林下詩美「私にしかできない輝かせ方を」 青野未来とのバチバチからの笑顔
大会追っかけレポートとなる。11日、マリーゴールドが『Marigold Spring Victory Series2026』大阪176BOX大会を開催した。
青野未来「あの強い詩美が戻ってきた」後藤智香「詩美さんの笑顔が見れるのが本望」
<第5試合/タッグマッチ>
○林下詩美&後藤智香
15分34秒、コウモリ吊り落とし→体固め
青野未来&●メガトン
ワールド戦としての機運の高まりは、青野・林下バチバチのラリアット合戦からも明らかだった。

青野は「あの強い詩美が戻ってきた気がして、私はすごく嬉しい」。林下は「青野未来とぶつかり合えるのは本当に嬉しい、楽しい。ベルトを獲って、私にしかできない輝かせ方をしたい」。相思相愛のコメント。

後藤は「クールでかっこいい詩美さんが詩美さんなのかなって思う反面、詩美さんの笑顔が見れるのもすごい自分、本望だなって」と、すこし悩みながらの言い回し。

1月3日に後藤とシングル戦を闘った林下。以降、パワー先生&ゴチカタッグが定着している。後藤にとっては大きな成長機会となっているわけだが、一方の林下もまた、元気印の後藤に触発され、プロレスをエンジョイする引き出しを改めて開けているようだ。大阪カメラマンからは「林下選手の表情がよかった。あまりニコニコしているイメージは強くはなかったのに」との報告があった。
青野とのバチバチからのエンディング笑顔。クールでロイヤルだけではない、楽しむ林下。もしかしたら青野が言う『あの強い詩美が戻ってきた』は、またひとまわり輝きを増しつつある林下を感じてこそのものなのかもしれない。
一方で真面目な後藤は、クールでロイヤルそして笑顔という多方面の林下をアシストできているだろうか、自身とのタッグがブレーキをかけることになっていないか、とつい悩んでいるのかもしれない。心配無用、この日の試合のように大暴れをつづけてほしいところだ。
25日の後楽園ホール、「青野未来vs.林下詩美」ワールド戦は待ったなしだ。
天麗皇希「お互い切磋琢磨して」 久々シングル戦で越野SYOKO.を制す
<第6試合/越野SYOKO.試練の7番勝負最終戦>
〇天麗皇希
10分54秒、アメジスト・バタフライ→片エビ固め
●越野SYOKO.
※越野は7番勝負は6敗1引き分けで終了
越野が試練の7番勝負の最終戦を、地元・大阪で迎える。

対角線に立ったのは天麗。「シングルマッチ自体めちゃくちゃ久しぶりで、しかもメインという凄い大事な場所」と戸惑いつつも勝利。

天麗が「考えてみたら、いっぱい共通点があって。身長も一緒だし、二足の草鞋持ってるし」と越野を再認識。越野もまた「7つ試合して、たくさんのことに気づきました」とした。


マリーゴールドで途上にある2人がメインイベントで顔を合わせる。天麗が「すごく今日、試合して楽しかったし、もっとお互い切磋琢磨して研鑽できるんじゃないかな」とすれば、越野は「私は綺麗ごとばかり言ってプロレスしてました。ガムシャラにやることが大事。そして自分が強くなっていくことが大事って気づきました」とする。
天麗が二足の草鞋という言い方をしたが、マリーゴールド一筋というわけではない両者。それだけ、自身が表現したいものが複数あるということ。もちろん、そうしたよくばり者だからこそ輝けるというのもリングである。身長が同じ二人、どっちがどんな突き抜け方をするかに、引きつづき注目していきたい。
(大会結果)マリーゴールド Marigold Spring Victory Series2026 4月11日(土)大阪176BOX
■マリーゴールド Marigold Spring Victory Series2026
日時:4月11日(土)13:00
会場:大阪・大阪176BOX 観衆356人(主催者発表)
<第1試合/シングルマッチ>
〇桜井麻衣
9分19秒、STF
●ザ・レディAI

桜井「レディAIと初のシングルでした。なんか凄く自分が新人の時を思い出しました。凄い頑張り屋さんなんだと思うんですけど、不器用な所が凄く自分と似てる……」
AI「今までは結構若手同士で戦うことが多かったんですけど、初めて凄い先輩と戦うことが出来て負けてしまいましたけど……」
<第2試合/タッグマッチ>
ビクトリア弓月&南小桃
15分時間切れ引き分け
山岡聖怜&心希
[試合後の山岡にダメージあり。肩を借りながらの退場となったが、回復を祈りたい]

山岡「南小桃のあのエルボーもう喰らいたくないくらい苦しくて、もう泣きそうで泣いちゃったけど。最後まで粘って良かったなって思うし……」
心希「最近自分はピーチアローと対戦することがちらほらあって、やっぱ負けたり今日は引き分けだったり。やっぱ勝たないとこの先には進めないと思うんで……」
小桃「聖怜と心希というスーパーなルーキー。いやでも私は、この中だと1歩も2歩も3歩も4歩も遅れてるなっていうのが自覚です……」
弓月「自分はユナイテッドチャンピオンとして、なんかこうやってしまったなって感じの結果ですね。記事にもちょっと出したんですけど、Chi Chiさんと戦いたいって今言ってきてるんですけど……」
<第3試合/8人タッグマッチ>
野崎渚&松井珠紗&CHIAKI&○瀬戸レア
11分23秒、ジャックナイフ式エビ固め
●石川奈青&ハミングバード&マディ・モーガン&エンジェル・ヘイズ
※CHIAKIが札幌で3Dトリオスに挑戦を表明

松井「ダークネスレボリューション4人揃い組敵なしすよね。今日はこのツインスターの前哨戦っていうのも兼ねてね……」
CHIAKI「かなり手応えあったし、札幌が楽しみだなっていうので。それに上乗せで調子に乗るとこまで乗っちゃおうということで……」
野崎「昼夜タイトルマッチ、札幌はダークネス色だね……」
瀬戸「3Dトリオス獲って、防衛もして札幌で豪遊しましょう……」
<第4試合/タッグマッチ>
〇岩谷麻優&山﨑裕花
10分26秒、ムーンサルト・プレス→体固め
翔月なつみ&●山中絵里奈
[山﨑が「オバハン」口撃となるも、山中「うちのオカンきとんねん。うちがオバハンやったらうちのおかんどーやねん」的なやりとり。翔月も「山﨑のとこのおかんも来てんのやろ。どんな教育しとんねん」。岩谷は復帰戦となったが、試合後には足のダメージを思わせるそぶり。大事に至っていないことを祈りたい]

岩谷「今日初めて組んだけど、凄い頼もしいなと思います。デビューしてもうすぐ1年ということで、1年とは思えないくらいの……」
山﨑「麻優さんのお陰でオバハン達から勝ちました。やったー!大阪最高です!……」
翔月「岩谷麻優の欠場明けということで、大阪パワーでね勝てるかなって思ったんですけど。いやちょっとキツかったですね……」
山中「なんかダークネス挑戦表明してきたらしいじゃないですか。ほんと今度こそね今日の鬱憤を勝ち倒します……」
<第5試合/タッグマッチ>
○林下詩美&後藤智香
15分34秒、コウモリ吊り落とし→体固め
青野未来&●メガトン
林下「今日は前哨戦、やっぱり青野未来とぶつかり合えるのは本当に嬉しい、楽しい。すごくプロレスラーでいれてる感じがします。ぶつかり合うたびに、あのベルト、輝きが増してるなって思います。私があのベルトを獲って、私にしかできない輝かせ方をしたいなって本当に思いました。そしてメガトン。青野未来もそうだし、今日いるお客さんも、あいつを甘やかせすぎだなって思います。会場人気があるって本当にすごいことだけけど、会場で人気があれば、できないことを正当化できるのかって話ですよ。できないものをできないままにしているあいつが悪いに決まってる。成長が足りません」
後藤「その点自分は、詩美パワー先生の隣に立ってとてもとても…すごく悩んでるときもあるんですよ。やっぱりクールでかっこいい詩美さんが詩美さんなのかなって思う反面、でも自分も詩美さんの隣に立って、詩美さんの元気な、楽しんでるって顔、笑顔が見れるのもすごい自分、本望だなって思ってるんです。しっかりと詩美さんと未来さんの、私は明日も前哨戦、隣に立たせていただくので、詩美さんが赤いワールドを巻く瞬間、いちばん近くで見たいと思います」
林下「ありがとう。ゴチカと一緒にパワーを、パワーして、パワーしていきたいと思います」
青野「このベルトを賭けて林下詩美と闘うまであと2週間。詩美、あの強い詩美が戻ってきた気がして、私はすごく嬉しい。だから私も強くならなきゃって思うし。でもメガトンすごい強くなっているから自信もっていいと思う。ベルトをしっかり防衛してまた大阪に戻ってきます」
メガトン「詩美さんに『何も変わってない』って言われて、すごい初めてメガトン、本当に悔しいって思いました。もう1回、このチームでやらせてほしいです。林下詩美選手、後藤智香選手、もう1回プロレスをさせろ~。メガトンプレスを。メガトン、燃えてんだよ」
<第6試合/越野SYOKO.試練の7番勝負最終戦>
〇天麗皇希
10分54秒、アメジスト・バタフライ→片エビ固め
●越野SYOKO.
※越野は7番勝負は6敗1引き分けで終了
天麗「シングルマッチ自体めちゃくちゃ久しぶりで、しかもメインという凄い大事な場所で。それにSYOKO.さんの7番勝負も乗っかってきて、マジでずっとなんで私が最後なんだろうと。でも考えてみたら、いっぱい共通点があって。身長も一緒だし、二足の草鞋持ってるし、求められていることもすごく似てるんじゃないかなって私は勝手に思ってて。だからこそ私が最後に選ばれたのかなって思ってて。だからこそ、マリーゴールドにいる一人として、絶対負けられないと思ったし、勝ちを譲る気もなかったので、しっかりと3とれてよかったと思います。でもすごく今日、試合して楽しかったし、もっとお互い切磋琢磨して研鑽できるんじゃないかなと思ってるんで。これからも一緒に頑張っていきたいなと思いました」
越野「7番勝負、ついに今日でラストでした。今日は絶対勝ちたかったけど、やっぱりマリーゴールドでずっと積み上げてきた皇希さんには簡単には勝てませんでした。でも7つ試合して、たくさんのことに気づきました。まず私は綺麗ごとばかり言ってプロレスしてました。ガムシャラにやることが大事。そして夢とか希望とかばっかりじゃなくて、しっかり現実を見て、自分が強くなっていくことが大事って気づきました。これから私はこの団体で上に上がっていく、スターになる、絶対に負けない。7番勝負ありがとうございました」















