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プロレス大賞ベストバウトは潮崎vs.武藤 新日プロ以外試合は6年ぶり

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 13日の選考会により『東スポプロレス大賞2021』受賞者が決定した。前年と同様に「オンライン会議での選考、対面での授賞式はなし」となる。

MVPは鷹木信悟 東京スポーツ新聞社制定2021年度プロレス大賞

▼東京スポーツ新聞社制定 2021年度プロレス大賞

▽最優秀選手賞(MVP) 鷹木信悟(新日本プロレス)
Shingo Takagi
▽年間最高試合(Best Bout) ●潮崎豪 vs.武藤敬司〇(2・12ノア日本武道館、GHCヘビー戦)
Go Shiozaki vs. Keiji Muto , February 12 Budokan
▽最優秀タッグチーム賞(Best Tag) タイチ & ザックセイバーJr.(新日本)
Taichi & Zack Sabre Jr.
▽殊勲賞(The outstanding performance award) ジェイク・リー(全日本)
Jake Lee
▽敢闘賞(Fighting-spirit award) 竹下幸之介(DDT)
Konosuke Takeshita
▽技能賞(Skill award) グレート-O-カーン(新日本)
GREAT-O-KHAN
▽新人賞(New face award) 荒井優希(東京女子)
Yuki Arai
▽女子プロレス大賞(Women’s Pro Wrestling Award) 林下詩美(スターダム)
Utami Hayashishita
▽功労賞(Distinguished Service Award) 風間ルミさん
Rumi Kazama

 IWGPの2タイトルが統合され「IWGP世界ヘビー」が誕生した2021年の新日本プロレス。初代王者・飯伏幸太が初防衛に失敗、第2代王者ウィル・オスプレイが奪取直後に返上となる。誰も初防衛できない状況が「呪われたIWGP」と評された。そんな中で鷹木信悟はオカダ・カズチカとの決定戦に勝利して第3代王者に。防衛も3度に渡って成功、団体を牽引していることが評価されてのMVP受賞となった。

コロナ禍でもプロレスを止めなかったノア、ついに山をも動かす

 ノアからプレスリリースで選手コメントをいただきました。武藤敬司のベストバウト受賞は10年ぶり3度目(2011年、1999年)。潮崎豪は初受賞となる。

<武藤敬司コメント>
2021年東スポプロレス大賞ベストバウト、おかげさまで受賞することができました。
これもひとえに対戦相手の潮崎豪選手、そして周りで俺を支えてくれたノアのスタッフの皆んなのおかげだと思っております。
ちょっと体力が落ちている俺でも受賞ができる、改めてプロレスはアート、芸術だな、と感じることができました。
本当はMVPも狙っていたんですが、それはちょっと落ちてしまいました。
ということは、来年はMVP狙って頑張ります。

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<潮崎豪コメント>
東スポプロレス大賞ベストバウト受賞ありがとうございます。
緑の誇りと自信を持って闘った試合です。負けた試合ではありますが、受賞出来てすごく嬉しく思っています。これに奢ることなく精進して参りますので、皆さん応援よろしくお願いします。
プロレスリング・ノア元日日本武道館大会、GHCヘビー級のベルトを必ず自分の腰に巻きます。
応援よろしくお願いします。
I AM NOAH!

※年間最高試合賞を獲得した一戦はノア公式Youtubeチャンネルでご視聴が可能です。

 

 「俺の夢、つき合ってくれ」とした武藤敬司が58歳でGHCヘビーを奪取した試合。ムーンサルトプレス未遂という強烈シーンも残して話題となった。新日プロ以外試合の授賞は6年ぶり(新日プロ所属選手がいない試合は12年ぶり)。

 コロナ禍でも「プロレスを止めなかった」この2年間のノア、ついに山をも動かす。無観客試合となっても大会を多数配信し、有観客試合で2月には11年ぶり日本武道館大会(潮崎vs.武藤含む)を開催した。長きに渡って続く「MVPとベストバウトは新日プロ」との図式がついに途絶えた。

【推移】団体別 新日プロ1強から「ブシロードvs.サイバー」2強時代へと移行か

 団体別受賞数の推移。2019→2020→2021年。

新日プロ (19)3(20)3(21)3
全日プロ (19)2(20)0(21)1
NOAH (19)1(20)2(21)1
DDT  (19)0(20)1(21)1
ドラゲー (19)1(20)0(21)0
STARDOM (19)1(20)1(21)1
東京女子 (19)0(20)0(21)1
選出ナシ (19)0(20)1(21)0

【2019年】
新日プロ 3(MVP・Bバウト・技能)
全日プロ 2(タッグ・殊勲)
NOAH 1(敢闘)
ドラゲー 1(新人)
STARDOM 1(女子)
▼ ▼ ▼
【2020年】
新日プロ 3(MVP・Bバウト・敢闘)
NOAH 2(タッグ・殊勲)
DDT  1(技能)
STARDOM 1(女子)
選出ナシ 1
▼ ▼ ▼
【2020年】
新日プロ 3(MVP・タッグ・技能)
全日プロ 1(殊勲)
NOAH 1(Bバウト)
DDT  1(敢闘)
STARDOM 1(女子)
東京女子 1(新人)

 今回はブシロード系(新日プロ・スターダム)が受賞4、サイバーエージェント系(ノア・DDT・東京女子)が受賞3となった。東スポプロレス大賞がファンの間でよく「新日プロ1強」と言われるが「ブシロードvs.サイバー2強」時代へと移行しつつあるのかもしれない。当然ながら、マット界の勢力がそうなっていることを意味する。

【推移】部門別 新日プロ選手「MVP」11年連続。新日プロ試合「ベストバウト」は6年連続ならず

 新日プロ選手「MVP」は11年連続。一方で、新日プロ試合「ベストバウト」は6年連続ならずとなった。

 “新日本選手出場試合のベストバウト”は12年連続とはならず。武藤が元新日本であることから“新日本&元新日本選手出場試合のベストバウト”とすれば12年連続となる。2020年まで7年連続でオカダ・カズチカがベストバウトを獲得(天龍源一郎の引退試合の相手を務めた2015年を含む)していたが、8年連続はならなかった。

▼東スポプロレス大賞「MVP」「ベストバウト」推移

MVP ベストバウト
2008年 武藤敬司 丸藤正道vs.近藤修司
2009年 棚橋弘至 葛西純vs.伊東竜二
2010年 杉浦貴 田口隆祐&プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太&ケニー・オメガ
2011年 棚橋弘至 小橋建太&武藤敬司vs.矢野通&飯塚高史
2012年 オカダ・カズチカ 棚橋弘至vs.オカダ・カズチカ
2013年 オカダ・カズチカ 中邑真輔vs.飯伏幸太
2014年 棚橋弘至 オカダ・カズチカvs.中邑真輔
2015年 オカダ・カズチカ 天龍源一郎vs.オカダ・カズチカ
2016年 内藤哲也 オカダ・カズチカvs.丸藤正道
2017年 内藤哲也 オカダ・カズチカvs.ケニー・オメガ
2018年 棚橋弘至 オカダ・カズチカvs.ケニー・オメガ
2019年 オカダ・カズチカ オカダ・カズチカvs.SANADA
2020年 内藤哲也 オカダ・カズチカvs.内藤哲也
2021年 鷹木信悟 潮崎豪vs.武藤敬司


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