奇面師たちによるタッグ王座戦ほか UDONプロレス9月21日(土)高松
腰の強い四国エンターテインメント、UDONプロレスが繰り広げる次回大会が発表となった。病みつきになるプロレスバーでの至近距離観戦、ジャッジメントでの開催となる。
(対戦カード)UDONプロレス 奇面師たち 9月21日(土)香川県高松ジャッジメント
どこかで聞いたようなタイトルだが!? 文字通りUDONレスラーズ「奇面師たち」がタッグ王座戦ほかを闘う。
■UDONプロレス 奇面師たち
日時:9月21日(土)開場19:45 開始20:00
会場:香川県高松ジャッジメント
香川県高松市古馬場町10-4 丹波ビル 1F
全席自由席¥4000
予約は公式(udonpw@gmail.com)または選手DMまで
<第1試合>
ヨシノリヴァー
vs.
「X」
<第2試合>
さがんぼう&マ・ルヨシ
vs.
O-遍LOW&フェニックスはるぅ
<セミファイナル>
ポンデ“ストリート”ライオン
vs.
UDON次郎
<メインイベント/KOSタッグタイトルマッチ>
[王者組]YMT&PMショーゴ
vs.
[挑戦者組]番の州院長&マリンライダーJR
※ショーゴ組が初防衛戦
UDONレスラーズが持つ様々な顔!? その言葉に耳を傾けよ
2023年に5周年を迎えたUDONプロレスとは?
設立5周年での目標としていた“新木場進出”を2023年に果たしたUDONプロレス。10周年での“後楽園ホールにマットを敷いて解散”を目指し、闘いは繰り広げられている。以下、2023年1月紹介文から。
2018年3月3日、香川県高松市プロレスBAR『ジャッジメント』における旗揚げ戦「UDON無限大記念日」からUDONプロレス(ウドン・プロレス)はスタートした。「UDON」は「Universal Dream of Next」の略。
高松市中心で開催するマットプロレスの形態をとりつつ、県外客も駆けつける。マットプロレスは珍しくないジャンルだが、UDONプロレスとしてのこだわったユニット闘争とストーリー性が見どころとなる。家族で楽しめる四国発エンターテインメントだ。
社会人プロレスではあるが、このストーリーに合致するプロ選手も集い、最近では佐々木貴、葛西純、ビオレント・ジャック、藤田あかねといった顔ぶれが参戦している。マスクマンも多く、明かされぬまま有名選手が正体というケースもあるのだ。
UDON入門序章として、この4人を覚えておくべし。
【UDON入門序章・・・ツクダ監督】
ツクダ監督はUDONプロレスのプロデューサーである。
日頃は香川県高松市でプロレスバー『ジャッジメント』を切り盛りしており、その名が彷彿させるようにレフェリーである。DDT高木三四郎のデビュー戦を裁き、レフェリング会場としては東京ドーム、両国国技館、横浜アリーナを含む。
UDONプロレスの世界観はツクダ監督がリードして形成されている。どのような試合展開で、どういう観客の反応を得るか。その計算の元に、監督によりマッチメイクがなされる。と同時に、レフェリング中のレスラーいじりにより会場の雰囲気をつくるアドリブも監督の役割である。
自身のストーリーを押しつけるのではなく「どうしたらええか本気で考えろや」がクチグセ。プロレスにおいていかにレフェリーやプロデューサーが大切かを思い起こさせる。UDONプロレスには指揮者としてのツクダ監督がいる。
最近になって脱毛、資格試験取得。自分磨きも欠かさない。
新日本プロレスの真壁刀義とは大学での同期。
(大学の同期が来てくれました☆)
【UDON入門序章・・・銭形“ダラス”平次】
銭形“ダラス”平次は石坂鉄平の化身である。
真壁氏…
否‼️
真壁さん…サラッととんでもない事を書いておる…
そうぢゃ‼️
元 石坂鉄平 とはわしの事ッ‼️
ぢゃが…
今のわしは、
銭形“ダラス”平次…
それ以上でもそれ以下でもないゾィ。金曜は…
学び多き会になり…
感謝しかないですゾィ‼️
アスッ〇┓ペコッ#UDONプロレス#真壁刀義 https://t.co/8XXKvlenSk— 銭形“ダラス”平次(UDONプロレス) (@zdh_udonpw) September 24, 2022
KAIENTAI DOJOでプロレスデビュー。2005年には新日本プロレスの「WRESTLE LAND」にレギュラー参戦を果たす。2008年にヒザの怪我で引退し、レギュラーの座を獲得。
引退後は香川県に移住し、会社勤務しながらUDONプロレスでの技術指導コーチを務める。ツクダ監督からはたびたび「うちはコーチがきちんと教えてますから」という言葉が出るように、全幅の信頼が置かれている。
監督が大胆な野望を口にできるのも、平次がいてこそ。単に社会人のプロレス好きが集まっているということではなく、UDONプロレスには本業経験のあるプロデューサーと指導者がいるということなのだ。
【UDON入門序章・・・UDON次郎】
UDON次郎は初代KOS無差別級王者であり、ベビーフェイス側のエースである。
うどんイメージのマスクヘアー、試合での「こねる→延ばす→切る」の見せ場。UDONプロレスのアイコンとも言える存在だ。そしてUDONプロレス勢としては貴重、きっちり上半身を晒し、鍛え続けることで肉体美を維持している。現代プロレスにおいて欠かせないエッセンスを次郎が受け持つ。高校時代は名門校で野球に打ち込んだ根性の持ち主。
イベントなどへの参加も積極的で、最近はサ活好きとしても活動中だ。プロレス以外のことにも関われるレスラーを標榜している点では、棚橋弘至ポジションとしてUDONプロレスを広める使命を背負ってもいるのだ。
【UDON入門序章・・・マ・ルヨシ】
マ・ルヨシはワイルドコブラ会を率いるヒール側のエースである。
パワフルな破壊力はUDON随一であり、格闘技路線とヒール殺法をミックスする。2022年3月の旗揚げ記念日では葛西純のパイプ椅子投げを正面で受け、鼻骨骨折。血をボタボタと落としたが、本人はキックでの経験もありケロッとしていた。こうした根本的な強さがUDONプロレスの軸になっている。
社会人プロレスであったりマットプロレスであることには色眼鏡で見られることもある。それでいてプロミネンス藤田あかねからは「次郎やルヨシはプロレスができますからね」という言葉が出るほどだ。