業績好調でブシロード株がストップ高 一方でプロレス部門業績を心配する声
15日の第3四半期決算で業績好調が伝えられ、16日に株ストップ高となったブシロード。エンターテインメント部門が好調である一方で、決算説明資料からプロレス部門(スポーツユニットとしての新日本プロレス、ブシロード)業績を心配する声がファンから出ている。
第3四半期決算にて通期営業利益予想を30億円から41億5000万円(前期比4.7倍)へ上方修正
ブシロードが通期経常利益予想を38%上方修正 TCG、ライブ、MDが牽引 | プロレス・ボクシング・MMAの情報 カクトウログ
[https://kakutolog.info/around/bushiroad/44432/]
2025年05月16日10時00分 ブシロードは今期上方修正、株主優待の拡充も(訂正) | 株探ニュース
[https://kabutan.jp/stock/news?code=7803&b=n202505160534]
2025年05月16日10時49分 ブシロードはS高、今期上方修正と優待拡充を好感 | 株探ニュース
[https://kabutan.jp/stock/news?code=7803&b=n202505160599]
F24とF25を「1~3Q」で比較。営業利益3.8億円(営利率7.7%)→0.7億円(1.5%)
ブシロード決算説明資料よりプロレス部門(スポーツユニットとしての新日本プロレス、ブシロード)、第3四半期だけの比較。
F24 営業利益2.4億円(営利率13.1%)
↓
F25 営業利益1.4億円(営利率7.6%)

「1~3Q」合計で比較してみる。表内表示はブシロード会計年度(実際はF25第3Qが2025年1~3月に相当)。
F24 営業利益3.8億円(営利率7.7%)
↓
F25 営業利益0.7億円(営利率1.5%)
この数字は、より深刻に感じられる。

第3四半期。資料内に説明が既に出ているように、ドーム2連戦が売上を押し上げたが、利益にはつながらず。
第1四半期にも注目したい。新日本プロレスG1クライマックスは両年度間で4ブロック制から2ブロック制へ。総当たり感は増したが、オカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ不在を補えていない。
スターダムは逆にリーグ戦『5★STAR GP』を2ブロック制から4ブロック制へ。日程縮小もありリーグ戦期間としての動員はそのまま減った。選手ファーストである点は歓迎されるが、ビジネスとの両立は難しい。
なお、こうして年間を俯瞰すると、F24までに「一定利益は夏リーグ戦期とドーム期にしか出ない」ビジネスになっていることがわかる。そしてF25にそれが崩れている。
新日本プロレス2024年の国内動員数 コロナ以前に戻れないまま前年割れ
ファンメイドのプロレスデータベースCAGEMATCHに掲載された2024年に日本国内で開催されたプロレス興行のデータ集計より。
国内全興行データで見る2024年の日本プロレス界 – プロレス統計
[https://www.pwanalysis.com/entry/2025/01/03/120000]
2024年の日本国内動員数は対前年で微増。
2019年(コロナ前)→2024年で79.8%
まで回復している。

新日本プロレスに限ると前年割れ。コロナ前に戻れないどころか、足踏みとなってしまった。
2019年(コロナ前)→2024年で60.0%
にとどまっている。

配信へのシフトで新日本プロレスでの売上規模こそコロナ前を維持しているが、ここに来て利幅が大きく圧縮されてしまった。ブシロードプロレス部門における変革、コスト削減は必須となっている。















