武藤「改めてすばらしいアリーナ」 ムタや武田信玄と化した会場に感慨
17日、サイバーファイト合同『CyberFight Festival 2021』6・6さいたまスーパーアリーナ大会に向けた会見&調印式が同会場で開催された。
当時要したのは、「武藤敬司vs.丸藤正道」GHCヘビー戦、「秋山準vs.HARASHIMA」KO-D無差別級戦、「山下実優vs.坂崎ユカ」プリンセス・オブ・プリンセス戦に出場となる6選手。この3試合はトリプルメインとして開催される。
「武藤敬司vs.丸藤正道」GHCヘビー戦
武藤「このさいたまスーパーアリーナ、久しぶりに来まして、改めて素晴らしいアリーナだなと思いました。このコロナ禍の中で、ここで試合できることを、タイトルマッチをできることを非常にうれしく思っております。当日は見てくれる人に本当に元気になってもらえるようなプロレスをしたい」
――トリプルメインの3大タイトルマッチの中で試合順が最後となったが?
武藤「たぶん当日たくさん試合が組まれますよね? きっと。プロレスって基本的には何でもありの世界であって、あんまり他の試合は俺自身はね、気にせず、自分の自信のあるプロレス、あんまり他の試合は気にせず、それで勝負したいと思ってます」
――丸藤選手は他の試合は意識している?
丸藤「この大会を盛り上げるという点では、それが必要なのかもしれないですけど、今回に関しては全く意識してないですね。自分の試合だけ、自分の相手だけですね。(天才対決と称されているが?)僕、全然天才じゃないんで。天才・武藤敬司、僕は円熟した武藤さんを食い尽くしたいなと思ってるだけです」
武藤が久しぶりと表現した同会場での試合には下記がある。
▼DDT「Judgement2017〜DDT旗揚げ20周年記念大会〜」2017年3月20日さいたまスーパーアリーナ
[シブサワ・コウ35周年記念「信長の野望~俺たちの戦国~」戦国武将マッチ]
〇飯伏幸太<織田信長>&秋山準<上杉謙信>&関本大介<柴田勝家> with 入矢麻衣<お市の方>
14分57秒 フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め
●高木三四郎<豊臣秀吉>&武藤敬司<武田信玄>&木髙イサミ<真田幸村> with 徳田公華<松姫>▼ハッスル「ハッスル・エイド2007」2007年6月17日さいたまスーパーアリーナ
RG&○グレート・ムタ
8分56秒 シャイニングウィザード
インリン様&●TAJIRI▼ハッスル「大みそかハッスル祭り2007」2007年12月31日さいたまスーパーアリーナ
○インリン様&グレート・ムタ&モンスター・ボノ
10分45秒 ハイキック→M字式親子固め
天龍源一郎&●TAJIRI&RG
※曙にそっくりなモンスター・ボノが父グレート・ムタ、母インリン様との親子トリオを結成
「秋山準vs.HARASHIMA」KO-D無差別級戦
HARASHIMA「(トリプルタイトルマッチでGHCより先になった)まずDDT最大のビッグマッチという捉え方をしていて、今までDDTのビッグマッチはKO-D無差別級のベルトが全ての大会でメインを務めてきています。今回はそうじゃないけれども、その中で僕は一番最高の試合をすればいいと思ってます」
秋山「僕、別に昔からメインがどうのこうのってそんなになく、ただ、いつもその日一番の試合をしてやろう、食ってやろうとずっと昔から思ってたんで、今回もそのつもりで。もちろんメインにプレッシャーを与えられるような試合をしたいなと思ってます」
――3大タイトルマッチと言われる中でKO-DがGHCを乗り越えるチャンスだが?
秋山「本当にKO-Dが乗り越えられるとなったら、たぶん僕じゃなくて、純粋にDDTから育った選手がチャンピオンになった時だと僕は思うんですね。形的にはいい試合して一番になったらそれはKO-Dがってなると思うんですけど、たぶんそうじゃないと思うんですね」
「山下実優vs.坂崎ユカ」プリンセス・オブ・プリンセス戦
坂崎「東京女子プロレスは今まで鎖国で、他のプロレス団体だったりとか、そういうプロレス関係の方たちとあまりかかわりを持たずに成長してきました。そんな東京女子プロレスがこうやってプロレスの“歴史上の人物”の方たちと同じリングで、さらに、さいたまスーパーアリーナのメインの中の一つで戦えるっていうのが凄く感慨深いです。東京女子プロレスは今まで先輩だったりとか、教えていただく方に女子プロレスの方がいなくて、私たち自身でいろいろもがいて、いろいろ探して、私たちのプロレスって何だろうって考えながら今までやってきた自信があります。このさいたまスーパーアリーナでのトリプルメインイベント、この中で一番、東京女子プロレスが最高だったって思える試合をします」
山下「私は約8年前に有名になりたいという夢をもって東京に出てきて、東京女子プロレスに出会いました。そして私たちの足でここまできました。さいたまスーパーアリーナ、3大タイトルマッチ、トリプルメインイベント。ここに私たち東京女子プロレスのベルトが(涙ぐむ)…ベルトをかけて…戦えるというのは凄く光栄に思いますし、物凄くうれしいです。ただ! こうしてこの本当に光栄な3つのタイトルマッチの中の一つとして並ぶ以上は、私も気合を入れて、覚悟をもって試合をしたいと思ってます」
トリプルメイン含むCyberFight Festival 2021 全対戦カード
トリプルメイン含むCyberFight Festival 2021 全対戦カードは下記の通り。ラスト3試合のみ試合順が発表となっている。
■ CyberFight Festival 2021
日時:6月6日(日) 開場12:00 開始14:00
会場:埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ【トリプルメイン3/GHCヘビー級選手権試合】
<王者>武藤敬司 vs. 丸藤正道<挑戦者>
※第34代王者3度目の防衛戦。【トリプルメイン2/KO-D無差別級選手権試合】
<王者>秋山準 vs. HARASHIMA<挑戦者>
※第76代王者3度目の防衛戦。【トリプルメイン1/プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合】
<王者>山下実優 vs. 坂崎ユカ<挑戦者>
※第9代王者は初防衛戦。【DDTvs.NOAH対抗戦】
竹下幸之介&上野勇希 vs. 清宮海斗&稲村愛輝【DDTvs.金剛全面対抗14人タッグマッチ】
高木三四郎&彰人&樋口和貞&坂口征夫&吉村直巳&納谷幸男&岡谷英樹
vs. 拳王&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学&覇王&仁王&タダスケ【DDTvs.NOAH対抗戦】
男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン vs. NOAH選手交渉中(ディーノ&ササダンゴは杉浦貴&桜庭和志を希望?)【DDT提供試合】
佐々木大輔&遠藤哲哉&高尾蒼馬withマッド・ポーリー
vs. クリス・ブルックス&勝俣瞬馬&MAO【NOAH提供試合】
小峠篤司&原田大輔&大原はじめ vs. 小川良成&HAYATA&吉岡世起【東京女子プロレス提供試合】
乃蒼ヒカリ&瑞希&荒井優希 vs. 伊藤麻希&上福ゆき&小橋マリカ【東京女子プロレス提供3WAYタッグマッチ】
辰巳リカ&渡辺未詩 vs. 中島翔子&ハイパーミサヲ vs. 天満のどか&愛野ユキ【オープニングマッチ DDTvs.NOAH対抗戦】
飯野雄貴&中村圭吾&小嶋斗偉 vs. 宮脇純太&岡田欣也&矢野安崇【STARTING BATTLE MAIN~ガンバレ☆プロレス提供試合】
大家健&石井慧介&翔太 vs. 勝村周一朗&岩崎孝樹&今成夢人【STARTING BATTLE~時間差入場バトルロイヤル】
<出場決定選手>
谷津嘉章、大鷲透、平田一喜、大石真翔、赤井沙希、アントーニオ本多、岡田佑介、
高鹿佑也、火野裕士、まなせゆうな、桜井鷲
※ほかプロレスリング・ノアの選手が出場します。
※優勝選手にはサイバーエージェント・グループより勝利者賞が贈呈されます。【STARTING BATTLE KICKOFF~東京女子プロレス提供10人タッグマッチ】
舞海魅星&鈴芽&猫はるな&宮本もか&遠藤有栖
vs. 角田奈穂&らく&原宿ぽむ&桐生真弥&Ⅹ※STARTING BATTLEは12:45頃より開始予定。
◆当日は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」にて独占生配信致します。
【席種】CyberFightシート完売、
アリーナS 20,000円(当日21,000円)※残りわずか、
アリーナA 15,000円(当日16,000円)※残りわずか、
特別リングサイド15,000円(当日16,000円/ひな壇)、
スタンドS 12,000円(当日13,000円)、
スタンドA 8,000円(当日9,000円)、
スタンドB 5,000円(当日6,000円)
【販売場所】DDT公式チケット購入フォーム、チケットぴあ、ローソンチケット、e+ほか