ゴチカ熟考ムムム 後藤智香「強さを手に入れたい」1・3大田区で林下詩美戦
チャンスのたびに大きな声援を浴びるものの、アクトレス出身マリーゴールド旗揚げメンバーで唯一の“無冠”。2026年こそ飛躍すべく、後藤智香は林下詩美戦を志願した。課題を真正面から熟考したゴチカは、決意を込めつつ前を向く。
(18日の記者会見後、カクトウログによる取材)
パワーファイター対決前のヒップサイズ前哨戦が会見で…ゴチカ想定外の4センチ差敗退
18日、マリーゴールドが『Marigold First dream2026』1・3大田区総合体育館大会に向けての記者会見を行い、YouTubeで無料配信された。
<第4試合/シングルマッチ>
林下詩美vs 後藤智香
前回の林下戦(173センチ65キロ)から現在(173センチ83キロ)への成長を主張するゴチカ。すると林下は「スタミナ落ちて、パワーがついたわけでもない。変わんない人っているんだな。何も変わってない」と酷評する。さらにはヒップサイズ測定対決に持ち込み、110センチのゴチカに対して林下は114センチと判明。ゴチカは机を叩いて悔しがるが、林下は「自慢のでっかいケツも私には勝てない」と追い打ちだ。


会見後にインタビューとなる。
カクトウログ 今、ロッシー小川さんの囲み会見があったんですが。
後藤智香 (食いぎみに)ゴチカの名前は出ましたか?
カク 2026年からの「マリーゴールドの1つの躍進のカギを握るのは、(天麗)皇希とゴチカの成長が大きい」と。
後藤 (ひっくり返りぎみの声で)ハイッ。
カク 直接言われたりもすることもあるんですか。
後藤 それが…人づてにはたくさんお聞きしてます。直接は言ってくれない。言ってはくれないけど、そのプレッシャーの圧っていうのは日々、毎試合、自分のカードだったりで感じてはいます。シングルで
高橋奈七永さん
松本浩代さん
天麗皇希(初代GHC女子)
桜井麻衣さん(第2代UN)
Sareeeさん(大物S)
青野未来さん(第3代ワールド/ノンタイトル)
ともさせていただいて…チャンスはすごくたくさんいただいていたのに、それに答えることができていなかったっていうのも事実。だからこそ、残り年内そして来年、頑張らなきゃいけないなって思ってます。
カク 会見では林下詩美選手とのヒップサイズ対決にまさかの敗北でした。
後藤 想定外です!! いや詩美さんのお尻ももちろん大きいなって思っていたんですけど、まさか。自分のビッグヒップは個性だと思っていたのに、それさえも林下詩美に負ける。この4センチは大きくできる(追いつける)と思います。自分のケツトレーニングで。試合当日また測りたいです。

カク 林下選手からは会見で「スタミナ落ちて、パワーがついたわけでもない。変わんない人っているんだな。何も変わってない」とのコメントを食らってしまいました。
後藤 グウの音も出ないじゃないですけど、本当にそれを自分が感じている部分ではあったし。体を大きくしたことが武器だっていうのも『大きくなった』からそれに“乗せた”っていうところも正直ある。でも詩美さんが「パワーが」って言ってましたけど、自分のラリアットの威力っていうのは絶対に増してるはず。ジャイアントスイングも安定して自分が軸で回れるようになったし。プラスなことも絶対にあるはずです。

カク 自分なりにはパワーアップしている。
後藤 はい。だからこそ今、この自分のパワーをマリーゴールドで一番のパワーと思う詩美さんにぶつけさせていただきたいなって思いました。大田区大会でも試合数が限られている中でシングルマッチをさせていただけるっていうのも、本当にありがたいこと。チャンスをいただけたっていうことを自信に変えて挑みたいと思います。
カク 10月に両国で対戦したSareee選手からも「後藤智香、圧倒的に足りないのはスタミナ その差が、勝負の差になる でも、努力で埋められない壁はない 誕生日おめでとう」との言葉がありました。
後藤 みなさんにそうアドバイスをいただいて本当にありがたいんです。いつも切れているわけではけっしてないんですが、どんな試合であっても切れさせないのがプロレスラーの強さに違いないんで。
カク 先日の新宿FACEでツインスター戦があったじゃないですか。後で映像でも観たんですが、コメントでみんな『ゴチカの攻めは説得力がある』って書き込んでまして。
後藤 そうですか? だといいんですが、どんな試合でも、あるいは先輩レスラーから見てもスタミナ、パワーで一目置かれるようにならないと。それがプロレスラーとして『伝わる』ということになると思うんで。小川さんにそれこそ言われるのは『でかいだけじゃ本当に木偶の坊だから、本当にどうにかしてほしい』みたいなのは直接(笑)。
カク どうにかしてほしいとは手厳しい。
後藤 ムムム…でも、どうにかするのがゴチカです。『でかいから説得力ある』ってところに甘えるんじゃなくて、『あのゴチカのチョークスラムの高さはヤバい』とも言われるようにしなきゃと。ゴトーン、ジャイアントスイング含めて磨きをかけるというのは、私の大きな軸にしていかなければと思っているんです。見た目はそのまま破壊力にもなるんで。
『自分自身に必死』なところから脱却できるくらいの、受けられる体づくり、受け身の技術も“強さ”
カク トレーニングとしての課題感はどう感じられているんでしょうか。
後藤 基礎的、初歩的な体幹だったり。でかくなったぶんだけのパワーをつけて誰にも文句を言わせないところを目指しています。
カク 近藤修司コーチにそうした方向性を相談することもありますか。
後藤 近藤さんにはラリアットを本当に教えていただいて。打ち方 、どうインパクトをつけるか、どう相手をなぎ倒すかっていうのをご指導いただいてます。『でかいからこそラリアットで1、2、3が取れるはずだ』と。ゴチカの練習不足な面をまだ近藤さんに認めていただけていないところはあるので、認めていただいたうえで「キングコングラリアット」に近づけるよう勉強したいです。
カク ラリアットも奥が深いですよね。
後藤 はい。打ったその瞬間に右足を出すのか左足を出すのか。それで違って見えてくるっていうのも近藤さんから学びました。詩美さん、未来さん、ボジラといった顔ぶれになるとラリアットの当たり合いのイメージもすごいじゃないですか。大きいからこそ、当たり合える、打ち勝てるはずなので。しっかりパワーをつけて。
カク 新宿大会のツインスター戦でもラリアットを繰り出していました。
後藤 気づかれたということですよね?
カク ・・・はい。
後藤 後で写真でもチェックして。自分で保存して研究してました(とスマホを指さす)。当たりも浅いし、自分が体を開いてしまって(顔も横を向いてしまった)。あとロープワークでのスピード不足は言われます。それで『遅い』『走れない』イコール『スタミナが切れてるのかな』みたいな。
カク 課題を考えて葛藤している後藤選手の様子がよくわかりました。今日の会見でも「やりたいこと、考えたいことがある」という言葉がありましたけれども。
後藤 自分もすぐ言葉にして、口だけだとか言われることもあるんですけど。でも言って行動を起こしてきた。けど、それが勝敗的にはどうかって言ったら、やっぱり負けてしまっていることの方が多いので。ちゃんと発言を言霊にする、有言実行する来年にしたい。

カク (聞き入る)
後藤 あともうひとつ私、第1試合が好きなんですよ。マリーゴールド見に行くぞって足を運んできていただいて、そこでゴチカ登場ってなって空気感をつくれるって思って。第1試合もメインも楽しい。第1試合が大事だとは先輩からも聞きます。
カク WWEのレッスルマニア2日目も、第1試合にイヨ・スカイ選手が登場してますからね。
後藤 世界共通なんですね。
カク 11月から12月にかけての首都圏2大会、連続でメイン出場ともなっています。試合後いずれも「強くなりたい」という言葉が出ていました。
(※インタビュー後の渋谷大会を含めると後藤は首都圏3大会連続メイン出場。11・17後楽園、12・10新宿、12・20渋谷)
後藤 やっぱり『負けない』っていうのもそうなんですけど、麻衣さんがよく言葉にされる『チャンピオンたるものは相手の良さを引き出した上で勝つ』というところもあります。チャンピオンの言葉なので、私が言うと生意気かもしれませんが、自分はどうだろうかと。『自分自身に必死』なところから脱却できるくらいの、受けられる体づくり、受け身の技術。『そんなに技を食らったのに』ってところから出る精神力込みの“強さ”があってこそ、『ゴチカが勝って当たり前だよな』って思わせられる。そういうのが“強さ”じゃないのかなって。
カク なるほど。
後藤 ファンに『負けてるゴチカ』っていう印象が強いんですよ。だから応援したくなる、応援しようって思わせてしまっているので。麻優さんがボロ雑巾になったとしても勝つじゃないですか。相手の技を受けて受けて受けて最後は勝つ。そんな強さを手に入れたいですね。
カク 手に入れるプロセスが楽しみです。
後藤 本当に1月3日が来年のゴチカを決めるじゃないですけど、自分にプレッシャーをかけて臨みます。勢いを超えたその先に行きたいです。

「ゴチカ」と呼ばれて愛され、グラビア出身ルックスと身長173センチが大きな魅力。マリーゴールドにおいてはグイグイ前に出るキャラクターで、開花が待望されている。冒頭に記したように、前団体アクトレスガールズ出身のマリーゴールド旗揚げ選手としてはベルトに唯一手が届いていない。だけれどもチャンスを与えられてきた。
記者が何より魅力的だと思うのは、団体発展に対して「このままでいいんだろうか」と危機感を感じ、勝手なほどに責任感を背負っているところだ。一般的にプロレスラーとしての地位を確立するには、試合結果というステップがもちろん必要ではあるだろう。だけれども、ゴチカは結果が出るまでジッとしていることをヨシとはしない。試合に対して真摯にも取り組むが、盛り上げられることは全部やる。
「ムードをつくる」と「空気を読まない」はいつの時代も紙一重であって、その突破力をゴチカは持っている。行動力・発信力に試合(ファイターとしてのパワー・スタミナ、自身の魅せ方)が追いついてきたとき、ゴチカはムードメーカーからモンスターとなる。
「この体格でトレーニングすればトップ入りは間違いない」という期待。「アピールに見合うだけの試合内容がない」というツッコミ。両方が降り注ぐゴチカの2026年は、あっちか、こっちか―――!?
(全対戦カード)Marigold First dream2026 1月3日(土)大田区総合体育館
■マリーゴールド
〜Marigold First dream2026〜
日時:1月3日(土)14:30
会場:東京・大田区総合体育館
PPVゲスト解説
池田レイラ 長与千種 NOSAWA論外
[マリーゴールド・『MARIGOLD First Dream 2026〜初夢〜』 | 生配信・見逃し配信 | WRESTLE UNIVERSE]
PPVチケット価格
【通常価格】4,400円(税込)
【UNIVERSE会員価格】3,600円(税込)
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<第1試合/ニューイヤー・ダッシュ>
山岡聖怜&心希&CoCo vs 田中きずな&南小桃&山﨑裕花

<第2試合/6人タッグマッチ>
天麗皇希&翔月なつみ&ハミングバード vs石川奈青&勇気みなみ&橘渚
※天麗皇希、翔月なつみは復帰戦

<第3試合/スペシャル・シングルマッチ>
メガトンvs 人気者K

<第4試合/シングルマッチ>
林下詩美vs 後藤智香

<第5試合/ツインスター選手権試合>
(王者チーム)松井珠紗&CHIAKI vs (挑戦者チーム)野崎渚&瀬戸レア
※松井&CHIAKIは3度目の防衛戦

<第6試合/ユナイテッド・ナショナル選手権試合>
(王者)ビクトリア弓月vs (挑戦者)越野SYOKO.
※弓月は3度目の防衛戦

<第7試合/GHC女子選手権試合>
(王者)彩羽匠 vs (挑戦者)岩谷麻優
※彩羽は5度目の防衛戦

<第8試合/マリーゴールド・ワールド選手権試合>
(王者)青野未来 vs (挑戦者)桜井麻衣
※青野は初防衛戦

















