Sareee「思ったことしか言えなくて」 ブーイングと歓声の間の太陽神
6日、スターダムが『ミツカン「鍋THE WORLD」presents STARDOM TO THE WORLD』横浜武道館大会を開催した。
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ベストバウト投票アンケートの実施となります。6日、スターダムが『ミツカン「鍋THE WORLD」presents STARDOM TO THE WORLD』横浜武道館大会を開催しました。
(2025年9月10日(水)24時まで受付)
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“足りないピース”を求め合った!? Sareee「お前、最高だな」鈴季すず「お前みたいなやつ探してたわ」
「私は本物のプロレス継承」発言がスターダム否定と受け取られ、“ブーイング現象”が話題となっていたIWGP女子王者・Sareee。8月23日に初防衛した際には、鈴季すずに「おめー強いね、十分強い。お客さんもそれはわかってる。でもさあ!! お前『強い』だけなんだよ。強さ以外のものは持ってない。言葉のセンスもなければ面白くもない。そんなチャンピオンはいりませ~ん」と言い放たれる。
この図式の中でどんなSareee劇場が展開されるのか。そんな期待に膨らんだ横浜武道館では、まず5★STAR GP 2025表彰式(第1試合前)にSareeeが登場となる。小波との一戦が自リーグでのベストバウトを獲得。Sareeeは「これ選ばれたのって私が負けたからでしょ? よかったね。小波もスターダムファンも、よかったですね! この悔しさは、今日のIWGP戦で必ず晴らしてやるから。覚えとけよ?」とマイクだ。

気持ちよくブーイングする観客。メディアでのSareee発言を読む限り狙っているわけではなさそうだが、少しばかりの計算もあるのでは思うほどの切れ味もある。試合は第8、IWGP女子選手権試合を迎えた。
<第8試合/IWGP女子選手権試合>
《王者》○Sareee
22分33秒、リストクラッチ式裏投げ→片エビ固め
《挑戦者》●鈴季すず
※Sareeeが2度目の防衛に成功
島谷ひとみさんの『太陽神』に乗って、いつものようにSareeeが入場する。

Sareeeが鋭いキックを放てば、その威力にすずがニヤリ。溢れる感情が観客席を揺らす。

戦火は拡大し、すずのテキーラショット、Sareeeの裏投げへ。お互いが相手をしたたかに突き刺す。

Sareeeが「お前、最高だな!! こんなやりがいのあるレスラー、なかなか私には見つからないよ」とすると、すずは「お前みたいなやつ探してたわ。スターダムに来て、いろんなやつと試合したけど、お前みたいな野蛮なやつはいない」。

団体やユニットを変遷してきたすず。それはこの試合のためだったのではないかと思うほど、すず最高級の傑作試合となる。意地悪さも技の威力も最高潮で、結果としてSareeeをも輝かせてみせた。
表彰式ではSareeeにブーイングが飛ぶも、試合ではSareeeのロープ際攻撃に発生した程度。これが『試合内容とマイクがSareeeへのブーイングを終わらせた』とも感じられ、観客は大いなる満足に浸った。一見すると、否定していたスターダムをSareeeが認め、すずもSareeeを認めた試合。
それでいて言葉通りに受け取ると、Sareeeもすずも、この試合での対戦相手以外の現在のスターダム勢を否定しているようでもある。実際には、Sareeeとすずが現在“足りないピース”を求め合った試合だったのかもしれない。
Sareee「なかなか私には見つからないよ」。すず「お前みたいな野蛮なやつはいない」。ましてやSareeeは、自らの発言の起点について「私はさ、本当にまっすぐに素直に思ったことしか言えなくて」と強調していた。ブーイング現象を語るなら、そこまで掘り下げたくなる。実に語りがいのある試合が、横浜のIWGP女子選手権試合だったように思う。
(大会結果)スターダム ミツカン「鍋THE WORLD」presents STARDOM TO THE WORLD 9月6日(土)横浜武道館
■スターダム ミツカン「鍋THE WORLD」presents STARDOM TO THE WORLD
日時:9月6日(土)16:00
※第0試合開始15:15
※第0試合終了後、5★STAR GP 表彰式
会場:神奈川・横浜武道館 観衆1814人(満員/主催者発表)
<第0試合/3WAYバトル>
〇梨杏
5分1秒、ハナグルマ
●フキゲンです★
※もう1人は鉄アキラ
<5★STAR GP 2025表彰式>
Sareee「これ(vs.小波が自リーグベストバウトに)選ばれたのって私が負けたからでしょ? よかったね。小波もスターダムファンも、よかったですね! この悔しさは、今日のIWGP戦で必ず晴らしてやるから。覚えとけよ?」
<第1試合/シングルマッチ>
●儛島エマ
8分38秒、Pink?Devil→体固め
〇吏南
<第2試合/タッグマッチ>
〇HANAKO&月山和香
8分26秒、JPコースター→エビ固め
●さくらあや&古沢稀杏
<第3試合/タッグマッチ>
〇星来芽依&ダーク・シルエタ
9分43秒、チェックメイト
●水森由菜&玖麗さやか
<第4試合/6人タッグマッチ>
山下りな&●青木いつ希&ボジラ
10分14秒、テキーラサンライズ
〇渡辺桃&小波&稲葉あずさ
<第5試合/8人タッグマッチ>
羽南&飯田沙耶&●向後桃&姫ゆりあ
10分26秒、変形ジャックハマー→片エビ固め
鹿島沙希&〇妃南&八神蘭奈&虎龍清花
<第6試合/4WAYタッグバトル>
○壮麗亜美&レディ・C
6分25秒、雷の如く→片エビ固め
AZM&●天咲光由
※もう二組は、葉月&コグマ、なつぽい&安納サオリ
<第7試合/スペシャルシングルマッチ>
○刀羅ナツコ
12分43秒、デスバレーボム→片エビ固め
●尾崎魔弓
<第8試合/IWGP女子選手権試合>
《王者》○Sareee
22分33秒、リストクラッチ式裏投げ→片エビ固め
《挑戦者》●鈴季すず
※Sareeeが2度目の防衛に成功
(マイク)
Sareee「私はさ、本当にまっすぐに素直に思ったことしか言えなくて、うまく伝わらなかったり、いろいろあるかもしれないけど。そんな私だからこそ鈴季すずに言わせてもらうわ。お前、最高だな!! こんなやりがいのあるレスラー、なかなか私には見つからないよ。お前とはもっともっと刺激し合って闘っていきたいと思ってる。うちらの中にあるリアルな感情を、このリングで剥き出しにしていこうよ」
すず「Sareee、上手なマイクできるじゃ~ん!! お前、やっぱつえーよ、強い、ありがとう。あたしさ、お前みたいなやつ探してたわ。スターダムに来て、いろんなやつと試合したけど、お前みたいな野蛮なやつはいないからさ、また絶対やろう。出直してくるわ、ありがとう」
Sareee「IWGP女子のベルトはスターダムの選手だけじゃなくて、もっともっと世界中の選手たちとやっていきたいです。このベルトは世界に通用するベルトだって私は思います」
<第9試合/ワンダー・オブ・スターダム選手権試合>
《王者》○スターライト・キッド
21分15秒、黒虎脚殺
《挑戦者》●稲葉ともか
※キッドが6度目の防衛に成功
(マイク)
キッド「これが今の私とともかの差だよ! 厳しいでしょ、スターダム。でも稲葉ともかはまだまだ強くなれるよね?」
稲葉ともか「悔しい。けどなんでだろう…めちゃくちゃ楽しかった。私は諦めないよ。必ずスターライト・キッドを超える! でも今日はありがとう、キッちゃん」
キッド「他団体選手との防衛戦は初めてでした。でもスターダムを背負ってワンダーのベルト守り抜きました!(中略)スターライト・キッド、デビュー10周年大会決定! ワンダーチャンピオンのまま最高の10周年を迎えたいと思いますので、みなさんチケット買う準備しておいてくださいよ!」
<第10試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
《王者》○上谷沙弥
22分34秒、旋回式スタークラッシャー→片エビ固め
《挑戦者》●ビー・プレストリー
※上谷が、5度目の防衛に成功
上谷が「お前が一番しょっぱい」とビーに憎まれ口を叩くが、ビーは「スターダムは私のホーム」。上谷との闘いに手応えを感じていた。そこに入ってきたのがAZM「ファイブスター(5☆STAR GP)で負けたこと覚えてる? 十分資格あるよね」。ワールド挑戦を宣言すると、上谷は「お前のベルト(STRONG)を懸けるなら」と条件を出す。これにAZMが呼応し、9・27後楽園ホール大会での二冠戦が決定した。
(マイク)
AZM「5★STAR GPで、AZMに負けたこと覚えてる? その赤いベルト挑戦しに来たんだけど、十分資格あるよね?」
上谷「お前さ、ベルト持ってるよねもう1つ。あの紫のベルト。お前がそのベルト懸けるなら挑戦受けてやるよ」
上谷「ビビって逃げんじゃねぇぞ?AZMパ…」
AZM「あんまり調子乗んなよ」
上谷「しもべたちよ! 沙弥様が二冠王になってお前らの見たことない景色を見せてやるから、お前ら沙弥様から目を離すなよ!」
(バックステージ)
上谷「9月27後楽園ホールでAZMとワールドとSTRONGのベルト2冠戦決定。あのベルトがどんなベルトなのか沙弥様は知ったこっちゃないけど、沙弥様は今”栄光”を必要としてるんだよ。沙弥様の野望”プロレス大賞のMVP”。AZMには沙弥様の踏み台になってもらうよ」















