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武尊「どんな勝利よりも僕は報われた」 相次いだ『ありがとう』の声

K-1, RISE, RIZIN

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 19日の東京ドーム「THE MATCH 2022」那須川天心戦から1週間が経つ。スポットライトを浴びるはずのない敗者の花道、そして試合後のSNSに溢れたのは、ファンからの『ありがとう』という言葉だった。「どんな勝利よりも僕は報われた」とした武尊の27日の会見コメント全文を噛みしめていただきたい。(写真©K-1実行委員会)


 

この10年勝ち続けてきたんですけど、その時のどんなおめでとうよりも嬉しくて

こんにちは。今日はたくさんお集まりいただきありがとうございます。先日、那須川天心選手と東京ドームで試合をさせてもらって、試合は敗れてしまったんですけど、本当にたくさんの人に見てもらって、東京ドームで超満員のお客さんの中で最高の相手と最高の試合をさせてもらいました。本当にこの試合を実現することが出来て、ああいう舞台で現役の間に最高な場所で最高な試合をさせてもらえたことを本当にファンの皆様と関係者の皆様と、対戦相手の天心選手、僕に関わってくれた人たち全てに感謝したいなと思っています。ありがとうございました。

試合が終わってから1週間になりましたけど、試合後にインタビューもまともに受けられず、僕の口から応援してくれている皆様にお礼を言うことも出来なかったし、今回の試合、たくさんの人に注目してもらって、こうやってたくさんの人の媒体の方にインタビューしてもらえる機会も試合後に作れなかったので、今日改めて会見を開かせていただきました。試合が終わってからの数日っていうのは僕の中でいろんな想いがぶつかり合って、毎日気持ちも変わるし、気持ちが落ちることもあったし、そんな中でも仲間だったり友達だったりお世話になっている方たちだったり、そういう人たちと時間を過ごして、試合が終わってからSNSとかにも凄いたくさんのコメントをいただいて、ファンの人たちからの言葉をインスタだけでも1万件以上の言葉をいただきました。

本当に初めての経験で、試合が終わってから1~2時間ぐらいしか寝られない時期が続いたんですけども、その間もずっとコメントだったりメッセージだったり全部読ませてもらって、そういう人たちの言葉を聞けば聞くほど、僕の揺れ動いていた気持ちっていうのが凄い救われた部分もありました。

SNSでも書いたんですけども、試合が終わった時に花道を帰る時に僕の中のイメージでは勝者と敗者がいて、敗者がスポットライトを浴びずに、勝者がスポットライトを浴びて、敗者は静かに帰るイメージだったんですけど、花道にたくさんファンの人が集まってきてくれて。僕の中では本当に応援してくれている人たちだったり、信じてくれる人たちだったり、皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、あそこでファンの人たちに『ありがとう』っていう言葉をたくさんいただいて、なんかそれが本当に、その時のことは僕は本当に一生忘れないなと思うんですけど、あの時もらった『ありがとう』という言葉が、今までこの10年勝ち続けてきたんですけど、その時のどんなおめでとうよりも嬉しくて。

なんかそれをその時にもらった言葉だったり、その後もたくさんの人に『ありがとう』という言葉をもらえて、この10年間勝ち続けてきた中で僕が気づけなかったことだったり、知らなかった部分を知ることが出来ました。勝って報われることはなかったんですけど、本当にたくさんの人にもらった『ありがとう』という言葉が、本当にどんな勝利よりも僕は報われたなっていうふうに思えました。僕は本当に応援してくれている人たちだったり、あの時に『ありがとう』という言葉をくれた人たち、その後もSNSだったり実際にお会いしたりして、みんなにいただいた言葉っていうのを僕の中の大切な財産として、これからも生きていきたいなと思いました。

もう1回チャレンジする気持ちにもなれているので、前向きな意味で休養

で、そうやって言ってもらったから僕も一つ決心することが出来て、正直試合に負けた時は悔しさもあったし、これで終わりだなっていう気持ちもあったし、だけどやっぱ心のどっかで絶対にやり返したいっていう気持ちもあったし。本当にいろんな気持ちになったんですけど、この10数年ですけどプロでやってきて、僕のファイトスタイル的にも体を酷使するスタイルをしてきたし、公表してない部分でもいろいろ怪我で悩まされたところもあって、それも含めて今回、格闘家として、1回歩みをストップさせてもらって、1回休養をさせていただこうかなと思っています。

この後のことっていうのは僕も整理がついていない部分もあるし、まだ決められてない部分もあるんですけど、たくさんの人に言葉をいただいた中で、本当に勝ち続けているからこそ僕の存在価値があって、K-1をプライドとして戦い続けている価値があると思ってたんですけど、こうやって負けてしまった僕に対しても変わらずに応援してくれいる人たちだったり、信じてついてきてくれる人たちもまだたくさんいて。

そういう人たちが毎日のように『辞めないでください』、『引退しないでください』、『これからもずっと一生応援します』っていう言葉を本当にたくさんたくさんいただいて、その言葉をもらったことで僕も一つ勇気を振り絞ることが出来るっていうか。正直、本当この10年は怪我とか体調だったり、無理しながらでもやってきた部分があって、今回も負けた後も無理してでも絶対にリベンジしてやるって思ったこともあったんですけど、そういう人たちの言葉をいただいて、1回僕の心と体のコンディションというのを正常に戻して、そこからもう1回新しいチャレンジが出来たらなという気持ちでいるんで、1回ここで僕は戦う舞台からは離れようと思います。本当にたくさんの人たちの支えがあって、今があって、その人たちのおかげでもう1回チャレンジする気持ちにもなれているので、前向きな意味で休養させていただこうと思っています。

拳、腰、ヒザ、パニック障害、うつ病・・・しっかり心と体を治せるように

その理由としては公表してない部分で怪我が、拳の怪我はずっとあったんですけど、拳以外にも腰が数年前ぐらいから分離すべり症になってしまっていて、一時期普通に運動も出来なくなったり、寝ることも出来ないぐらいの痛みとか下半身の痺れとか力が入らなくなったりするみたいな状態になったりしていて。あと拳も1回手術したんですけど、そこからまだ完治せず、試合をやるごとに腱の断裂をしていたんですけど、そこからまた腱が外れてしまっている状態で、数年前から骨がずっと外れている状態で騙し騙しやってきたところもあったので。

あとはヒザですね。ヒザの内側靭帯、前十字靭帯を損傷してしまっているのが、それも数年前からあまり良くなかったので、そういう部分をこの機会にしっかり治していきたいなというのと、これは公表するか悩んだんですけど、数年前から精神科に通わせていただいていて、パニック障害とうつ病と診断されていて。その部分っていうのは昔からでもあったんで、自分でもそこと上手く付き合いながら出来てたんですけど、今回の試合の約1年前ぐらいですかね? まあ決まるまでで言ったら数年間ですけど、そこで自分の心が耐えられるのかなっていう不安もあったし、知らずしらずのうちに自分の心が壊れていっているのを感じていて。

今回の試合前にちょっと体調が悪くなった時期があって、その時に今の格闘家としての人生だけじゃなくて、僕のこれからの人生を考えた時に、まずは一旦これを直さないとこの後の人生が壊れてしまうなって思ったんで。このタイミングで1回そういう部分もしっかり心と体を治せるように休養をさせてもらって、最高な心と体でまた戻ってくる。それがこれを公表する理由としても、同じように苦しんでいる人がたくさんいたりするし、心の問題や病気だけではなくて怪我もそうだし、同じ怪我とか病気で苦しんでいる人たちはたくさんいるんで、そういう人たちに僕がまた病気とか怪我を克服して、復活する姿を見せることが次のまず1個目の戦いかなと思っています。

まずはその戦いにしっかり勝って、また元気な姿をみんなに見せられるように必ず復活したいと思うので、その戦いをみんなで応援してくれたら嬉しいなと思います。休養はさせてもらうんですけど、体は今まで通り動かすし、出来るトレーニングはこれまで通りやっていくし、何もやらないとそれこそ本当に気持ちが落ちちゃうと思うんで、出来る限りのことだったり、少し時間が経ってからですけど仕事とかもちょこちょこやりつつ、SNSも変わらずファンの人に姿を見せられるようにはやっていこうと思っているので、変わらず応援してもらえたら嬉しいなと思います。

ケジメとしてベルトは返上させてもらって、次の世代にバトンタッチしたい

あと、もう1つ報告したいことっていうか、発表させてもらいたいことがあるんですけど、今回負けてしまって、K-1の大将としてK-1を背負わせてもらって、ずっと戦わせてもらって、今回の試合もK-1の代表として戦ったつもりだったんで、そのK-1の代表として負けてしまったということは、僕はもうK-1を背負う資格はないなと思っています。ケジメとしてこのベルトは返上させてもらって、次の世代にバトンタッチしたいなと思っています。

K-1があったから僕の人生があるし、K-1がなかったら僕はこんな素敵な人生を歩めてなかったと思うんで心から感謝しているし、感謝しているからこそ中途半端にK-1を背負いたくないんですよね。僕がいることによって次の世代が光を浴びないっていうか、そういう部分もあると思うし、僕がいる間は次のK-1を背負う選手って出てこないのかなって思っていて、僕がいなくなるっていう言い方はおかしいですけど、返上して1回離れることによって新しいスターだったり背負う選手っていうのが出てくると思っているんで。

僕はそれを楽しみにしているし、僕がまた復活した時にその選手とやりたくなるかもしれないし、なので一旦ケジメとしてこのベルトは返上させていただきます。本当に2012年に初めて巻いたのがKrushのベルトで約9年ですかね、一度もベルトのない期を過ごしたことがないので、丸腰になることが9年ぶりぐらいですかね。なんで、最初ちょっと不安な気持ちもあったんですけど、たくさん人がかけてくれた言葉で僕はこういう決心をすることが出来たんで、そういう人たちに恩返しする意味でも、また必ず元気な姿で戻ってくるので、これからも応援してもらえたら嬉しいです。

今日は本当にたくさんお集まりいただきありがとうございました。ひとまずデビューしてから11年ぐらい、僕に関わってくれた皆様と応援してくれた皆様と、こうやって関わってくれる皆様に心から感謝したいと思います。今日は本当にありがとうございました。

やれることは練習も仕事もやっていきたい。一旦海外で自分と向き合う時間を

<記者からのQ&A>

──ひとまず休養をされて、復帰をされる場合、どのリング、どのジャンルみたいな頭の中で考えているイメージはありますか? あくまでK-1なのか、他のジャンルも視野に入っているのでしょうか?

「この1週間だけじゃなく、昔から考えていることもあったんですけど、僕もいろいろ新しい目標というか、目標がないと試合をする意味もないと思っているし、何か活動するにあたって、何も目標がない状態なら僕はやめたいほうがいいと思っていて。なので悩んだんですけど、1週間経って、僕の心の中で1つ目標が出来て、それはまだ何も形にもなってないし、まだ何も進んでない話なので、ここではまだ言いたくはないんですけど、目標は1つ考えていることがあるので、それに向けても心と体をしっかり治したいなと思っていて。体を治すのにも目標は必要だなと思っていたんで、それを目標にしてここからしっかり治していきたいなと思っています」

──休養期間として考えている期間はありますか? 例えば故郷に帰るとか、もしくは海外のほうで療養するとか?

「期間は決めてないし、トレーニングは変わらず出来るところはやろうと思っていて。なんで、本当にずっと表舞台から姿を消すわけではないと思うし、やれることは練習も仕事もやっていきたいと思っているんですけど、一旦海外のほうに行って、いい意味で自分と向き合える時間を作りたいんで、なるべく言い方はあれかもしれないですけど、人と関わらない生活というか、自分と向き合える時間を作るために1回海外に行って、療養しようかなと思っています」

──試合内容を振り返って、天心選手のジャブだったり、ダウンを獲られたフックだったり、例えば自分の攻撃だとか、契約体重もいつもと違っていたりとか、いろいろな状態があったと思うんですけど、どういう感想をお持ちでしょうか?

「本当に終わったことなんであれなんですけど、僕は本当にあの時の僕の心と体で出来る100%を出していたんで悔いはないし、内容もあんまり振り返ることはやめようかなと思っていて、あれが100%かなと思っています」

天心選手がいなかったらこの歳まで格闘技をやれてない。同じ格闘技界にいる間は仲良くは出来ないかな

──改めて天心選手への想いを聞かせていただけますか?

「本当に天心選手がいたから、苦しかった部分もたくさんあったんですけど、天心選手がいなかったら僕はこの歳まで格闘技をやれてないと思うし、どっかで満足するか燃え尽きるかして、モチベーションを保つことも出来なかったと思うし、約10年負けないで勝ち続けてこれたのも天心選手っていう存在がいたから、モチベーショを落とさずに強さを維持出来たと思うんで、言葉では表せないですけど、同じ時代にこの戦いの世界の中にいてくれて、本当に感謝しかないですね」

──今回の決断にあたり、どなたかに相談して背中を押してもらったみたいなことはありますか? それとも自分1人で決断したんでしょうか?

「怪我も部分に関しては(渡辺)雅和さん(KREST代表)とは話していて、今回だけじゃなくて2~3年前ぐらいからですかね。腰だったりヒザだったり、練習でも使えなくなった時期もあったし、今回の試合前に雅和さんとか一緒に練習している人たちだったり病院の先生だったり、いろんな人と相談して、このままだと生活に支障が出ちゃうような怪我でもあったんで、決心したのは試合の2週間ぐらい前に1回歩けないぐらいの状態になった時があって、右の蹴りが実際に蹴られない状態で最後の2週間ぐらいを過ごして。

その時にちょっと治さないと自分のやりたい戦いも出来なくなるし、あとは体調に関しても生活に支障が出ちゃうような状態になった時に、格闘家としてだけじゃなくて、人としてちゃんとしたっていうか普通の生活が送れなくなるのは良くないなとは思ったし、自分のためだけじゃなくて周りにいる人たちにも迷惑かけちゃうことにもなるし。夜中に病院に運ばれたこともあって、自分だけの話じゃないなと思った時に決心しましたね」

──満員の東京ドームで、オープニングで『エンドルフィンマシン』が流れて、ゴンドラで2人が入ってきて、かつてのK-1の世界を武尊選手と天心選手の2人が作り上げたんだなっていう感慨もあったんですけども、武尊選手はそのへんは感じられたでしょうか?

「僕がちっちゃい頃から大好きな格闘技の舞台っていうのを、なんかその舞台で試合出来ることは凄く嬉しいことだったし、あれは1つの文化だと思っていて、それをまた今の時代にこの格闘技の素晴らしい部分をたくさんの人に見てもらえたっていうのは凄く嬉しかったです」

──天心選手に感謝をしているとおっしゃっていましたけど、機会があれば2人で話をしたいという想いはありますか?

「いや、ないですね、まだ。それは多分お互いに引退してからなんじゃないかなと。天心選手はこれからボクシングで活躍していくと思うし、同じ格闘技界にいる間は仲良くは出来ないかなと思います」

──当日の試合後に天心選手がリング上で武尊選手と話した内容について、今後というか武尊選手の考えも聞いたと。ここでは自分は言わないっておっしゃったんですけど、そこで告げられた考えとその後の変化というのはあったんでしょうか?

「根本的な部分では変わってなくて、変わってはないんですけど、あの時に伝えたことっていうのは天心選手への想いの部分だったんで、そこの部分については変わってはないです」

自分の歪んでた部分だったり負けに対してのネガティブな気持ちっていうのは、ちょっと変わった

──ずっと負けずに戦ってきて、試合前にお話を伺った時に、この試合に負けるっていうことは自分の格闘技人生を否定することになるとおっしゃっていたんですが、実際に負けた後、敗北についての考え方は変わりましたか?

「今回の試合で一番学んだ部分はそこの部分で、毎日負けることが怖くて、この10年間、ずっと恐怖と戦ってたなと思っていて、だから格闘技大好きだし、試合も大好きなんで、試合の時は笑って楽しんでるんですけど、それ以外の時間って苦しさと恐怖しかなかったなと思って。それって心から格闘技を楽しめてなかったと思うし、苦しさとか恐怖に支配されてた自分っていうのが、まあそれがあったから強くなれた部分もあるから無駄ではなかったと思うんですけど。

今回こうやって約10年ぶりに負けて、その時に知れたことっていうのは本当に僕の中で凄い大切なものに気づけたんですよ。もちろん負けるのは悔しいし、負けた自分は許せない。だけど自分の歪んでた部分だったり負けに対してのネガティブな気持ちっていうのは、ちょっと変わったかなって思いました。なんで、なんかこれで1つ強くなれたんじゃないかなって。負けるっていう自分の中での価値観がいい意味で変わったんで、恐怖がなくなった分、もっと思いっきり戦えるんじゃないかなと思うし、多分これから僕はもっと強くなれるなって確信しました」

──先程、那須川天心さんへリベンジしたい気持ちがとおっしゃっていたが、天心さんとの戦いは今回の『THE MATCH』で終わったのか? それとも彼はボクシングに行きますが、何かの形で続くのか? そして武尊さんがおっしゃるリベンジしたいっていうのは天心さんへのリベンジなのか、自分自身へのリベンジなのか教えてください。

「この試合やる時にこの試合は1度だけで2回やる必要はないと僕は言ってて、だからこそ意味があると思うし。悔しいから試合の日に家に帰った時にはもうその試合を見ながら対策を考えて、何がダメで何が弱かったのか何なのかっていうのをずっと朝まで考えていました。

天心選手はボクシングに行って、階級もまたこっからもっと変わっていくと思うし、100%僕も気持ちが固まっているわけではないので断言はしたくないですけど、天心選手との戦いだけじゃなくて、直接的な戦いだけじゃない戦いもあると思うんで。そういう意味でも新しい目標をこれから1つ思っていることがあって、そういう意味の戦いは一生続いてくんじゃないかと思っています」

UFCだけじゃない可能性。1回心と身体を最高の状態にして、改めてその時に会見を

──年齢の話も出たんですが、30歳を越えてこれから休養ということですが、年齢に関して格闘家として大きな部分でもあると思うんですけど、ご不安とかはどういうふうに考えていますか?

「年齢的なというのは、この時代って魔裟斗さんもよく言われるんですけど、30を越えても全然身体能力をカバー出来るし、もっと上げていけるし、そこに部分よりもコンディションのケア。むしろ、コンディションも整えたら、この数年よりもっといいパフォーマンスだったり動きだったりが出来ていくと思ういるし。僕は本当にメンタル、気持ちで戦うファイターなんで、そこの部分が壊れてたら何も出来ないというか。なので、もう全て体も心も繋がってると思ってるし、そういう部分で全部しっかり治したら、年齢とか関係なく何でも出来るんじゃないかなと思っています」

──噂でUFCへの挑戦というのを聞いたんですけど、それに関しても教えていただけますか?

「本当は今は何も答えられないし、1週間経って気持ちも毎日揺れ動いていて、毎日考えていることも変わるし、1つ決心はしたんですけど、まだ明確に何って言うことは考えないようにしているし、心の中で本当に1個目標作ろうと思ったこともあったんで、UFCだけじゃなくてまだ僕にはいろんな可能性があると思っているんで、1回心と身体を最高の状態にして、改めてその時に会見をさせていただこうと思うんで、またその時にはまたみんながワクワクして心躍らせてくれるような格闘技界を、もう1回最高に盛り上がるようなお話が出来たらいいなと思っています」

──武尊選手は非常にファンを大切にするイメージがありますけど、試合当日から今日まで多くの方からのメッセージ等で、それで踏みとどまった部分もあると思うんですが、今、武尊選手から、試合の後も変わらず応援してくれたファンに対して、メッセージみたいなものをいただけたらと思います。

「本当、まさにその通りっていうか、負けた時のみんなからの言葉だったり、SNSに書いてくれたコメントだったり、メッセージだったり、そういう言葉がなかったら僕は本当に何の後悔もなくキッパリ辞めるっていう選択肢をとっていたと思います。

綺麗事とかではなく、そういう人たちの言葉ってこんなに響くもんなんだなっていうのをこの1 週間で本当に実感して。負けたら存在価値もなくなるって僕は思ってちゃってたんで、そんな僕に対してまだまだ試合を見たいってい言ってくれる人たちがいたし、辞めないでほしいっていう言葉を何万人の人に言葉として伝えてもらえて、その言葉のおかげで前向きな意味で体も治す決心がついたっていうか。

なので、本当に言葉をかけてくれた人たちもそうだし、心の中で思ってくれている人たちの気持ちも僕には届いているんで、そういう人たちに感謝したいと思います。わがままですけど、なんか最後に勝つ姿を見せてから終わりたいなって思っています」


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