吉野正人「もっと上のステージに」 マリゴのクリエイティブスタッフに
マリーゴールドが30日、後楽園ホール大会にて団体旗揚げ3年目のクリエイティブスタッフを発表した。発表全文をまとめる。
近藤修司「新しいメンバーとは“出”が一緒なので」DRAGON GATEの盟友と再会
3年目のマリーゴールド
クリエイティブスタッフ
トータル・プロデューサー
ロッシー小川 総合管理
チーフコーチング・ディレクター
近藤修司 選手の技術向上
アシスタント・プロデューサー
風香 新人育成担当
(新任)
エージェント・ディレクター
吉野正人 試合内容の管理
プレーイング・コーチ
岩谷麻優 現役を兼ねた選手コーチ
(大会前会見=大会休憩明けに情報解禁)

小川代表「3年目に入りまして、リング上をさらに充実させたいと思いまして、スタッフを招聘しましてやっていきたいと思います」
近藤「私は2年目になりますんで、引き続き、心体ともに鍛え上げていこうと思っております。これから紹介されると思うんですが、新しいメンバーとは“出”が一緒なので、いろいろとプロレスの方向性は通じるところがあるかなと思っております。よろしくお願いします」
風香「8月からたくさん練習生が増えるので、気持ちをもう一度引き締めてがんばっていきたいと思います。キラキラしたデビュー戦をたくさん送り出せるようにがんばりたいと思いますので、3年目のマリーゴールドもよろしくお願いします」
吉野「はい、もう引退して5年経ちましたが、スピードスター吉野正人です。今回、小川社長からお話をいただきまして、エージェントという立場ですかね、という感じで契約させていただくことになりました。現役は21年やってきましたんで、私が培ってきたものを選手たちに伝えていければいいかなと思ってます。いまちらっとありましたけど、近ちゃんとはもうね、もうみなさんに言わなくてもわかるぐらいのもう長いつきあいがありますんで、また近ちゃんともこういう形で再会するっていうのも何かの縁だと思いますんで、はい。近ちゃんと、あと岩谷選手と風香さんとも連携しながらですね、最高のマリーゴールドをつくり上げていけるように、精いっぱいやらせていただきますので、みなさんよろしくお願いします」
岩谷「みなさんこんばんは。マリーゴールドの岩谷麻優です。えと、今回、プレーイング・コーチに就任させていただきました。近藤さんがいまメインで教えてくださっているものプラス、女子プロレスのよさを自分がちょっとでも教えられたらなと思ってます。これからいろいろ連携を取らさせていただきながら、自分が教わってきたとかをみんなに引き継いでもらえるようにがんばっていきたいと思っています。よろしくお願いします」
新しい体制をスタートさせようと思った理由は。
小川「やっぱりもっと試合内容を充実させるには1人や2人の力じゃなくて、例えばまあWWEとかね、そういうところはね、試合の数だけかかわる人がいるし。そういう規模ではないにしても、やっぱりもっとね充実したものを提供したいなっていう」
吉野さんのエージェントという役割は。
吉野「そうですね。技のアドバイスだったりとか、それぞれ選手ってやっぱりこう自分の中での試合の組み立てになると思うんですけど、どうしてもキャリアが浅い選手とかっていうのは、やっぱり経験がないから足りないところではあると思うんで。私でできるところは、そういうところもカバーしながら、本当にこのマリーゴールドがもっと女子プロレス界で上に行けるようなところまで引き上げたいなとはい思ってますんで。それぐらいの覚悟を持って私もここに来てます」
岩谷さんも現役とコーチと両方になりますが。
岩谷「自分も後輩に教えることによって得られるものとか、自分自身も成長できる機会になると思うので。何回か練習を見させてもらったんですけど、みんな飲み込み早いし、真剣に聞いてくれるっていうところもあるので、教えがいがありますよね。1からというか基礎の基礎からなので、本当に教えがいあるし、自分も昔こういう練習してたなとか思い出せるし、基礎を教えるためには自分も基礎をしっかりしてないといけないっていうのがあるので、よりプロレスの映像を見返すようになりました。『これはちゃんと自分の思ってるので合ってるよね』とか。近藤さんが教える、この男子の練習と女子の練習では取り方が違うとかもあるので、最初はちょっと混乱したんですけど、近藤さんの練習にも出させていただいて『こんなに違うんだ』っていうのをなんか1から自分も勉強になったので、大変ですよね、『なんか』しか言ってないけど(笑)。大変ですけど、自分の練習にもなるのでがんばろうと思ってます」
吉野さんは、この団体の伸びしろってどの辺りにあると。
吉野「そうですね。10代の選手もいますし、逆に年齢を重ねてても意外とキャリアが行ってなかったりとか。そういう選手もいますんで。僕、実は旗揚げ戦を見てるんですよ、マリーゴールドの。それこそ風香さんが呼んでくれて旗揚げ戦も見てるんですけど、旗揚げ戦見たときにすごく可能性っていうのも感じましたし、またそこからね、メンバーの入れ替わりとかもあって、若い選手も出てきて。それこそ心希選手とかもそうですし。可能性しかないというか、自分がここでやりがいがなかったらたぶん、お話しいただいてても、自分も引退してる身でもありますし、他で事業とかもやってたりするので、お断りしてたと思うんですね。でも旗揚げから見させてもらってで、(高橋)奈七永さんのラスト大阪とかも見させていただく機会があって、何か知らないですけど縁があるんですよね。これも本当にさっき近ちゃんが言ってた何かの縁っていうのはすごく大事と思うんで。やっぱりこの縁を大切に、このマリーゴールドの可能性を信じて、成長させていきたいなと」
(休憩時の発表)

小川代表「いつもマリーゴールドを応援していただいてありがとうございます(拍手)。このたびスピードスターがですね、マリーゴールドとエージェント契約を締結いたしました。マリーゴールドがさらに面白くなるように一緒にがんばっていきましょう(拍手)」
吉野「マリーゴールドファンのみなさんこんばんは!!(拍手) スピードスターが、このマリーゴールドのリングにやってきました!!(拍手) いま小川社長からもあったように、今回、エージェント契約ということで、このマリーゴールドにやってきたわけですけども。この団体はね、まだできて3年目。団体としても若い、選手もまだ10代の選手もいっぱいいて、まだまだこれから上り詰めていく段階です。ファンのみなさんと一緒に、このマリーゴールドを盛り上げていきたいと思います。みなさん、一緒に選手を、マリーゴールドを成長させませんか!!(歓声) このリングに来たからには、マリーゴールドをもっと上のステージに持っていくぞー!!(歓声) 小川社長、よろしくお願いします」
吉野正人は2021年に現役を引退している。2022年10月~2025年12月の期間、GLEATチャンピオンベルト管理委員会 G PROWRESTLING部門 コミッショナーを務めた。2024年7月には大阪・道頓堀のおむすび屋「銀シャリおむすびen」をオープンした。
近藤と吉野はDRAGON GATE時代の関係性があるが、その関係性からの声掛けではなく、進行していた話を近藤は追って聞いたものなのだという。近藤と談話したところによると「思考が一緒なので連携もできると思う」と展望を口にしていた。
なお、日本のプロレス団体が「クリエイティブスタッフ」というニュアンスで体制を発表することは珍しい。WWEで使われる表現であり、ストーリーを考える「クリエイティブ」と現場で形にする「プロデューサー(エージェント)」という役割分担がある。
これに対し、マリーゴールドでは道場での育成を含む意味合いで「クリエイティブスタッフ」と発表した。詳細は明かされないものの、道場中心でかかわるのが近藤・風香・岩谷なら、現場中心でかかわるのが小川代表・吉野となりそうだ。
外敵選手投入や話題性だけに頼るものでもなく、欠場選手の復帰待ちだけに陥ることなく、団体そのものが変化・チャレンジをしようとしている。スタッフ個々人の力量が問われながらも、チームにより解決するアプローチとなった。時間がかかるところもあるたろうが、マリーゴールドの今後に期待したいところだ。
















