七世真理子「何度も立ち上がるヒーローに」涙の挫折乗り越えデビュー
憧れのリングに、ついに立った。工藤めぐみ自主興行『工藤めぐみ40周年記念大会-邪道姫伝説-』が17日、東京・代々木第二体育館で開催され、第5試合で七世真理子がプロレスデビューを果たした。
[大会結果:邪道姫伝説~工藤めぐみ40周年記念大会10・17代々木]
前十字靱帯断裂でデビュー延期…「年内に絶対」決意実らせ10・17代々木第二で初陣
2025年末に左膝の前十字靱帯を断裂し、デビューが延期に。同じZERO1女子部「Rose」の堀このみが先にデビューする姿を松葉杖で見守る悔しさも味わった。それでも「絶対に年内にデビューする」と諦めず、たどり着いた初陣。ビクトリア弓月の逆エビ固めに敗れたものの、「何度やられても立ち上がる、ヒーローのような選手になりたい」と未来を見据えた。
<第5試合/THE BIGINNING OF A NEW ERA 七世真理子デビュー戦/女子タッグマッチ(1/30)>
青野未来&○ビクトリア弓月
16分30秒、逆エビ固め
後藤智香&●七世真理子
『ヒーロー』を入場曲として七世はリングイン。パートナーの後藤とハグだ。七世は先発するが、青野のサッカーボールキックなどで洗礼を浴びる。交代して後藤が入り、ジャイアントスイングなどで大暴れ。追い風を吹かせてから七世にタッチすると、七世は弓月にドロップキックを連発する。弓月に逆エビで追い込まれるが、こらえた七世はエルボーや変則キックで反撃。しかし、最後は弓月の強烈な逆エビにギブアップとなった。



(バックステージ)
七世「まずは組んでくださったゴチカさん、本当にありがとうございます。そしてデビュー戦を組んでくださり、本当にありがとうございました。そしてこの、すごい40周年という大会にデビュー戦を組んでくださった工藤さん、本当にありがとうございました。きょうは私のできる限りの力を出し切ったんですけど、全然まだまだ届かなかったです。なのでもっともっとたくさん練習して、弓月さんや未来さん、ゴチカさんに追いつくような選手になって、そして私がRoseを引っ張っていけるような選手になりたいと思います。本当にきょうはありがとうございました」
改めてデビューしてて、これからどんなレスラーになりたいですか。
七世「私はすごく飛び抜けているものが自分ではまだいま見つかってないので、そんな中でも泥臭く、何度やられても立ち上がる、ヒーローのような選手になりたいと思ってます」
いまヒーローとおっしゃいましたけど、あの入場曲(ヒーロー)はどういう理由から選んだんですか。
七世「はい、私がやっぱりなりたい選手像の、ヒーローっぽいものになりたいっていうのもあって、ヒーローという曲を最初に聞いたときに、歌詞にもすごく私は後押しされて、(2025年の)年末に左膝の前十字靭帯を、デビュー戦を控えてたんですけど、切ってしまってデビュー戦が遠のいてしまったときにその歌を聞いて、たくさん力をもらったので、そのときに絶対入場曲はこれにしようって思いました」
怪我してきょうを迎えていかがでしたか。
七世「本当にめちゃくちゃ悔しくて、本当は自分が先にデビューするはずだったところを同じローズの堀(堀このみ)選手が先にデビューをして、それを私は松葉杖つきながら見守ってたんですけど、それが本当に本当に悔しくて。だからこそ、ここまでがんばれたってのもありますし。正直最初は本当、頭真っ白になってしまったんですけど、でも私が怪我をしたときにも真白(真白優希)さんや工藤さんにお声をかけてくださったり、ZERO1の選手のみなさんがあの熱心に教えてくださったので、諦めるって道は私にはなくて、絶対に年内にデビューするっていう気持ちだったので、ここまで来れたと思います」
経験についてはサッカーですか。
七世「はい、私は父の影響で小学校1年生から高校3年生までがっつりサッカーをしていました」
プロレス入りのきっかけは。
七世「私がプライベートで他団体のプロレスラーの女子選手と知り合って、女子プロレスっていうものを初めて見に行ったときに、本当にかっこよくて、私はサッカーを正直、辞めてしまったことにずっと後悔があって、それが自分の中でいつまで経っても拭えないものだったんですけど、そのプロレスを見たとき、本当にかっこよくて。たまたまそのいまの自分の団体の関係者の方に『プロレスをやってみない?』と誘っていただいたときに『ああこれが私が次にやることなんだな』って、本当にそのときに直感で思って、私は自分が後悔ないように生きていきたい人間なので、これをやらないと後悔するなって思ったので、『死ぬ前にもう1度何かをがんばりたい』って思ってプロレスを始めました」
バイシクルキックはサッカー経験から。
七世「はい、そうですね。サッカーの技を取り入れたものをやりたいと思って、先輩方に鍛えていただきました」
サッカーの成績は。
七世「中学生のときにフットサル大会で全国大会優勝と、高校生のときは埼玉の国体の選抜に選んでいただいて、埼玉県代表で試合をしました」

コスチュームはどうやって選んだ。
七世「昔の仕事の関係で、あの千葉のジェフユナイテッド市原というチームに関わってた時期があり、私はジェフユナイテッド市原の大ファンなので、そのジェフカラーを勝手に取り入れて力をもらいました」
どのように関わったのか。
七世「スタジアムでマイクでサポーターのみなさまに『きょうも試合、一緒に応援していきましょう』みたいな感じで。
スタジアムMCみたいな。
七世「MCではないんですけど、そういう感じのお仕事してました」
工藤めぐみさんからどういう言葉をかけられたか。
七世「本当に工藤さんにはいつも励ましていただいて、きょうに関しては『がんばってね』っていう一言をいただいたんですけど、私は本当にそう一言が嬉しくて、ここまで工藤さんのおかげでがんばって来れたので、やれることをやりました」
膝には強固なサポーターが巻かれている。
七世「靭帯切ってしまったのもあって、正直左足でジャンプするのが最初はすごく怖かったので、靭帯自体はだいぶ治って来てるんですけど、自分の心のサポーターってのもありつつ、念入りにやらせていただいてます」
マリーゴールドだったり、たくさん試合をしていきたいって感じはありますか。
七世「はい、もうRoseだけではなくて、いろんな団体に出て、私を知っていただいて。そこからやっぱりRoseの団体にもみなさまに足を運んでいただきたいです」
七世 真理子
ななせ まりこ
出身 埼玉県
誕生日 1999.9.22
デビュー戦 2026.10.17
代々木第二体育館 青野未来&ビクトリア弓月vs.後藤智香&七世真理子
経歴 サッカー、フットサル
身長・体重 158cm、47kg


















