ともに「女子初」上谷沙弥がMVP、Sareeeが三賞入り プロレス大賞総括
16日、『東スポプロレス大賞2025』受賞者が決定した。選考に携わったメディアが17日付の朝刊紙に選考結果を掲載して判明した。選考結果を総括する。(日頃より投票アンケートにご参加くださる読者のみなさんに感謝申し上げます。)
受賞結果 東スポプロレス大賞(2年分) 当サイト事前アンケートでの一般ファン見解と合致
▼受賞結果 東スポプロレス大賞(2年分)
| 2025年 | 2024年 | |
| MVP | 上谷沙弥(STARDOM) | ザック・セイバーJr.(新日) |
| 年間最高試合賞 | 清宮海斗vs.OZAWA(1・1武道館/ノア) | 辻陽太vs.後藤洋央紀(3・20長岡/新日) |
| 最優秀タッグ | ノックアウトブラザーズ(Yuto-Ice&OSKAR/新日) | 斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ/全日) |
| 殊勲賞 | KONOSUKE TAKESHITA(DDT/AEW/新日) | 安齊優馬(全日) |
| 敢闘賞 | Sareee(フリー) | 清宮海斗(ノア) |
| 技能賞 | 棚橋弘至(新日) | 青木真也(DDT) |
| 新人賞 | 武知海青(DDT) | ボルチン・オレッグ(新日) |
| 女子プロレス大賞 | 上谷沙弥(STARDOM) | Sareee(フリー) |
ほか2025年、特別話題賞に有田哲平(YouTube「オマエ有田だろ!!」)。
主要4選手での一般ファンによる投票アンケート(1,201人が参加)では上谷沙弥が64.3%と圧倒していた。
2025年プロレス大賞MVPを選ぶなら?
棚橋弘至 引退ロード話題、G1・王座戦にも出場
KONOSUKE TAKESHITA 平成生まれ日本人IWGP世界一番乗り
OZAWA GHCヘビー6度防衛、集客牽引
上谷沙弥 ワールド7度防衛、テレビ露出#プロレス大賞 #カク投票— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) November 29, 2025
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OZAWA GHCヘビー6度防衛、集客牽引
上谷沙弥 ワールド7度防衛、テレビ露出
「業界の象徴として妥当」65.8% 当サイト事後アンケート過去6年間で初の5割超
一般ファンによる事後での投票アンケート。トップBOXである「業界の象徴として妥当」は65.8%となり、過去6年間で初の5割超となった。
東スポプロレス大賞2025結果をどう思った🏆#プロレス大賞 #カク投票
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) December 16, 2025
▼ファンによる東スポプロレス大賞の妥当度投票(6年分)

2020年
MVP 内藤哲也(女子:ジュリア)
BB オカダ・カズチカvs.内藤哲也
寸評
コロナ禍でノア勢が奮闘、潮崎V6。
しかしトップ2部門ノア受賞なし。
2021年
MVP 鷹木信悟(女子:林下詩美)
BB 潮崎豪vs.武藤敬司
寸評
ノアが7年連続新日本BBを阻止。
ブシロードvs.サイバーが4vs.3拮抗。
2022年
MVP オカダ・カズチカ(女子:朱里)
BB オカダ・カズチカvs.ウィル・オスプレイ
寸評
防衛0のコブ&カーンがタッグ受賞。
サイバー獲得0。
2023年
MVP 内藤哲也(女子:中野たむ)
BB グレート・ムタvs.中邑真輔
寸評
頂点ベルト獲得なしでも内藤存在感。
ノアでのムタvs.中邑BB獲得。
2024年
MVP ザック・セイバーJr.(女子:Sareee)
BB 辻陽太vs.後藤洋央紀
寸評
史上2人目の外国人によるMVP。
スターダム以外の女子大賞6年ぶり。
2025年
MVP 上谷沙弥(女子:上谷沙弥)
BB 清宮海斗vs.OZAWA
寸評
史上初の女子選手によるMVP。
新日本選手15年連続MVPならず。
この6年間について受賞結果と妥当度の相関をみる。昨年度総括でも言及したが、妥当度が低い年(2020年・2022年)だけの共通点。実はこの年はMVP・ベストバウト・女子大賞が揃ってブシロード系(新日本プロレス、スターダム)となっている。どうしても「ブシロードに忖度したのでは」というファンの感想が多くなる。
特に今回、2大部門(MVP・年間最高試合)を揃って新日本が逃したのは18年ぶりとなった。「プロレス界全体を見渡しての選考が行われた」印象が高まったのは当然で、過去6年間で初の“業界妥当”5割超に結びついたのだ。
棚橋弘至は自身の引退ドーム大会を満員にしつつも、コロナ禍以降の状況を「プロレス人気が下がった」としている。MVP選考投票で後藤洋央紀「1票」、KONOSUKE TAKESHITA「0票」だったことも新日本関係者はショックだろう。棚橋は新日本の盟主ぶりがかつてほどではない状況の中での社長専念となり、舵取りが期待される。
ノア観点では、年間最高試合に“新日本在籍歴選手が絡まないノアの試合”が選ばれたのも17年ぶりであり、「清宮海斗vs.OZAWA」による受賞は新時代を感じさせた。
女子観点では、上谷沙弥がMVP、Sareeeが三賞入りとなったのはともに「女子初」。こちらはコロナ禍以降女子プロ活況が開花したことになる。ジュリア、林下詩美、朱里、中野たむ、Sareeeといった2020年以降女子プロレス大賞受賞者が次のステージにつないだとも言えよう。
拳王事前予想の8部門中5部門的中も話題に。
拳王ガチ予想
MVP:上谷沙弥
ベストバウト:清宮海斗VSOZAWA(1.1日本武道館)
最優秀タッグ:KOB
殊勲賞:後藤洋央紀
敢闘賞:斉藤ジュン
技能賞:KONOSUKE TAKESHITA
新人賞:武知海青
女子プロレス大賞:上谷沙弥審査員の忖度まで読み切ったプロの予想
明日どうなったか楽しみだな!… https://t.co/2xoMLOPtAP— 拳王 (@kenoh_prowres) December 16, 2025
当サイトも過去に「たぶんこうだったんじゃないか」検証は行ってきたが、あらためて「忖度」までも広く語られるのがYouTube時代とも言えそうだ。
東スポプロレス大賞「MVP」「女子プロレス大賞」「年間最高試合賞」推移(2007年~)
通算MVP受賞回数ランキングのトップ3の更新はなし。(1974年~)
1位 アントニオ猪木(6度)
2位 オカダ・カズチカ(5度)
3位 内藤哲也、天龍源一郎、武藤敬司、棚橋弘至(4度)
▼東スポプロレス大賞「MVP」「女子プロレス大賞」「年間最高試合賞」推移(2007年~)
| MVP(カッコ内は女子大賞) | 年間最高試合賞 | |
| 2007年 | 三沢光晴(女子:なし) | 三沢光晴&秋山準vs.小橋建太&高山善廣 |
| 2008年 | 武藤敬司(女子:なし) | 丸藤正道vs.近藤修司 |
| 2009年 | 棚橋弘至(女子:さくらえみ) | 葛西純vs.伊東竜二 |
| 2010年 | 杉浦貴(女子:高橋奈苗) | 田口隆祐&プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太&ケニー・オメガ |
| 2011年 | 棚橋弘至(女子:愛川ゆず季) | 小橋建太&武藤敬司vs.矢野通&飯塚高史 |
| 2012年 | オカダ・カズチカ(女子:愛川ゆず季) | 棚橋弘至vs.オカダ・カズチカ |
| 2013年 | オカダ・カズチカ(女子:里村明衣子) | 中邑真輔vs.飯伏幸太 |
| 2014年 | 棚橋弘至(女子:なし) | オカダ・カズチカvs.中邑真輔 |
| 2015年 | オカダ・カズチカ(女子:紫雷イオ) | 天龍源一郎vs.オカダ・カズチカ |
| 2016年 | 内藤哲也(女子:紫雷イオ) | オカダ・カズチカvs.丸藤正道 |
| 2017年 | 内藤哲也(女子:紫雷イオ) | オカダ・カズチカvs.ケニー・オメガ |
| 2018年 | 棚橋弘至(女子:藤本つかさ) | オカダ・カズチカvs.ケニー・オメガ |
| 2019年 | オカダ・カズチカ(女子:岩谷麻優) | オカダ・カズチカvs.SANADA |
| 2020年 | 内藤哲也(女子:ジュリア) | オカダ・カズチカvs.内藤哲也 |
| 2021年 | 鷹木信悟(女子:林下詩美) | 潮崎豪vs.武藤敬司 |
| 2022年 | オカダ・カズチカ(女子:朱里) | オカダ・カズチカvs.ウィル・オスプレイ |
| 2023年 | 内藤哲也(女子:中野たむ) | グレート・ムタvs.中邑真輔 |
| 2024年 | ザック・セイバーJr.(女子:Sareee) | 辻陽太vs.後藤洋央紀 |
| 2025年 | 上谷沙弥(女子:上谷沙弥) | 清宮海斗vs.OZAWA |















