後藤智香「くじけない」 挑戦は却下されるも、マリゴ愛は青野未来が受理
17日、マリーゴールドが『MARIGOLD BATTLE HEART 2025』後楽園ホール大会を開催した。
ノンタイトル判定の観客が試合後にゴチカコール。青野「めちゃくちゃ伝わったよ」
<第7試合/シングルマッチ>
〇青野未来
14分36秒、テキサス・クローバーホールド
●後藤智香
この一戦にベルトを懸けるかどうか。観客ジャッジが予告されている中、後藤が「タイトルマッチにしてもいいでしょうか」と問う。青野は「こんなことでタイトルマッチ許したら、このベルトの価値も権威もなくす」と反論。観客の反応も得て、ロッシー小川代表が手でバツ印。ノンタイトル戦に。

リング外11回転、リング内10回転となったジャイアントスイング。さらにチョークスラム。後藤の持ち味であるダイナミックな攻め。

一方で青野は、ねちっこい攻め。蹴りで後藤を委縮させ、関節技でスタミナを奪い、最後はテキサスクローバーでフィニッシュした。

青野は改めて「体を大きくしただけじゃ、体重を増やしただけじゃ、プロレスは勝てないんだよ。でも、チカがマリーゴールドを愛する気持ち、もっともっと盛り上げたいって焦ってる気持ちはめちゃくちゃ伝わったよ」とエールを送る。後藤が「私はマリーゴールドのムードメーカーだから。こんなところでくじけない、逃げない。ゴチカがそのベルトを獲るまで、しっかり持っとけ」と返答。その目は燃え盛っていた。

後藤の挑戦を“却下”した青野も、後藤のマリーゴールド愛は“受理”だ。ノンタイトルという判定をした観客も、両者の試合とやりとりを見届けて、試合後には大ゴチカコールを送る。
目立つ実績がないままに挑戦表明した後藤が「暴走モード」とされた一戦。かねてより後藤はムードメーカーぶりが評価され、それを背景に立ち上がった。青野は特にDREAM✴STAR GP制覇以降、マリーゴールド愛を主張している。
順番待ちせず荒波を立てることもマリゴ愛なら、積み上げが認められる世界をつくるのもマリゴ愛。マリーゴールドにいっそうの話題と魅力をもたらすための、2人それぞれの懸命のアプローチが胸を打った。
また、こうした主張を観客も巻き込んで繰り広げられる「磁場」としてのマリーゴールドの魅力も感じられた大会となっている。
(試合前マイク、試合後マイク、バックステージコメント)青野未来vs.後藤智香
(試合前マイク)
後藤「みなさんの声を聞かせてください。このシングルマッチ、タイトルマッチにしてもいいでしょうか」
ブーイングと声援が発生するも、反発が多い状況に。
青野「こんなことでタイトルマッチ許したら、このベルトの価値も権威もなくすことになります。私は後藤智香との闘いにベルトを懸けるつもりはありません」
後藤「小川さん!! やらせてください」
小川代表がバツ印のポーズ。拍手と歓声。
リングアナ「ただ今より本日のメインイベント、シングルマッチ20分1本勝負を行います」
(試合後マイク)
青野「ゴチカ、どう? このベルト、近づいた気がする? チカ、体を大きくしただけじゃ、体重を増やしただけじゃ、そんなんじゃプロレスは勝てないんだよ(拍手)。でも、チカがマリーゴールドを愛する気持ち、もっともっと盛り上げたいって焦ってる気持ちはめちゃくちゃ伝わったよ。だから、もっともっと鍛えて、その時が来たらベルト懸けてやりましょう。待ってるから」
後藤「私はマリーゴールドのムードメーカーだから。こんなところでくじけない、逃げない。未来さん、生意気なこと言いましたが、ゴチカは本気で狙ってます、そのベルト(拍手)。だからゴチカがそのベルトを獲るまで、しっかり持っとけ」
大ゴチカコール。桜井麻衣が入る。

桜井「未来さん、夏のリーグ戦(DREAM✴STAR GP)で私たち引き分けたの覚えてますか。私の今の目標は、その深紅のベルトを獲ること。もちろん私の挑戦受けてくれますよね」
青野「桜井。同い年で好敵手だと私は思ってる。そしてあなたに返さなきゃいけない借りもある。もちろん挑戦受けます」
桜井「そしたら2026年1月3日の大田区、どうですか。2年連続同じ場所で同じカード、そして2年連続、私はあなたから勝つ」
両者へコールが発生。
青野「よしよしよし。来年1発目の目標が…決まりましたーッ(拍手)。必ず私、今年の初めの屈辱を1月3日、新年に晴らしたいと思います。皆さんぜひ大田区、応援に来てください」
ミクコール発生。
青野「マリーゴールド、年末に向けても、そして新年に向けても、どんどん盛り上がっていきますので、みなさん絶対目を離さず応援よろしくお願いします」
シャインフォーエバー、マリーゴールド締め。
(バックステージ)

後藤「後楽園ホールに来ていただいたみなさん、たくさん、たくさんみなさんの声届いてたけど、まだまだタイトルマッチをするには力が及ばないっていうのをしっかりと痛感したけど、でもここで終わるなんて思うなよ。ゴチカはマリーゴールドのムードメーカーだから。マリーゴールドが大好きだから。プロレスが大好きになったから。そして青野未来のこと大好きだから。必ずそんな大好きな青野未来のこと越えてみせます。ゴチカの全部を出したけど、青野未来には勝てなかった。青野未来がマリーゴールドのチャンピオンだっていうのをしっかりと感じました。ゴチカの可能性は無限大だから。どんどん体を大きくしてどんどん強くなる。鍛えるぞ。やるぞ。見とけよ。こんなに(記者陣がいて)配信からも応援していただいてありがとうございました。ゴチカは負けないぞ!!」

青野「ありがとうございました。今日は後藤智香とただのシングルマッチ。私はそれを望んでいたし、やっぱりお客さんも厳しかったのは、今の後藤智香が受け止めなきゃいけない現実だと思います。ゴチカの勢いはもちろんいいし、その威勢のよさとかも私はすごく素敵だと思うし。ゴチカが両国の後かな、言ってたのが、最初にアクトレスから来たメンバーでベルトを巻いてないのは自分だけになっちゃいましたと。その悔しさとか焦りはすごくわかる。すごくわかるから。だから焦ってたのかなっていうのも思うし。だけど、その悔しい気持ち大事にして、これからもっともっとそれをバネに鍛えていって、もっともっと強くなったら本当にゴチカはただのムードメーカーじゃなく、マリーゴールドの明るい未来を見られると思うので。私はその日を楽しみにしてるし、ゴチカとこのベルトかけていたらいいなと思ってます。
そして桜井が挑戦表明してきてくれました。本当は桜井が(白を)防衛して、この真紅とベルトかけて、お互いにやれたら最高だったなって思うけど。でも桜井、ベルト落としても全然落ちてないし。こんなに早く前を向いてるって本当に怖い。でも私は絶対に1月3日の悔しさ(を晴らし)そして王者としても桜井前から絶対に勝って防衛したいと思います。見ててください。ありがとうございました」
(大会結果)マリーゴールド MARIGOLD BATTLE HEART 2025 11月17日(月)後楽園ホール
■マリーゴールド MARIGOLD BATTLE HEART 2025
日時:11月17日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆785人(主催者発表)
<第1試合/タッグマッチ>
〇越野SYOKO. & 南小桃
7分50秒、エビ固め
●ハミングバード & 山﨑裕花
<第2試合/タッグマッチ>
〇ちゃんよた & 山中絵里奈
9分47秒、ジャックハマー→体固め
●勇気みなみ & 橘渚
<第3試合/タッグマッチ>
田中きずな & ●メガトン
10分13秒、カーフ・ブランディング→体固め
野崎渚 & 〇瀬戸レア
<第4試合/シングルマッチ>
〇桜井麻衣
11分22秒、STF
●石川奈青
(バックステージ)
桜井「約3週間ぶりの復帰となりました。無事に今日やれたことと勝てたこと、本当に嬉しく思っています。石川奈青に対してはですね、育った場所は違うんですけれども、同期ということで、個人的に旗揚げしたときからライバルだと思ってました。けど、旗揚げ戦のときどっちかっていうと、私より石川の方がいい試合してたんじゃないのかなって私は思ってるよ。でも今、こんだけ差がついてる。お前は泥水飲んだままでいいの。私は泥水なんてもう飲みたくないし、応援してくれるファンの人が悲しむ姿なんてもう見たくないんだよ。だから絶対にこれからも上を目指していきます」
石川「悔しい、悔しいです。旗揚げの試合と同じぐらい、それ以上に久しぶりにこの悔しい気持ち。悔しいけど、この悔しさを思い出させてくれて。やっぱり同期って、プロレスって、すごい。いいなと思う…気持ちよりやっぱり悔しくて。あんなやつにプロレスのことなんか、泥水の味なんかわかるわけないのに。それでも絶対に、絶対にまた桜井麻衣からシングルで直接勝つまで、泥水すすってでも浴びてでも浸かってでもはいつくばって絶対にあきらめないから。桜井麻衣、覚えとけ」
<第5試合/スーパーフライ級選手権試合>
[王者]〇岩谷麻優
8分51秒、ドラゴン・スープレックス・ホールド
[挑戦者]●CoCo
※岩谷は4度目の防衛戦
(マイク)
岩谷「(マユコールを受けて)後楽園ホールにお越しのみなさん、コンバンワ。平日の夜、みんな来てくれてありがとうございました。スーパーフライのベルト、4度目の防衛に成功したんですけど、CoCoちゃん、本当に15歳? (私は)32歳。いいね、この先、未来しかないね。こんな天才、なかなかいないですよね。闘ってくれてありがとうございました」
コココール。
CoCo「ありがとうございます。麻優さん、さっき天才って言ってくれましたけど、私、天才だって思ってないし、まだまだまだまだ麻優さんにはかなわなかったから、また絶対、もっともっとレベルを上げて、また闘ってください」
岩谷「こんな天才少女、マリーゴールドが見逃すわけないでしょ。また上がってください。みんなもそうだよね、CoCoちゃんの試合が見たいよね?(歓声) 今日はありがとうございました(CoCoと抱擁)」
岩谷がハミングバードを呼び出す。
岩谷「ハミングバード、いつも前座で闘っているよね。それで満足してるの。それでいいと思ってんの。自分のプロレスラー人生、上に行きたいと思わない? 挑戦してみたいと思わない? 最初に見たとき、この子すごいポテンシャルあるなって見てた。けど今、むちゃくちゃもったいない気がしてます。ハミングバードの今の力、今の実力、今できることのすべて、岩谷麻優にぶつけてきてください。あなたとこのベルトを懸けてシングルやりたい」
ハミングバード「麻優さん、まずは防衛おめでとうございます。ハミングバード、ずっと前座でいいわけないじゃん。そして私は、マリーゴールドのベルトの中でそのベルトが一番ほしいんです。そのベルトがマリーゴールドの中で一番輝いているんです。だから挑戦させてください」
岩谷「じゃあ決定ということで、日時はまた追って決めましょう」
ここでマーベラス彩羽匠のテーマ曲がかかり、彩羽が入る。
彩羽「麻優さん、前回(MONDAY MAGIC)、自分の前に来てくれましたよね。何も言わずにあのとき去っていったけど、このGHCのベルトに興味があるんですよね。いつやりますか」
岩谷「喋るんだ、今日。GHCのベルト。そりゃほしいよ。このベルト獲ったら、史上初のIWGP女子とGHC女子を獲った唯一の人間になれるんでしょ。そんな状況、岩谷麻優がますます、うすうす? みすみす見逃すわけないじゃないですか。そのベルト、すぐにでもほしい。すぐにでもほしい。本当にほしい。このベルトに挑戦したい。いつにする? (観客「今!!」)ごめん今は無理。1月の大田区、1月3日、大田区で、このベルト、GHCのベルトに挑戦させてください」
彩羽「最高の舞台じゃないですか。最高で伝説の試合をやりましょう。GHCの実行委員会には自分が伝えときますんでよろしくお願いします」
岩谷「よろしくお願いします」
<第6試合/ツインスター選手権試合>
[王者組]〇松井珠紗 & CHIAKI
19分33秒、MKD→片エビ固め
[挑戦者組]●ビクトリア弓月 & 山岡聖怜
※松井 & CHIAKIは初防衛戦
<第7試合/シングルマッチ>
〇青野未来
14分36秒、テキサス・クローバーホールド
●後藤智香

















