上谷沙弥「私の生きる場所はスターダム」 リングこそテレビ露出の震源地
12月29日、スターダムが『STARDOM DREAM QUEENDOM 2025』両国国技館大会を開催した。熱闘5時間興行を現地写真とともにふり返る。
■スターダム
JR東海 推し旅 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2025
日時:12月29日(月)17:00
※第0試合開始 16:30
会場:両国国技館 観衆6563人(札止め/主催者発表)
[PPV購入:スターダムオフィシャルファンクラブ「My STARDOM」]
4,400円(税込)※別途システム手数料220円
視聴チケット販売期間
2025年12月24日(水)12:00 ~ 2026年1月4日(日)19:00
アーカイブ期間
2026年1月4日(日)23:59 まで
(ベストバウト投票で年越し)あなたがよかったと思った試合は?
ベストバウト投票アンケートの実施となります。29日、スターダムが『STARDOM DREAM QUEENDOM 2025』両国国技館大会を開催しました。
(2026年1月7日(水)24時まで受付)
※1端末から1回有効。やり直しは可。複数回投票の場合は最新回分の選択肢・コメントに上書きされます。
会場組も視聴組も、よかった試合・選手をポチッと称えるまでが観戦です。多くのご参加をお待ちしております。
フワちゃん「本業として向き合う」再デビュー。入場テーマ曲で『反省反省精進精進』
SNSでお笑いタレントやす子さんへの不適切投稿を反省し、2024年8月に「この度の件の責任の重さを考え、一つの区切りとして、しばらくの間、芸能活動をお休みさせていただくことにしました」と、芸能活動の休止を発表したフワちゃん。発表は「反省して、精進します」と締められてから約1年半。活動の拠点をプロレスに移す“再デビュー”戦となる。
<第0試合/タッグマッチ>
浜辺纏 ●金屋あんね
10分46秒 逆エビ固め
〇儛島エマ 古沢稀杏
浜辺・金屋・儛島・古沢が持てる力をぶつけあった第0試合。金屋が悔しさをにじませた。

くりぃむしちゅー有田哲平さんが解説を務める。「後輩(フワちゃん)がご迷惑を…スターダムに上げていただきありがとうございます」。大会前に見どころが語られた。

<第1試合/タッグマッチ>
朱里 ●稲葉ともか(JTO)
12分42秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
〇スターライト・キッド AZM
ここまでがYouTube無料ライブ配信。きらびやかに稲葉ともか、スターライト・キッドが入場する。


<第2試合/年忘れスターダムランブル>
ビー・プレストリー
向後桃
姫ゆりあ
水森由菜
鹿島沙希
壮麗亜美
妃南
レディ・C
八神蘭奈
虎龍清花
月山和香
梨杏
星来芽依
●天咲光由
鉄アキラ
コグマ
〇吏南
稲葉あずさ(JTO)
フキゲンです★
オリンピア
愛川ゆず季
※36分35秒、Pink♥Devil→片エビ固め
【退場順】
[1]梨杏(鉄アキラ、ハーフハッチスープレックスホールド)
[2]鉄アキラ(稲葉あずさ、チョロりんっ!(仮))
[3]稲葉あずさ(コグマ、120%スクールボーイ)
[4]コグマ(八神蘭奈、横入り式エビ固め)
[5]八神蘭奈(水森由菜、スーパーガール)
[6]虎龍清花(オリンピア、オーバーザトップロープ)
[7]向後桃(壮麗亜美&レディ・C、オーバーザトップロープ)
[8]、[9]星来芽依、水森由菜(フキゲンです★、ダブルフォール)
[10]フキゲンです★(ビー・プレストリー、ファルコンアロー→片エビ固め)
[11]月山和香(オリンピア、オーバーザトップロープ)
[12]、[13]壮麗亜美&オリンピア(レディ・C、オーバーザトップロープ)
[14]レディ・C(鹿島沙希、起死回生)
[15]鹿島沙希(妃南、外道クラッチ)
[16]ビー・プレストリー(吏南、オーバーザトップロープ)
[17]姫ゆりあ(愛川ゆず季、タイガースープレックスホールド)
[18]愛川ゆず季(吏南&妃南&天咲光由、オーバーザトップロープ)
[19]妃南(天咲光由、天橋立)
[20]天咲(吏南、Pink❤︎Devil→片エビ固め)
元祖グラドルレスラー“ゆずポン”こと愛川ゆず季がサプライズ登場。2020年にスターダム10周年記念両国大会で一夜限りの登場を果たしていたが、産後8か月(現在は2児の母)でリングインだ。

代名詞的な技としてのかかと落としを含むキックバリエーションも健在。2026年1月21日に後楽園ホールで行われる旗揚げ15周年にも出場するとし、グラドル出身レスラー“後輩”の姫ゆりあを対戦相手に指名した。

<第3試合/8人タッグマッチ>
△舞華 メーガン・ベーン ジーナ HANAKO
16分27秒 両者リングアウト
△鈴季すず ボジラ 山下りな 青木いつ希
海外マットでのメーガンとボジラのぶつかり合いが輸入され、長身同士の絡みに両国が沸いた。復帰したばかりの舞華もMi Vida Loca勢に対処し、引き分けながら納得度抜群の試合内容となる。

<第4試合/フワちゃん再デビュー戦>
●フワちゃん
11分33秒、ダイビングセントーン→片エビ固め
〇葉月
フワちゃん入場曲作らせて頂きました‼️新たな門出にお力添えできて大変光栄に思います。試合が進むにつれて四方からの老若男女の声援が大きなうねりになっていく様、ほんまスターやと思いました。お互い精進精進していきましょう👍 https://t.co/Vrpy1W2nUD
— ピアノ男 Piaman (@pianoid) December 31, 2025
入場テーマ曲で『反省反省精進精進』連呼。覚悟ともネタとも取れるチョイスではあったが、フワちゃんの表情は気合い十分。

卍固め、場外弾、閃光弾を繰り出したばかりか、葉月からの技への対処も唸らせる動きあり。


バックステージでは「大好きなプロレスに、本当にこれを本業として向き合っていきたい」とのコメントを出している。

(バックステージ=公式)
葉月「今日、プロレスラーフワちゃん、新しい夢の始まりがスタートしたね。どうだった?」
フワちゃん「本当に痛くて苦しくて過酷でした。超痛かったです、体中…。師匠、すごかった。鬼とは聞いてたけど、本当の鬼師匠。すごい苦しい闘いでしたけど、苦しいけど、本当にやりながらスローモーションに見えるぐらい、ずっと続いてほしいくらい楽しい試合で。やっぱりここから始まっていくんだなって思いが。勝てるぞ、勝てるぞって最後まで信じてるっていう。葉月さんから教わった覚悟だけを持って闘ってきました。やっぱり向かってくる葉月さんが本当に鬼だけど大好きで、そんな大好きな葉月さんとこうして私の再デビュー戦を飾れたことが、本当に本当にこれから先、死ぬまで、一生の宝物になったと思います。もうこれが再デビューなら、私は自信を持って、これから堂々とプロレスラーとしてデビューできるなって、あらためて自信になった一戦でした。本当にありがとうございました」
葉月「ありがとうございました。こちらこそ。再デビューの相手に選んでくれて、そっからね、たくさん練習もしたし、フワちゃんなりにいろんなことで悩んだと思うけど、プロレスラーになったらもっともっと悩むことも、くじけることも、でもその分楽しいこともあると思う。プロレスラーフワちゃんはまだまだこれから夢がいっぱいあると思う。だから自分の手でしっかりその夢を掴みにいってほしいし、リング上でも言ってたけど、ウチのいつかライバルになるんでしょ? そのためにはメチャクチャ訓練して強くなって!」
フワちゃん「はい! やっぱり元々テレビに出てたっていうこともあって、口だけが達者なところがあって。本当に口だけでこうやって終わらせないで、『アイツ言うことは一人前だな』って、やっぱりなると思うんですよ、いまのままだと。今日のデビュー戦に向けても本当にしっかり覚悟持ってやってきたのは本当だし、しっかり頑張ってきた努力も本物だけど、ここから先、それができるかどうかは自分次第だと思います。師匠の葉月さんが面倒見てくれたのは、ここから。ここからは自分の足で進んでいかなきゃいけないと思うので、またね、口だけベラベラにならないようにしっかり体、心、頭、全部。本当にもう、しっかり責任感を持ってプロレスをやっていきたいな。大好きなプロレスに、本当にこれを本業として向き合っていきたいので、葉月さん、これからもどうぞよろしくお願いします」
葉月「こちらこそ、よろしくお願いします」
フワちゃん「またボコボコにしてください!」
葉月「いつでも!」
<第5試合>
●なつぽい
18分20秒、リストクラッチ式裏投げ→片エビ固め
〇Sareee
Sareeeがエグい釜固め、なつぽいは噛みつきで抵抗。耐えながらも、なつぽいが攻める、攻める、攻める。Sareeeの裏投げ4発はなつぽいがカウント2で返しどよめくが、最終的にはSareeeがリストクラッチ式裏投げで勝利を飾った。

Sareeeはマイクなし、反発するなつぽいを抱きしめた。2人の絆だからこその、胸が締め付けられるハードマッチとなる。

“闘い”をもってプロレス大賞MVPイヤー証明。勝負所での反則なしでゴッデス・ワンダー・ワールド防衛
ノアのOZAWAが「テレビに出ただけのやつに(プロレス大賞MVPを)取られるプロレス界」とネタに。もちろんリスペクトあればこそだが、MVPイヤーエンドはあらためてのスターダムからのアンサーとなった。“闘い”をもってプロレス大賞MVPイヤー証明だ。
<第6試合/ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
[第36代王者組]刀羅ナツコ 〇琉悪夏
19分58秒、ダルマ式ジャーマンスープレックスホールド
[挑戦者組]●さくらあや 玖麗さやか
※刀羅&琉悪夏が3度目の防衛に成功
他団体出撃を含むここのところの経験値をさくららが発揮。連係も駆使し、王者組に肉薄する。

ヒールながら正攻法に徹した王者組。琉悪夏のダルマ式のブリッジの完成度を見よ。

<第7試合/ワンダー・オブ・スターダム選手権試合>
[第25代王者]〇小波
20分34秒、ファイナルランサー
[挑戦者]●飯田沙耶
※小波が初防衛に成功
飯田は顔面ペイントを施す。飯田の気迫を、小波が正確な技で空回りさせる。初防衛の小波は「正攻法で勝った。どんな気分だ?」。飯田は「すがすがしい。こっちに来ないか」と完全燃焼を告げた。

年忘れスターダムランブルを制した吏南がリングイン。吏南「挑戦させろクソアニキ!!」。
小波「オネエサンだろうが!!」。

<第8試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
[第20代王者]〇上谷沙弥
22分40秒、旋回式スタークラッシャー→片エビ固め
[挑戦者]●安納サオリ
※上谷が8度目の防衛に成功


チェーンを上谷が持ち出した場外戦などヒールファイトは限られた場面にとどまる。安納は場外戦で逆転した後に、ねちっこい攻めで上谷を追い込んだ。

打撃合戦で上谷の腕の筋肉が浮き立つ。安納はノーガード戦法で立ち向かう。

安納に打撃で反撃され、上谷が鼻血をにじませた。

終わってみれば上谷も勝負所での反則なし。ほぼ正攻法でH.A.T.E.がラスト3試合を勝利締め。スターライト・キッドが対戦を迫り、次回ビッグマッチでの受諾を上谷が返事。

オーラス上谷は「私の生きる場所はスターダム」と高らかにマイク。言わずとも、スターダムのリングこそテレビ露出の震源地である。

(バックステージ=公式)
上谷のコメント
「サオリよ! 沙弥様のこのかわいい顔をボコボコにしやがってムカつくな、コノヤロー! なんか途中でちょっと記憶が飛んで、全然わからないけど、でもいま、手元に赤いベルトがある。この1年間、本当にいろんなことがあって、毎日気が狂いそうで、逃げ出したいこともいっぱいあったけど…。自分から逃げなかったし、プロレスと毎日毎日、向き合い続けた。だからこそ誰も手に入れられないモノを入れられたと思うし、私はまだまだこれからもプロレスのために生きる! そして、スターダムのリングで黒く光輝き続ける! 来年もまだオマエらが見たことないとこまで連れてってやるから、全員、沙弥様に付いて来いよ、以上!」
安納のコメント
「この闘いを続けていくなかで、私はいつの間にかどんどんワールドのベルトが欲しくなってきて。上谷と闘った体で感じて、対話するなかで上谷のことたくさん知ったし、上谷が背負ってるものやったり、人を引き付ける魅力やったり、私にはないものをたくさん持ってる、あの子は! 私は、あの子にはなれない。あの子みたいなやり方はできひん。でも、私は私のやり方でプロレスを届けたい。私は…無愛想かもしれへん。ファンサービスもしいひん、笑顔も振りまかへん、手も振らへん。だけど、プロレスが大好き。これからも闘い続けるし、リングに立ち続ける。だからこれからも見ていてください。私はあきらめないから」

















