大会ベストバウト　1・4はオカダvs.オスプレイ、1・5は飯伏vs.ジェイ

　首都圏に続いて近畿圏なども緊急事態宣言に突入見込み。ステイホームで新日本プロレス1・4および1・5東京ドーム大会を見直そうというファンも多いことでしょう。ベストバウト&大会満足度投票アンケートにたくさんのご参加をいただきありがとうございました!!

イッテンヨンでオスプレイが2年連続大会ベストバウト

　ベストバウト投票に1・4は291人、1・5は177人のご参加をいただきました。（受付期間 : 大会終了時点～2021年01月08日）
［新日本1・4東京ドーム大会 ベストバウトは? – 投票／アンケート – 人気ブログランキング］
［新日本1・5東京ドーム大会 ベストバウトは? – 投票／アンケート – 人気ブログランキング］

　このあとの2020年からの投票一覧表でも確認いただきたいが、オスプレイが2年連続で“イッテンヨン大会ベストバウト”を獲得した（前年は高橋ヒロム戦）。終盤にオスプレイが渾身の逆レインメーカーを放てば、オカダが有観客再開後封印のレインメーカーを実に11か月ぶりに解禁する。ここまでやらなければ決着がつかない究極兄弟喧嘩であり、認め合っているからこその絆も見えた気がした。

　イッテンゴでは飯伏とジェイの2冠戦が大会ベストバウト。G1クライマックスを2年連続で制したものの、持ち味の破天荒さが目立たなくなっていた飯伏。イッテンゴではジェイ相手に飯伏らしさが炸裂していたし、それをインサイドワークで封じにかかるジェイとのシーソーゲームは見ごたえがあった。ファンから「両者ともうまい」という声も聞かれ、やはり試合は引き出す相手があってのものでもある。

集計スタート以来、新日本が初の大会満足度★4つ獲得

　2020年からのベストバウト&大会満足度投票結果一覧。大会満足度は2020年途中から追加実施。
（対象大会は新日・ノア・全日の頂点ベルト王座戦開催ありのビッグマッチ。後楽園ホールクラスは除く。2020年の全日は後楽園ホールクラス以外での三冠戦はなし）

［新日本1・4東京ドーム大会 満足度は? – 投票／アンケート – 人気ブログランキング］
［新日本1・5東京ドーム大会 満足度は? – 投票／アンケート – 人気ブログランキング］

　どうしても★4つを超えられなかった集計スタート後の2020年の新日本（ノアはいつも越えていた）。反則・介入劇の連続は不評だったところだが、年間最大の決戦でしっかりと★4つ超。プロレス界の盟主ぶりを見せつけた。

2021年もご協力を･･･カラダを削って闘ったレスラーをファンの立場から称えよう

　これから2021年の闘いが繰り広げられていく。ダブルドームでの試合クオリティ、大会満足度がひとつの基準となって、ファンはさらに熱い闘いを期待していくことになる。年始めから“ソーシャルディスタンスで声が出せない”が常態化した会場で、いったいどんなプロレスが構築されていくのか。引き続き一定層のファンは視聴中心の観戦ライフとなるに違いない。

　声援のある・なし、観客数上下に関係なくレスラーたちはカラダを張っていく。知力と体力と技術をもって、いかにファンの想像力を越えていくかというマラソンは続く。展開予想やジンクス談義も楽しいけれど、激闘を“なかったこと”にせずに大会ごとに称えていくファンでいたい。2021年も「ベストバウト&大会満足度」投票アンケートが、ファンという支持基盤づくりの一助になれないかと微力ながら考えています。

　海外でのプロレス専門媒体レスリングオブザーバーによる試合評価がよく話題になりますが、ファン直接参加型の「ベストバウト&大会満足度」投票アンケートも参考になる存在にもっていければと。ファンにとって「その評価が高い試合を見てみたい」というキッカケになればと。

　コロナでなかなか“プロレス見よう”ってならないところもあるでしょうし、当サイトの力不足そのものでもあるのですが、イッテンヨンのベストバウト投票参加者は前年507人から291人に減ってしまいました。それでも、こんな事態の中でワイワイすることに参加いただけるファンのパワーを、プロレス盛り上げにつないでいきたい。よろしければ引き続きお力を貸してください!!