【結果】スターダム2・7大阪ベストバウト/上谷沙弥vs.キッドに団体が声明
当サイトで実施の大会ベストバウト投票に多くの投票ご参加をありがとうございました。(大会当日~2026/1/12実施)
※記事アイコン写真は上谷沙弥vs.スターライト・キッド前哨戦1・31後楽園。
スターダム2・7エディオンアリーナ大阪 大会ベストバウトは?
▼スターダム2・7エディオンアリーナ大阪
(ベストバウト投票 117人参加)
1位:上谷沙弥vs.スターライト・キッド ワールド
2位:対抗戦 E neXus V vs.Mi Vida Loca
(大会満足度 98人参加)
三ツ星評価 2.45
1位
<第8試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
《王者》○上谷沙弥(27分26秒、旋回式スタークラッシャー→片エビ固め)《挑戦者》●スターライト・キッド
※上谷が9度目の防衛に成功。玖麗さやかが挑戦表明
2位
<第5試合/ユニット対抗戦 E neXus V vs Mi Vida Loca/シングルマッチ団体勝ち抜き戦>
鈴季すず&山下りな&青木いつ希&○鉄アキラ(大将戦の結果によりMi Vida Locaの勝利)舞華&HANAKO&ジーナ&月山和香&●梨杏
団体とレスラーが同じ方向を向いてこそ…「競技」と「攻めの美学」の間で生まれた壮絶バウト
1位
<第8試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
《王者》○上谷沙弥(27分26秒、旋回式スタークラッシャー→片エビ固め)《挑戦者》●スターライト・キッド
※上谷が9度目の防衛に成功。玖麗さやかが挑戦表明
【2.7大阪PPV生配信‼】
上谷沙弥「一瞬でも、もしかしたら無理なのかもって思った自分が情けないわ。でも、赤いベルトに懸ける気持ちは誰にも負けないから。今、立っているのはこの私だ!!」 pic.twitter.com/lmKPi4nfOs
— STARDOM WORLD (@stardomworld) February 7, 2026
【2.7大阪大会試合後コメント】
SLK「プロレスは何があるか分からない。上谷は強かった。 でも正直、あんな形で私がベルトを獲っても、スターダム、そしてプロレス界の顔にはなれなかったと思う。
全力で戦ったけど、届かなかった。上谷があんな形になっても、届かなかった。… pic.twitter.com/38M6B0kNlT— STARDOM WORLD (@stardomworld) February 7, 2026
試合が終盤に差し掛かるかに思えたとき、キッドのダイビング弾を上谷が下からドロップキックで迎撃する。直後に上谷がうずくまり、レフェリーがタイムストップ。キッドは「前もこんなことあっただろ」と、上谷の“負傷したフリ”を警戒する。
上谷に対してドクターが入り、右手指の脱臼への整復が行われ、レフェリーが状況をアナウンスして試合再開だ。タイムストップを挟んで試合はトーンダウンするかと思いきや、逆にデッドヒート。キッドが追い込んだが、上谷が30分タイムアップ直前の旋回式スタークラッシャーで決着をつけた。
上谷が「一瞬でも、もしかしたら無理なのかもって思った自分が情けないわ。でも、赤いベルトに懸ける気持ちは誰にも負けないから。今、立っているのはこの私だ!!」と胸を張る。キッドは「正直、あんな形で私がベルトを獲っても、スターダム、そしてプロレス界の顔にはなれなかったと思う。全力で闘ったけど、届かなかった。上谷があんな形になっても、届かなかった」と吐露した。
タイムストップ時間帯相当で上谷が立てなかったとしたら負けは当然であるし、試合再開後にキッドが指を攻めれば(ギブアップもしくはレフェリーストップで)キッド勝利となった可能性が高い。だけれども、上谷はドクターやレフェリーの判断を得つつもあきらめず。対するキッドも上谷の“前科”から気を抜かず、同時に「あんな形で私がベルトを獲っても(中略)全力で闘った」とふり返った。
完全に「競技」とは言えないところがありつつも「(負傷箇所は攻めない)攻めの美学」により試合が続行。そして大阪ファンを魅了した、再現不可能な壮絶バウトとなる。このグレーな闘いにファンとして、否定するのも肯定するのも、失望するのも胸を張るのも、自由なのだ。ただ、プロレスという世界観が短い時間に凝縮していたことは間違いない。記者の元にも「いい試合だった」という声が複数届いた。
ひとつ補足するなら、この日にワールド初挑戦となったキッドの姿勢だ。うずくまった憎き上谷への断固たる構え、リング内外において立ち技・グラウンド技を問わない説得力ある攻撃。勝てなかったじゃないかと言われればそれまでだが、一つひとつの大会を通じてレスラー像を積み上げ、努力の末に体格差をハンデにしないメインをつくり上げたのだ。スターダムにはスターライト・キッドがいる。
[2026/02/09 2・7大阪大会のワールド王座戦について]
[2026/02/12 上谷沙弥選手欠場のお知らせ]
記者としては、今回の「競技」と「攻めの美学」の間で生まれた壮絶バウトは、ファンの中で語り合うことがプロレスという思いがあった。とはいえ、団体側からすると見過ごせない声もあったのだろう。9日にはスターダムが「2・7大阪大会のワールド王座戦について」なる声明を出す。試合続行に至ったプロセスが公開されたが、改めて団体とレスラーが同じ方向を向いたメインだったのだと思えた。
スターダムと同じブシロード内、同会場での2・11新日本プロレスでは辻陽太がこのようにマイクをする場面があった。
辻「オイ、ブシロード! 俺たちレスラーはな、カードゲームのカードじゃねぇんだよ。俺たちはな、このリングで命を懸けて闘ってるんだ。このベルトの重みが分かるか? このベルトはな、ここで闘う全レスラーの覚悟と命の代償なんだ。俺はこの団体が好きだ。新日本が好きなんだ。だから、だから、同じ方向を向いてくれ」
“それ”だけでビジネスの盛衰が決まるわけではないが、団体とレスラーの関係についていろいろ考えさせられた飛び石連休だった。
2026年のベストバウト&大会満足度投票結果一覧
当サイトにおける2026年のベストバウト&大会満足度投票は新日本・ノア・スターダム・マリーゴールドの「頂点ベルト王座戦」開催ありの「ビッグマッチ(後楽園ホール規模以下は除く)」で実施します。
※団体対抗戦等は例外的に実施する場合あり
※都合により実施しない場合あり
▼ノア1・1日本武道館
(ベストバウト投票 174人参加)
1位:高橋ヒロムvs.AMAKUSA GHCジュニア
2位:Yoshiki Inamura vsOZAWA GHCヘビー
(大会満足度 137人参加)
三ツ星評価 1.53
▼マリーゴールド1・3大田区総合体育館
(ベストバウト投票 145人参加)
1位:彩羽匠vs.岩谷麻優 GHC女子
2位:メガトンvs 人気者K
(大会満足度 334人参加)
三ツ星評価 0.85
▼新日本プロレス1・4東京ドーム
(ベストバウト投票 248人参加)
1位:棚橋弘至vs.オカダ・カズチカ 棚橋引退試合
2位:ウルフアロンvs.EVIL NEVER無差別級
(大会満足度 228人参加)
三ツ星評価 2.55
▼スターダム2・7エディオンアリーナ大阪
(ベストバウト投票 117人参加)
1位:上谷沙弥vs.スターライト・キッド ワールド
2位:対抗戦 E neXus V vs.Mi Vida Loca
(大会満足度 98人参加)
三ツ星評価 2.45















