岩谷麻優の涙にイヨ・スカイ「コメント全部吹っ飛んだ」 前日会見全文
感情というナマモノが想定を上書きする、それは記者会見においても例外ではなく。対戦相手のイヨ・スカイが会見場に姿を現せば、岩谷麻優は「泣いちゃいました」。イヨも「かっこいいコメント、いっぱい用意してきたんですけど…全部吹っ飛んじゃいましたね」と脱帽だ。
それでも岩谷はイヨにとって「200% のイヨ・スカイが出てくる」相手。イヨは岩谷からすれば「自分の中に秘めてたものを爆発できる」相手だとした。25日、都内でマリーゴールド10・26両国国技館大会メインカード記者会見が行われた。
元ゴングの大川昇カメラマンより会見ショットをお借りした。高校生時に大川カメラマンと出会ったイヨは4月、インスタグラムで「厳しくも愛情たっぷりに、大切に私のことを立派なSuper Starまで育ててくれた、Mentorであり間違いなく私のParentsです」と綴っている。文字による記事だけでは希薄になってしまうため、イヨ&岩谷をサポートしている大川カメラマンだから捉えることができた2人の“気持ちの揺れ”とともにお届けしたい。
(写真 ©大川昇)
選手コメント 岩谷「『お姉ちゃん』であり尊敬していて本当に一番憧れている人…でも闘うからには、この気持ちは今日で捨てます」
ロッシー小川代表 いよいよ明日に迫りました、マリーゴールド年間最大のイベント、両国大会なんですけども。今回全 9 試合、 1 試合目から 9試合目まで最高のカードが揃ったと思います。本日はですね、メインカードの会見ということで。私はこのカードに対する思いは結構ありまして、もう今からそうですね、10 年前ですかね。以前の団体が一番大変な時期にこの 2人が頑張ってくれまして。そこで名勝負を何度も行ってもらいまして。おそらく私が思うに、今年の女子プロレスの最大のカードだと思ってます。2人の現在のいろんな立ち位置とか、いろんなものを考えると、一番いい状態で 2人が 試合をすると思ってます。
<第9試合/The Dream Destiny>
岩谷麻優 vsイヨ・スカイ(WWE)
※7年半ぶり8度目の対戦、過去はイヨが紫雷イオとして3勝2敗2引き分け

岩谷麻優 はい、みなさんこんばんは。プロレス界のアイコン岩谷麻優です。イヨさんお久しぶりです。あ~、何だろう。このカードが決まって、すごく緊張感とか懐かしさとか嬉しさとか…いろんな感情が入りまじって、すごく不安な毎日を過ごしたりしてたんですけど、今日、久しぶりにイヨさんと会って、自分はどんな感じになるんだろうなって。イヨさんの入場曲が流れて登場した瞬間に、泣いちゃいました(笑)。ああダメだね、こんなこんなつもりじゃないし。まさか泣くとは思わなかったけど、イヨさんとは本当にいろんな思い出があります。デビューして何もできなくて本当にポンコツだった自分をプロレスラーとして成長させてくれたのはイヨさんだし。サンダーロックとして、自分がプロレスの楽しさとか厳しさとか、人間っていいなって思わさせてくれたのもイヨさんし、本当に『お姉ちゃん』です、自分にとって。大好きでプロレスラーとしても尊敬していて本当に一番憧れている人です。でも闘うからには、この気持ちは今日で捨てます。イヨさんは世界でトップになったかもしれないですけど、私は日本の女子プロレスを守ってきた。そう思ってます。イヨさんが知らなかった、この7年半の自分を、ちゃんと味わってください。その上でイヨさん、私が勝ちます。両国、いよいよ明日ですけども、よろしくお願いします。


イヨ・スカイ まいったなって感じですね(笑)。イヨ・スカイ、WWEスーパースターとして、ここマリーゴールドの記者会見に馳せ参じさせていただきました。WWEからやって来ましたイヨ・スカイです。WWEの代表というか、もう今、肩書きとしてはスーパースターとして毎日やらせてもらってるんですけど。心の中で、イヨ・スカイとしてかっこいいコメント、いっぱい用意してきたんですけどね。何だろう…全部吹っ飛んじゃいましたね(笑)。やっぱ麻優、泣いちゃうんだ。
岩谷 泣いちゃいましたね。

イヨ 泣いちゃったね。で、泣いちゃった麻優を見ると笑っちゃうんだよね。びっくりしました。私もずっとアメリカに渡って、アメリカWWEという世界中の強豪が切磋琢磨してる地で。自分の名を上げるんだって、もう毎日毎日、精神と体を擦切らせながらトップまで登り詰めていった中で、安心できる場所みたいなものはもうほぼなかったんですよ。それが麻優の涙、この私を見るあたたかい目線を見て、本当に懐かしい気持ちになりました。この気持ちは本当に、久しぶりすぎます。そして中央にはロッシー小川さんがいて。ああ、もう10年前に気持ちが戻ったみたいです。アメリカに渡ってからは、こんな気持ちには本当にならなかったです。2018年から今この瞬間、7年間以上の時を経て、あったかい気持ちになりました。妹みたいなかわいいかわいい麻優の姿を見て、私も心がほころんだんですけど、やっぱり麻優も成長したんだなって最後に思ったのは、私の目を見つめて噛みながらもイヨさんから勝ちますと、力強い言葉を私に投げかけてきました。日本を背負ってきた、成長した岩谷麻優。そして世界のトップを走り続けてきたイヨ・スカイ。この2人の本当の至高の闘いが明日、実現します。もうまさにこのマッチアップが奇跡ですね。これを実現できたこと、そしてそれを明日味わえること、心の底から嬉しく思います。みなさんも楽しみにしていてください。私も心からこの試合を楽しみます。

質疑応答 イヨ「リア・リプリー、ビアンカ・ベレア、岩谷麻優と当たるときは、120%、130%、200% のイヨ・スカイが出てくる」
(東京スポーツ)ハードスケジュールを乗り越えても今回の一戦に臨む理由、覚悟を伺えたらと思います。
イヨ 私、アメリカでのショーももちろん毎週、WWEのRAWのテレビも毎週ありますし、この日本にやってくる直前はオーストラリアでクラウンジュエルスっていう大きなPPVの大会を終えまして。さらにWWE日本公演もあって。またアメリカにも戻ってRAWに出演して、今を迎えてるっていう形なんですけど。WWEの中でもPPVにも出さしてもらってるぐらい、ありがたいことに本当の女子の選手戦線のトップの方で、先頭切って今やらせていただいてるんですね。ASUKAさんだったりカイリ・セインだったり。女子選手みんななんですけど、本当のメインストーリーに含まれてて、リア・リプリーといった強豪と一緒に名を連ねてる。多忙な状況なんですけど、その中で日本のマリーゴールドに限らず、日本とか海外のプロモーションの団体に出ることって、体力的にも怪我のリスク的にも、正直、出ないことの方が安全ではあるんですよ。なので昨年このマリーゴールド両国大会に出た時点で、私はもうこれが最初で最後になるかもしれないなって。WWEの選手と日本のプロモーションで試合ができるなんて、最初で最後かもしれないっていう気持ちで林下詩美選手と試合をさせていただいたんですけど。2年連続出れることになるとは思っても見なかったんですね。それをなぜ決断したかっていうのは、もう対戦相手が岩谷麻優だから。岩谷麻優がいる、岩谷麻優とリングで触れ合うことができる。もうそのためにはどんな過密スケジュールを押してでも、自分は今やらないと多分、本当にこの次のタイミングが巡ってこないかもしれないと思って受けさせていただきました。

(フリー)岩谷選手に質問なんですけれども、まず1つは前回の試合のときにちょっと気になさってた(足首の)経過、コンディションの状況と。あともう1つ、いざこう顔を合わせてみて、気持ちの切り替えっていうのはいつごろ、こうスイッチが入りそうですか。
岩谷 まずは足の状態なんですけど、全然あの、大丈夫です。もうやるしかないし。メンタルが万全なので、今もう、足のちょっとした怪我なんかも全然大丈夫です。もうやってやります。もうイヨさんに対する闘うぞっていう気持ちは、もう沸いてきました。もう沸いてます。最初はちょっと久しぶりに会ったっていうのと、プライベートで会うのと試合に関連して会うっていうのはちょっと違うから。混乱みたいな感じと懐かしさで泣いちゃったんですけど、もう会見が始まって今の気持ちは『絶対にこの人を倒す』っていう、その気持ちしかないです。気持ちは試合に向けて切り替わってます。
(フリーつづき)イヨ選手に質問なんですけども、去年の両国大会に出られたときに『日本じゃないと見せられない女子プロレスっていうのもある(WWEとは違う、日本ファン向けのスタイルで試合をしたことをコメントしていた)』ってことだったんですけども、今回はどんなイヨ・スカイを見れそうですか。
イヨ 日本じゃないと見せられないイヨ・スカイがある以前に、このカードに関しては、岩谷麻優とじゃないと見せられないイヨ・スカイがあるということを心に留めてもらえればいいなと思います。
(カクトウログ)先日コメントを出されていたときに、岩谷選手を含め、ビアンカ・ベレア選手、リア・リプリー選手という特別に感じられる選手がいるという言い方をされていました。特にこの3選手を中心に、違う部分を感じられるところを言葉として補足いただければ嬉しいです。
イヨ 本当に感覚の話などで、言葉として表現するのは難しい部分ではあるんですけれども。普通の試合だと100%のイヨ・スカイが出てくるところが、リア・リプリー、ビアンカ・ベレア、岩谷麻優と当たるときは、120%、130%、200% のイヨ・スカイが出てくるっていう感覚に近いですかね。
(カクトウログつづき)岩谷選手にとっても、自分のいつも以上のレベルを出せるっていう感覚はありますでしょうか。
イヨ あります、はい。今まで何試合シングルやったんだろう。7試合ぐらいやってると思うんですけど、本当に毎試合毎試合、自分の限界突破をしている試合ばっかりなので。こんなものを自分の中に秘めてたんだっていうのがすごく爆発できる相手なので。今回もそうなると思ってるし、今までのお互いが積み重ねてきたものが、その当時よりプラスされていると思うので、みんな期待してみてほしいなと思ってます。あと戦歴で言うとイヨさんの3勝2敗2引き分けなんですよね。この試合で五分五分に持っていって、次があるかわからないですけども、そのときには(勝利数で)越していきたいなと思ってます。


(PPV情報 / 全対戦カード)マリーゴールド Marigold GRAND DESTINY2025 10月26日(日)両国国技館
■マリーゴールド Marigold GRAND DESTINY2025
日時:10月26日(日)14:30
会場:東京・両国国技館
【タイムスケジュール等】
11:00 当日券販売開始
12:00 広場開場(チケットなしでも物販利用可)
13:00 エントランスホールFC先行物販(準備により早まる可能性あり)
13:15 通常開場
14:30 試合開始
※動画撮影、紙テープ、横断幕不可
全試合終了後
サイン会&ツーショット撮影会(所属全員)
20:00打ち上げパーティー(所属全員/チケット販売終了/入場受付19:45~)
※怪我、体調不良等により欠席の選手が出る場合あり
主な注意事項
・選手への差し入れは生もの手作りの品、選手が持ち帰りにくい品はご遠慮いただけますようお願い致します。
・サイン会対象商品はポートレート、Tシャツ、タオルとなっております。
・ツーショット撮影券(全選手共通)は、一枚2,000円で会場物販にて販売しております。
・(サイン会&ツーショット撮影会)会場利用時間の都合により、列の途中で打ち切る場合がございますのでご了承ください。
【当日券11:00販売開始】
・ロイヤルシート:売切
・Sシート:売切
・Aシート:売切
・枡席S:売切
・枡席A:¥11,000-
・枡席B:¥9,000-
・2階最前列:売切
・2階Aシート:¥8,000-
・2階Bシート:¥6,000-
・2階自由席(7列目~):¥4,000-
◆以上当日は各1,000円UP
・小中高生当日券(要身分証):¥2,000-
※受付にて下記画像提示で当日券価格から¥1,000-オフになります

【会場限定】
PPVを購入していただいた方限定で、
レッスルユニバースビジュアルミニポートレートを天麗皇希選手がプレゼント。
PPVを購入された方は、会場レッスルユニバースブースにお越しいただき、マイページの「購入済みのPPV動画」をスタッフにお見せください。
※予定枚数終了次第、配布終了となります。

【PPVチケット料金】
UNIVERSE会員価格:4,000円(税込)
無料会員価格:5,000円(税込)
[https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/ddLPiskNP8SDHcifB8b5WR?utm]
It’s Marigold Grand Destiny live on PPV October 26 from Ryogoku Sumo Hall!
Mayu Iwatani vs WWE Superstar Iyo Sky!
Utami Hayashishita vs Miku Aono for the Marigold World championship!
2:30PM JST🇯🇵
1:30AM Eastern🇺🇸
10:30PM Pacific (Oct 25)🇺🇸
5:30AM GMT🇬🇧
【14:00より見どころ~第2試合まで無料】
<第1試合/二世showdown>
田中きずなwith府川唯未 vs 心希with大向美智子
<第2試合/ガントレット・タッグマッチ>
出場チーム…石川奈青&ハミングバード、勇気みなみ&橘渚、南小桃&山﨑裕花、ちゃんよた&山中絵里奈、野崎渚&瀬戸レア、越野SYOKO.&当日発表
※通常のタッグマッチで勝ち残りルールで最後まで勝ち抜いたチームの勝利となる。通常のプロレスルールに加えオーバー・ザ・トップロープを採用。出場順は入場テーマ曲で判明します。
<第3試合/シングルマッチ>
メガトンvs 大物M
<第4試合/シングルマッチ>
後藤智香 vs 大物S
<第5試合/ツインスター選手権試合>
〈王者チーム〉川畑梨瑚&Maria vs
〈挑戦者チーム〉松井珠紗&CHIAKI
※王者チームのマゼンタは2度目の防衛戦
<第6試合/ザッツ・レスリング>
山岡聖怜 vs 橋本千紘(センダイガールズ)
<第7試合/ユナイテッド・ナショナル選手権試合>
〈王者〉桜井麻衣 vs 〈挑戦者〉ビクトリア弓月
※王者の桜井麻衣は7度目の防衛戦
<第8試合/マリーゴールド・ワールド選手権試合>
〈王者〉林下詩美 vs 〈挑戦者〉青野未来
※王者の林下詩美は5度目の防衛戦
<第9試合/The Dream Destiny>
岩谷麻優 vsイヨ・スカイ(WWE)
※7年半ぶり8度目の対戦、過去はイヨが紫雷イオとして3勝2敗2引き分け















