桜井麻衣「家族みたいな…くっついたり離れたり」マリーゴールド大田区総括
23日、マリーゴールドが2周年記念大会となる『MARIGOLD SHINE FOREVER 2026~A Glorious Celebration~』EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)大会を開催した。
(参考05/23大会リアルタイム速報:【カクトウログ】マリーゴールド5・23大田区総合体育館 旗揚げ2周年)
■MARIGOLD SHINE FOREVER 2026~A Glorious Celebration~
〜マリーゴールド2周年記念〜
日時:5月23日(土)14:30
会場:EBARA WAVE アリーナおおた 観衆1230人(主催者発表)
※WRESTLE UNIVERSEで生配信
<第7試合/2周年記念スペシャル6人タッグマッチ>
青野未来&○桜井麻衣&MIRAI (25分18秒、ランニング・パワーボム→エビ固め)林下詩美●&彩羽匠&マディ・モーガン
林下がマリーゴールド退団にあたりラストマッチとなった大田区大会。メイン後に様々な思いが去来したバックステージをふり返る。半年ぶりに出場となったMIRAIが「家族みたい」と『ただいま』すれば、去る立場の林下も「本当に家族みたいな、家みたいなところですね、マリーゴールドって」とさびしがった。桜井は「家族みたいな…くっついたり離れたりのマリーゴールドなんですけど、きょうはすごい助っ人が来てくれて勝てた」とし、林下ラストと自身の勝利に感慨だ。
林下退団に欠場者続出が重なった逆風ともなる。それでもロッシー小川代表は「なにも悲観することはなかったです。選手がいる限り」と前を向いている。
(林下詩美バックステージ)



林下「マリーゴールドで過ごした2年間、本当にいろんなことがありました。でも確かに言えるのは、私はこのマリーゴールドにいた2年間で本当に幸せな時間を過ごしました。みんなにはいつも幸せをいただいてばかりでなんですが、最後まで自分のわがままで退団をさせていただいて。自分にこれからできる恩返しは、退団したあとの私、林下詩美が最高に輝いてプロレス界でトップになることだと思っています。マリーゴールドの林下詩美、応援ありがとうございました。今後の林下詩美もどうぞ応援よろしくお願いします。そして3年目のマリーゴールドもみんなが輝かしてくれると思っています。林下詩美もマリーゴールドも応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」
ちょっと目に涙も浮かんでますが、率直な気持ちは。
林下「退団を決めたのは自分なんですが、とってもわがままだと思いますけど、すごくさびしいです。ただみんなと、でも、いつか会えると思っています。今日はいったんのお別れ。すごくさびしいですが、私はまた一から頑張りたいと思っています」
今後に関して言えること。
林下「みなさん気になる、私の今後。いま私が言えることは『楽しみにしていてください』それだけです」
MIRAI選手がこうして帰ってきてあたたかく迎えられたのを見て、少し安心した部分などは。
林下「そうですね。MIRAIが言ってたみたいに、本当に家族みたいな、家みたいなところですね、マリーゴールドって。こうやってまた、私も『ただいま』しに帰ってくる可能性もなくはないんだなって、MIRAIを見てそう思わせてもらいました。だからいつか…わかんないけどね、『ただいま』って言いに来る日があるかもしれないなと思いました」
ファンに言い残したことはあるか。
林下「日頃からみなさんに愛はお伝えさせていただいてるんですけど、自分の今後のことですごくね、もしかしたら人によって裏切られたと思う方もいたかもしれないし、応援してくれてる方もいるかもしれないですが、引退するわけではないので、私が生きているうちは、プロレスラーのうちは、あきれず見守ってほしいなと思います」
しばらく休まれるのか、すぐ動かれますか。
林下「そうですね。こう見えてけっこう首もボロボロです。ちょっと治療が必要な場所があります。とりあえずまずは治療が目標です。あれ? 小川さんは」
ここでロッシー小川代表を林下が呼び寄せる。
林下「小川さーん、小川さーん。ありがとうございました」小川代表に林下がハグ。
小川「重いよ、受け止められないよ(とおどける)。元気でやってください」
林下「ありがとうございました」
小川「また…違うとこで会いましょう」2人は握手。

林下「はい。いまも昔も変わらず大好きです。ありがとうございました(涙ぐむ)」
小川代表が引き揚げる。
林下「ということで、しばらくは親離れ。私が入門してから約8年、親のそば(小川さんの元)でがんばらせていただきましたが、いったん親離れして、林下詩美、独り立ちしてがんばりたいと思います。ありがとうございました。もう(質問は)いいですね(と報道陣の笑いを取る)」
(桜井麻衣、MIRAI、青野未来バックステージ)

桜井麻衣「マリーゴールド2周年記念大会、勝ちましたー!! ありがとうございました、きょうは」とやりとりしているとMIRAIと頭をぶつけてしまい笑い。
MIRAI「ありがとうございました」
桜井「家族みたいな…くっついたり離れたりのマリーゴールドなんですけど、きょうはすごい助っ人が来てくれて勝てたと思ってます」
MIRAI「まさかここで一緒に闘えるとは思わなかったので、すごい嬉しいです。家族みたい。でも自分は、いまはまた新しい家族のところにいるので。でもきょういっぱい刺激をもらって、もっともっと刺激を与えられる存在になれるように、新しい家族のもとで修行をします。でもまた『ただいま』させてください。じゃあ自分はちょっと詩美さんにお話がありまして。では向かいまーす。詩美さ~ん(と退席)」
青野未来「2周年記念大会ということで、ビッグマッチでメインが6人タッグっていうのはたぶん初めてだったと思います。でもこうしてスペシャルなゲスト、MIRAIが来てくれたり、対抗戦もやった、マーベラスの彩羽匠選手も来てくれて、そしてマディ・モーガン、この間、タイトル戦でしたけど、このメンバーで試合ができてよかったなという気持ちもあります。林下詩美が旅立つということは、本当にマリーゴールドにとっては、とってもとっても大きな…大きな穴になってしまうかもしれないけど、穴にはさせません。私は本当に詩美からプロレスの素晴らしさ、そしてやりがい、たくさん学んだので。これからは林下詩美がいなくても、マリーゴールドには素敵な選手、まだまだたくさんいます。そして、私は桜井麻衣と、私たちがマリーゴールドを引っ張っていきたいと思ってます。また、きっと組むこともあるだろうけど、でも闘うこともこれから多くなると思うし、私たちがマリーゴールド、もっともっと上に連れていきましょう」
桜井「マリーゴールドを最初、旗揚げメンバー7人だと私は思ってたんですね。すごい本当に心細かった中に未来さんが来てくれて、たくさんのメンバーが急に増えて13人で旗揚げスタートして、最初はこんな先輩たちが一気に、この2年間で抜けるっていうこと、まったく想像してなく、私はプロレスを楽しくつづけていたんですけど。なんかそんなことも言ってられないぐらい上の立場になってきて。でもやっぱり自分の叶えたい夢、ここに来たことはてっぺんを獲ることなので、やっぱり未来さんの持つことベルト、まだ私は諦めてないですし、未来さんと私、麻優さんもいますし、弓月もいますし、みんなで引っ張ってマリーゴールドをもっともっと盛り上げていきたいと思っています。そして詩美さんの穴、そうですね、誰かがいなくなったりとか、誰かが欠場してるときっていうのはマイナスに捉えがちだと思うんですけど、これは誰かが上がってくるっていう私はチャンスだと思うので、そのチャンスだと思って這い上がれる心の強い選手がマリーゴールドにたくさんいることを私は期待していますし、自分もその穴を自分が勝ち取る思いでがんばっていきたいと思います。そして、詩美さんには本当にこの2年間で、たくさんの、前の団体にいたときとはくらべものにならないぐらい距離感が近くなり、お話することも多くて、お互いのことを本当によく知れたなって思って。思い出もたくさんありますし、そういう相手ときょうラストの試合に相手、やらせていただいたこと、本当に光栄ですし。でもこれが最後じゃなくてプロレスってなにがあるかわからないので、またどこかで出会ってリングの上で闘えるように自分ががんばりたいと思います。マリーゴールド2周年、3年目、未来さんがんばっていきましょう」
青野「はい、がんばろう」
桜井選手はスターダムから来た選手を送り出す試合にずっと出ている。
桜井「やっぱりその相手が、その日が決まった瞬間から、私はあのその試合のことを毎日考えてて。本当にこうピリピリしちゃう毎日を送ってるんですけど。でもそれぐらい前団体から来たメンバーというのは、覚悟してここに来た、強い思いがある、絆もあったので。やっぱりそのラストの試合に自分が立たせていただくことは光栄ですし、記憶に残る、お客さんにもそうですし、相手にも記憶に残る。こいつと闘ってよかったって思われるような、そんな試合をしたいという強い思いを込めて、自分は毎度闘わせていただいていまして。でもこれからは、いまここにいる選手とそういう関係性をつくっていかなければいけないし、いきたいなと思ってます」
青野選手が試合を通じて詩美選手に伝えたかったこと。
青野「自分はマリーゴードまかせてほしいという思いで、詩美とたくさん闘ってきて、詩美から獲ったベルトですし、詩美がマリーゴールドを心配になることなく、むしろマリーゴールドすごいなと届かせられるように、自分がマリーゴールド守っていくっていう気持ちを詩美に伝えたつもりです」

(ロッシー小川代表総括)

ロッシー小川代表「2周年興行なんですけど、実際3年目スタートだと思うんで。ラストマッチっていうのがテーマじゃなかったので、その次に進むための試合だったんで。まあ選手たちはいろんな思いあると思うんで。ラストマッチみたいになってしまいましたけど、来る者は拒まず、去る者は追わずという。もうどんどん先を見てね。後楽園ホールとかビッグマッチとか苦戦はしてますけど、これを撤退してしまったら、もうできないと思います。やってる中でどうまた盛り返していくのかが一番大事です。だからどんな声を聞こうとやりつづけるしかないんですよ。やりつづければどうにかなる、そういう信念。きょうはね、何度も言いますけど欠場者もいるし、次の8月も大田区であるんですけど、そこでは復活する人がいますんで、そこからじゃないですかね。だから、楽観的とか言われるかもしれないですけど、なにも悲観することはなかったです。選手がいる限り。20人くらいいますから」
若い選手同士の力のぶつかり合いが目立った。
小川代表「それがまだね、1、2年目ばっかりなので。それが3年、5年と重ねていくと、もうちょっとなじみが出てきたり浸透してくるんじゃないかなと。まだ浸透してないです。でもそれをつくり出すのがまた面白さ。既成の選手でまわすだけでは面白くないですよ。やっぱりそういう新しい芽を育てていくことが面白いんで、最大の喜びであり」
逆にダンプ松本さんからメッセージがありましたが。

小川代表「困ったメッセージでした。みんな流血させられちゅうと困っちゃう。まあでもね、ダンプって(ダンプが言ったように)『戦友』なんで。お互い歳取ったけど、まだこの業界でがんばってるっていうところはまあ大事かな。過去はふり返らない。でも過去は大事にして、なんていうんですか、歴史は大事にしたいと思います。人の気持ちってね、どんどん変わるんですよ。だから『前あんなこと言ったんじゃないの』って言われても変わらない人がおかしいわけで。日々変わっていくんですよ。MIRAIだって辞めるときはどうなるかなと思ったけど、戻ってくれば歓迎するし、そういうものなんですよ」















