ABEMAのWWE配信が9月末終了 約3年で一区切り、Netflixに移行か
ABEMAで配信されてきたWWEコンテンツ(RAW、SMACKDOWN、各PLE大会)が、2026年9月30日をもって終了することが25日、発表となった。中継は9月29日のRAWが最後となる。
2023年10月から“週2回”配信。WWE視聴への敷居を下げ、煽り面でも貢献
ABEMAは2023年10月からWWEの配信をスタート。RAWとSMACKDOWNを“週2回”のペースで届け、さらにレッスルマニアやサマースラムなどのPLE大会も配信してきた。
約3年間にわたったABEMAでのWWE配信は、日本のWWEファンにとって大きな意味を持つものだった。特に大きかったのは、WWEを視聴するための敷居を下げたことだろう。それまでWWEを継続的に追うには、視聴環境やサービスを選ぶ必要があった。それがABEMAという、多くのユーザーにとって身近なプラットフォームでRAW、SMACKDOWNを週2回楽しめるようになった。「ちょっと見てみよう」という入り口が広がったことで、既存ファンだけでなく、久しぶりにWWEを見る人、初めてWWEに触れる人にとってもアクセスしやすい環境が生まれた。
もう一つ、ABEMAのWWE配信を語るうえで外せないのが“煽り”の部分だ。試合を届けるだけではなく、次回大会への期待を高めるプロモーションや番組展開を含め、WWEというコンテンツの魅力を日本の視聴者に伝える役割を担った。WWEに詳しくない層にも、その週の出来事から次の展開へと興味をつなげる導線になっていた。2026年9月末で、その役割はいったん一区切りとなる。
【お知らせ】
ABEMAにて配信しておりましたWWEコンテンツ(RAW / SMACKDOWN / 各PLE大会)につきまして、2026年9月30日(水)をもちまして配信を終了いたします。
中継においては9月29日(火)のRAWが最後となります。これまでABEMAでWWEをご視聴いただいた皆様、誠にありがとうございました。…
— ABEMAプロレス (@Abema_wrestling) August 25, 2026
一方、今後のWWEの日本国内での配信先については、米国と同様にNetflixへの移行が有力視される状況だ。WWEを取り巻く日本の視聴環境も、再び大きく変わろうとしている。
もちろん、視聴サービスが変われば、ファンにとっての楽しみ方やアクセス方法も変わる。だが、2023年10月から約3年間、週2回のWWEを日本の視聴者に届けてきたABEMAの功績は小さくない。WWEを身近な存在にし、「今日はRAWを見る」「今週はSMACKDOWNを見る」という習慣を日本のファンに根づかせたこと。そしてPLEを含め、WWEの現在進行形の物語を日本へ届けつづけたこと。まずは9月29日のRAWまで、その最後の中継を見届けたい。
10月からは、どんな形でWWEが日本のファンに届くことになるのか。9月30日の配信終了は、一つの時代の終わりであると同時に、新たな視聴環境への転換点になりそうだ。

















