全日本プロレス

『ALL TOGETHER』に立つ王者は?　「永田vs.芦野」三冠ヘビー5・29後楽園

2023.05.08 7:50 pm

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　7日、全日本プロレスが『#ajpwチャンピオンカーニバル2023 優勝決定戦』大田区総合体育館大会を開催した。

▼大会結果

【カクトウログ】全日本5・7大田区。芦野「俺を皮切りにすべてのベルトを取り戻します!!」カーニバル制覇/童貞を殺すセーター佐藤光留が変態化してウナギに･･･!?/土井がジュニアV2青柳亮生名乗り/内藤が宮原とのタッグ戦を制すhttps://t.co/5IsYxi9feE #ajpwチャンピオンカーニバル2023 #ajpw pic.twitter.com/PDeT2N5zd0

— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) May 7, 2023

ウナギ・サヤカ「体中からおじさんの臭いがする」悲報と笑顔のGW締め
新日本とノアで3月以降王者交代、全日本は!?　芦野「永田裕志が俺とT-Hawkみたいな試合できるのかって」
（一部対戦カード）全日本プロレス #ajpwスーパーパワーシリーズ2023 5月29日（月）後楽園ホール

ウナギ・サヤカ「体中からおじさんの臭いがする」悲報と笑顔のGW締め

＜第3試合/スペシャル6人タッグマッチ　20分1本勝負＞
ウナギ・サヤカ　〇SAKI　ヨシタツ　
　10分44秒　ダイビングニードロップ→体固め
佐藤光留　●米山香織　優宇

「勝負服」での出陣を約束していたが･･･ヨシタツが「童貞を殺すセーター」、ウナギとSAKIは「コスチューム」が答え。

対する佐藤光留が「童貞を殺すセーター」で入る。

2枚重ね着、1枚を脱ぎつつ足で引っ掛けヨイショ。扱いに異様に慣れてる!?

ウナギ相手にバックを取るも密着ぶりがアヤシイ!?

グラウントで手は出さないが、全体重をかけて攻撃（!?）してみせた。

ウナギ「えっ、ナ、ナニコレ!?」

松風と共にあらん！で佐藤を制裁。

収まらず拙者、蒲焼き者で候。で畳みかけた。

しかしグラウンドに引きずり込まれるウナギ。

SAKIも犠牲に。

ウナギ「体中から、ちょっと、オジサンの臭いがするけど、これも代償ということで」

　前日6日のダブルヘッダーを含めてシングル連戦となり、苦戦も多かったウナギのGW。この日は仲間を得たタッグチームでイキイキと闘う。悲報と笑顔のゴールデンウィーク締め。さらには「すあま（諏訪魔）をやっつける資格を手に入れたってことだよね。すあまとやりたいヤツはいつでも言ってこい。全員、倒してやる。すあま、全日本プロレス、おまえらを査定してやるよ」と意気込んだ。

　菊タローのエロさとはまた違う佐藤流の直球型変態ぶり、嫌がり逃げ惑うウナギを楽しんだ大田区の観衆。老舗全日本のビッグマッチに彩りが添えられたのだった。

新日本とノアで3月以降王者交代、全日本は!?　芦野「永田裕志が俺とT-Hawkみたいな試合できるのかって」

＜第10試合/メインイベント　#ajpwチャンピオンカーニバル2023 優勝決定戦　時間無制限1本勝負＞
●[Aブロック1位]T-Hawk
　24分45秒　アンクルロック
〇[Bブロック1位]芦野祥太郎
※芦野がチャンピオン・カーニバル初優勝

ブロック1位同士の激突は実に見ごたえあり。ぶつかり合う音に歓声が呼応した。

最後の最後でアンクルロックがガッチリ。さらにグラウンドへと移行すると、T-Hawkはタップした。

芦野「チャンピオン・カーニバルは三冠への挑戦者決定戦じゃないです。必死にこの1ヵ月、俺たちは闘ってきたんですよ。1か月まるまる休んでた三冠チャンピオンとは違うんだよ」
永田「いま幸せの絶頂期らしいな。今が絶頂期ってことはお前の絶頂期はそこまでだ。ベルトはお前に渡さないよ」
芦野「今日は噛まなかったな。俺と試合したあと、何も喋れねえようにぶちのめす」

芦野「全日本プロレス、このチャンピオン・カーニバル、そして三冠のベルト、世界タッグも世界ジュニアも全て（団体の）外に出ている状態です。俺を皮切りに全てのベルトを取り戻します」

　芦野が“全ベルト流出”の窮地に立ち上がっての制覇となった。単に勝つだけではなく、新時代のぶつかり合いとでもいうべき試合内容を残してみせる。ぶつかったのは肉体だけではなく感情も確かに交錯した。諏訪魔、宮原健斗、青柳優馬といった主力顔ぶれに割って入る意欲がひとつの実績につながった。翌8日に5・29後楽園での三冠ヘビー級戦が決定したが、必ずや奪還してくれるに違いない。

　奪還して6・9新日本&全日本&ノア合同『ALL TOGETHER』両国大会に堂々と立ちたいところだろう。新日本では3月にSANADAが、全日本では4月にジェイク・リーが頂点王座を奪取している。全日本での三冠を芦野が奪取となれば、3団体“35歳以下”王者の揃い踏みが視野になる。