青野未来「両国の主役は譲らない」 悔しさと嬉しさが交錯したDSGP
20日に閉幕した、マリーゴールド年間最大リーグ戦『DREAM✴STAR GP 2026』。青野未来の2連覇はかなわなかったが、その2日後には次なる闘いに向けて決起するかのようにファンと交流していた。ビッグマッチ10・24両国国技館大会も次月に控える。ワールド王者の胸の内は——!?
(22日、水道橋デポマートでの「FOTO LIBRE86」発売記念ち「青野未来サイン会&2ショット撮影会」時に独自取材)
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決勝トーナメントに活気「あれだけの熱狂で『マリーゴールド面白かった』っていう声」
カクトウログ 20日の準決勝、瀬戸レアの腕攻めにギブアップとなり、DREAM✴STAR GPは2連覇を逃す結果となりました。
<第5試合/決勝トーナメント準決勝>
○瀬戸レア
11分56秒、BORN THIS WAY
●青野未来

青野未来 本当に久しぶりのギブアップで(1年8か月ぶり。2025年1月3日、UN選手権、桜井麻衣戦以来)。痛かったです、もう。自分で後から映像も見たけど、けっこうやばかったですよね。肩外れそうだなと思って。しっかり痛みも残ってます、まだ。
カク 決め方がエグいというか。
青野 エグいですね。徹底的にやられちゃったので。最後逃げられないぐらいまで。あれだけ会場もレアコールで。もうレアを応援する流れになってたじゃないですか。あれをつくったのってやっぱりレアだと思うし。すごいなって思いました。
カク シリーズを通じてあらためて、彼女のスタイルが磨かれ、そして浸透したところもあったのかと思います。
青野 確かにそうですね。積み上げてきたものだと思います。(松井珠紗&CHIAKI&瀬戸レアが)3Dトリオスのベルトを獲ったところぐらいから勢いが増していましたし。しかも今回、反則とかなかったんですよ。普通に真っ向勝負で。
カク よけいにへこみますね。
青野 そうですね…。
カク 2戦目に山﨑裕花選手に敗れ、最終日にレア選手。新しい世代に痛い目にあったところも。
青野 ありますよ。私もこのままじゃダメだなと。自分が『高い壁になりたい』っていつも言ってるので、まだまだ強くならなきゃなっていうのを改めて思い知らされました。
カク ご自身が2連覇できなかったことは残念なんですけど、順当に青野未来vs.岩谷麻優が実現していたときにあの盛り上がりがあっただろうかと思えるほどの沸き方が20日の後楽園には感じられました。
青野 いや、そうなんですよね。自分のことだけを考えたら、やっぱり悔しさはすごいある。でもあれだけ盛り上がって、最後の決勝もあの若い2人でやって。あれだけの熱狂で『マリーゴールド面白かった』っていう声もすごく聞いて。そこは嬉しさもあるし、団体としてこれからにも期待してもらえるだろうしっていうところでは、自分のことを置いといたら、もうすごく嬉しいです。これから楽しみだなって自分自身も思えるし、両国に向けてもいい材料になりました。
カク しばらく欠場選手・退団選手といった“悪い材料”ばかりが多かったんですが、反対のいいものを積み重ねればいい反応につながる。プロレスは難しいけれども素晴らしいとも思えました。
青野 そうですね、確かに、確かに。いろいろあったんですが、プロレスでちゃんとみんなを盛り上げて、ファンの人も一緒にあれだけ歓声上げてくれてっていうところが嬉しいですよね。
防衛ロードは「本当は制覇して逆指名したかったんですけど…戦況を見ながら定めていこうと」
カク シリーズ中には『(制覇すれば)やりたいことがある』とおっしゃられていました。
青野 そうですね、やりたいことはありますね。プロレスラーとして自分がもっと上に行くために、まだまだだと思ってるので。
カク コロナ渦以降の女子プロレス界に1つの法則を感じるんですが、団体頂点ベルトの防衛ロード2巡目というのは本当に難しい。年間を通じた防衛を2度やることは至難の業です。他選手からすると『自分も早く戴冠したい』というところがあるでしょうが、それ以上に『どうやって2巡目に相当する活躍をするのか』というのはプレッシャーなのではないか、と勝手に思っています。
青野 もちろんありますね。それに私の場合は、欠場者が多い時期に、チャンピオンとして自分が引っ張っていけるのかっていうプレッシャーもありましたし、いまでも自分がトップっていうところは常にプレッシャーです。
カク 防衛ロードとしては、団体内で言うと、ビクトリア弓月選手、瀬戸レア選手、山﨑裕花選手、松井珠紗選手が候補となってきそうです。
青野 弓月とレアはユナイテッド、松井はスーパーフライを見ているところはあるんじゃないですかね。あとワールド挑戦資格については『団体のトップになるっていう覚悟があるかどうか』じゃないですか。なので挑戦者は手探り中で、本当は制覇して逆指名したかったんですけど。そのプランは戦況を見ながら定めていこうと思います。
カク 10・24両国国技館大会に向けての抱負を教えてください。
青野 両国国技館という場所は、私は最初に白を獲って、2回目に赤で、次が3回目。本当に特別な場所になっているので、最後にリングに立ちたい(メインの勝者になりたい)。自分にとってのどんな“挑戦”が待っているかが楽しみです。
カク 以前に『両国に住みたい』とおっしゃってましたね。
青野 あっ、言ってました~(笑)。両国の主役は譲るつもりはありません。それに、単に防衛したいわけでもない。DREAM✴STAR GPは弓月の欠場明け制覇、レアの急成長という2人の物語にもっていかれましたが、両国では“私の物語”に期待してください。
マリーゴールド10月の後楽園ホール&両国国技館日程
■マリーゴールド BATTLE HEART2026
日時:10月10日(土)11:30
会場:東京・後楽園ホール
■マリーゴールド GRAND DESTINY 2026
日時:10月24日(土)14:30
会場:東京・両国国技館






















