試合っていうのもあって、つきたい気持ちはあった。迎え入れるのは私が最初っていう思いがあって。
カク 迎え入れる(セコンド)のも対戦相手(王座戦相手)も独り占めじゃないですか。
弓月 私が行かないといけないでしょう。
カク 楽しみにしております。奈七永選手引退試合、ワールドと目白押しの中で。
弓月 スーパーフライも負けてられない。麻優さんとの試合で他の試合を食っちゃいますよ。ただ(岩谷への声援が予想されるので)他団体に出たときのアウェー感を感じるくらいのものにはなるかも。それに、ちょっと気まずいのが“技が似ている”こと(笑)。気づいたら麻優さんと似てるなぁと。でも麻優さんが来たからこそ自分っていうものをより確立しなきゃいけない。それを強く感じるようになりました。
カク キャリアの年数的にはそんなに焦ることもないはずですが。
弓月 マリーゴールドでの状況だったり、ベルト獲得だったりがなかったらもっとゆっくり構えていたかもしれないですね。「若手」らしく。
カク 私が言うのも変ですが、いい感じじゃないですか。強気でグイグイ路線と、ときどき田中きずな選手とのアイドル路線があって。

弓月 そのとき「私はまだ1年半、2年目のレスラー」って思い出すんです。詩美さんと組んだりすると、詩美さんのことも尊敬しているからプレッシャーもあるし。きいたんと組んだら気持ちがホッとするところがあるというか、そっちはそっちで自分を出せるというか(笑)。
カク どっちも楽しめる役得というか。
弓月 どっちも楽しいんですけど、それぞれの楽しみ方があるんですよ。マリーゴールドに来てよかったなと思っているんです。でも、マリーゴールドの団体自体の成長スピードというか、時が流れるのが早すぎちゃって。追いつけているのかなって。
カク いえいえ大丈夫です。
弓月 自分の中ではもう何年もやってるような団体に思えちゃって。まだ1年ってことにびっくりしちゃって。でも、私が大会ベストバウトを獲って、1周年大会の主役になります。
(全対戦カード)5月24日(土)国立代々木競技場第二体育館
マリーゴールド1周年記念&高橋奈七永引退記念大会~Marigold SHINE FOREVER 2025 A Glorious Celebration
2025年5月24日(土)国立代々木競技場第二体育館 2:30PM
※レッスルユニバースPPVで独占生中継
PPV情報
・通常価格 4,400円
・レッスルユニバース会員 3,200円
<第1試合/心希デビュー戦>
心希 vs 桜井麻衣
<第2試合/8人タッグマッチ>
ちゃんよた&山中絵里奈&咲村良子&橘渚
vs
野崎渚&松井珠紗&CHIAKI&メガトン
<第3試合/天麗皇希復帰戦>
天麗皇希&田中きずなvs 後藤智香&勇気みなみ
<第4試合/団体対抗戦5対5イルミネーションマッチ>
翔月なつみ&石川奈青&ハミングバード&瀬戸レア&南小桃 vs 川畑梨瑚&Maria&宝山愛&暁千華&彩芽蒼空
<第5試合/団体対抗戦>
山岡聖怜 vs 彩羽匠
<第6試合/スーパーフライ級選手権試合>
〈王者〉ビクトリア弓月vs 〈挑戦者〉岩谷麻優
※ビクトリア弓月は4度目の防衛戦

<第7試合/マリーゴールド・ワールド選手権試合>
〈王者〉林下詩美 vs 〈挑戦者〉MIRAI
※林下詩美は3度目の防衛戦

<第8試合/高橋奈七永引退試合〜forever Passion〜>
高橋奈七永 vs 青野未来


















