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フジタ“Jr”ハヤトの試合出場に医師「1試合限定なら」ゴーサイン 将来的な復帰に向けて闘病生活へのパワーとなる試合を希望

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 29日、ガン闘病中のフジタ“Jr”ハヤトが10時間に及ぶ治療と検査を行い、医師からの試合出場ゴーサインを得た。

 詳細は週プロモバイル参照を。

 1試合限定、治療継続の条件付き。ハヤトは「(将来的な)復帰に向けて、闘病生活を乗り切るため、自分のパワーになるようにするための一線になると思う」とコメントを出している。

 もちろん「治療」という視点では身体的に試合をすることはマイナスになるわけで、前代未聞の挑戦にはなる。どこまでコンディションを整えられるかも未知数だ。それでも今後への強い意志を得ることをハヤトは選ぼうとしている。ファンの応援を受けつつ、ハヤトはプロレスで立ち上がるのだ。

 11月27日のみちのくプロレス『フジタJrハヤト支援大会~ハヤトエール~』新宿FACE大会より。

 27日、東京都・新宿FACEにてみちのくプロレス『フジタJrハヤト支援大会~ハヤトエール~』が行われた。

 フジタJrハヤトは、高校時代にレスリングの全国大会に出場し、みちのくプロレス入団後に山本”KID”徳郁に師事して総合格闘技も習得したハイブリッドな実力派レスラー。新日本プロレスのSUPER J-CUPやBEST OF THE SUPER Jr.に出場するなど他団体でも活躍しており、東北ローカル団体の選手ながらその知名度は高い。

 ハヤトは2017年から膝の靭帯完全断裂によりリハビリ生活を続けていたが、その最中でガン(脊髄腫瘍髄内腫瘍上衣腫)が発見されさらなる闘病生活を強いられることになった。

 昨年12月のみちのくプロレス後楽園ホール大会では、ハヤトがリングに上がって2019年6月の後楽園ホール大会での復帰を目指してリハビリを積んでいることを報告し「師匠がガンで亡くなったので、それも重なってちょっとすげー病みましたけど、師匠が出来なかったことを俺がちゃんとその想いを背負ってまたリングへ帰って来たいと思います」とファンへ決意を語っていたが、当大会にハヤトは選手として出場することはおろか抗癌剤治療による体調面の問題から会場に現れることも出来ない状態となっていた。

 しかし、この大会で挨拶に登場した新崎人生は「ハヤトの気持ちは折れていません!」と熱い気持ちを叫ぶとともに、ハヤトエールの開催を宣言。すべての試合はハヤトによるマッチメイクで行われることとなり、各団体からゆかりある選手たちが集結することになったこの大会には大きな注目が集まっていた。

 ハヤトは会場で観客と同じ目線で試合を観戦し、時には笑顔を、時には涙を見せながら全5試合を見守り、試合後にはリングに上がって出場選手たちと握手を交わした。

 そしてエンディングでマイクを取ったハヤトは「この3年間で手術もめっちゃして、神経にくっついてるものは残して腫瘍も取ったんですけど、その理由はただ一つ。俺は、このリングで試合がしたい!俺たちは皆さんに元気になってほしいからこのリングで戦ってるんで、この姿は、俺はホントはイヤです。ですから、試合をさせてください……!」と涙ながらに人生へ試合を直訴。そして「俺の相手は大変だろうけど、アイツならバチバチ来てくれるはず」と盟友・拳剛をいつかの復帰戦の相手に指名した。

 これに対して人生は「レスラーがこのリング上で殴られたり、蹴られたり、投げられたり、その痛みに耐えることが出来るのは、お客さんの声援があるからです。苦しい抗がん剤の治療や、ガンの痛みと、リングに上がることで戦えることがあるんだったら、その望みを叶えてあげたいと思います。リングに上がるためのモチベーションだったりとか、ガンが少しでも治療が前に進むのであればいいとは思います。復帰への気持ちが治療のモチベーションになっているなら、今それを奪うことは出来ない」と語り、主治医の許可を得ることを条件にこれを承諾した。

 バックステージに戻ったハヤトは「僕は、何回も言ってますけど、見る側は向いてないんですよ。今日はちっちゃい頃に戻って思い切り騒ごうかなと思っていたんですけど、始まったら始まったで、『うーん、俺はなんで見てんだ?』って思ったり。俺たちは戦って、『アイツ、ガンでも試合してんじゃん。じゃあ俺もなんか出来るかな』って思ってもらえるような人じゃないといけないので、今日はいつもと逆だなっていう。ファンの人達からパワーをもらうのは、俺らの仕事ではありえないことなんですよ。ただ、(元気を)たくさんもらって、それを返せるのは僕はリングで試合をすることだと思っているので、これだけ仲間もファンも待ってくれてますし、戻らないと」と胸の内を吐露。

 そして、「もうね、うんざりなんですよ。毎日毎日病院行って。ホントに。『そんな身体で試合しないで』っていう声も聞くけど、そういうのを全部受け止めて『やっぱハヤトはリングが似合うな』って思ってもらえるような試合がしたいです」と復帰への熱い気持ちを語った。

 そしてハヤトは、復帰について仲間や家族に不安をかけていることを懸念しつつも「ガンという大きいものに負けそうになるときってあるんですよ。でも、上から徳さん(山本“KID”徳郁さん)も見てるんで、そこの分も俺が倒したいなって思うし、戦うことも諦めないし、俺が倒さないで誰が倒すんだって。いいんじゃないですかね、戦いながら病気と向き合っていくのも。俺は生きるためにそうしたいから先生も説得するし、まだやらなきゃいけないことがあるんで、絶対死ねないし。だから戦います」と決意を示した。

 師匠・山本”KID”徳郁が果たせなかったガンの克服、そして復帰の日をハヤトが迎えられることを切に祈りたい。

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 観戦したWaKikO‏さんよりお借りした写真を少し(記事トップの写真も)。

 2006年12月の後楽園ホール大会でハヤトvs.柴田勝頼をボクは観戦したが、当時は柴田と実力差ありながらもハヤトにスピリットを感じたものだった。当時のハヤトのコメントをたどる。

・ 柴田勝頼、みちのくプロレスに立つ/12・17後楽園ホール プロレス-格闘技 カクトウログ

柴田「気持ちいいですね。昔の自分を思い出したような。(ハヤトは)何をしていいかわかんない、気持ちだけが体よりも先に出る。それが一番大事なことだと思う。痛みが伝わるプロレス。気持ちだと思うんで、これからは。今、(ハヤトと)やれてよかったと思う」

ハヤト「勉強になりました。自分の目指しているスタイルなんで。思ったままでした。すごい強かったです。蹴りも重たかったしもっと粘りたかったです」

 くしくも現在は2人とも長期欠場で闘っている。リングを離れつつも、プロレスラーであり続けている。

 
※17:05追記 ハヤト「応援シクヨロ!」舞台は12・13後楽園

 1日、新崎人生コミッショナーが週プロからの取材に応じ、フジタ“Jr”ハヤトの1試合限定復帰の舞台を12・13後楽園ホールとすることを明言した。拳剛との一騎打ちとなる。

■ みちのくプロレス2019年東京大会Vol.7〜前後不覚〜
日時:12月13日(金)18:30
会場:東京・後楽園ホール

【追加】

▼ハヤト1日限定復帰戦
フジタ“Jr”ハヤト
vs.
拳剛

【既報】

▼剣舞みちのくラストマッチ
MUSASHI
vs.
剣舞

▼「宇宙大戦争14〜小さな恋のロケットマンタロウのバカと雪の女王:ニュー・フェイト LAST BLOOD〜」
プリティ太田
孔2号
エルサ1号
シュワルツェネッガイナー
エルトン・ジョンランボー(C:シルベスタ・スタロウ)
vs.
XX
X
バラモンケイ
バラモンシュウ
ザ・グレート・サスケ

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