マサ北宮「好きなようにノア楽しめ」 ブーイングと歓声、寄せては返す
23日、ノアが『ABEMA presents N-1 VICTORY 2025』後楽園ホール大会を開催した。
KENTA「試合中、全然支持なかったくせに(マイクで)いきなりお前、支持集めてるじゃねえかよ」
<第7試合 メインイベント・N-1 VICTORY 2025優勝決定戦>
Aブロック1位:〇マサ北宮(TEAM 2000X)
22分40秒 ストラングルホールドγ
Bブロック1位:●ジャック・モリス
※マサ北宮がN-1 VICTORY 2025 優勝
ノア年間最大リーグ戦を制したのはマサ北宮だった。想定された通りにセコンド勢のTEAM 2000X介入もあり、ジャック・モリスの“外国人初のN-1制覇”が打ち砕かれた感が漂った後楽園。観客は敗者モリスへのコールを送る。北宮に対しては拍手よりブーイングが上回る中、北宮はGHCヘビー級王者KENTAを呼び寄せた。
ケンタコールを人差し指で止めた北宮は「ノアが経営傾いて、とっても大変なときに、逃げるようにアメリカに行き!!」「やっと後楽園が満員になったころにのうのうと戻って来やがって」とマイクでKENTAを追い込む。観客「オッ、オオッ」空気が変わった。KENTAは「試合中、全然支持なかったくせに(マイクで)いきなりお前、支持集めてるじゃねえかよ」と受け身を取る。
ノアファンはKENTAを応援する引き出し、北宮を応援する引き出し、両方を持っていた。どっちの引き出しを開けるのか、実に忙しい状況に追い込まれる。忙しいというのは感情を揺さぶられるということ。ブーイングと歓声、寄せては返す。
2025年はノア低迷期を脱した象徴としてのOZAWAが現れたが、低迷期に踏ん張り続けた一人が北宮だ。ファンはその道のりを一瞬のうちに噛みしめ、北宮の制覇を喜んだ。
ファンも入れ替わりがあり、ファン歴も様々だろう。誰しもが居心地がいいノアではないのかもしれない。バックステージで北宮は「好きなようにノア楽しめ。てめえらにはその権利がある。だがな、そんなもん蹴飛ばすぐらい俺が力証明して、なあ、てめえらのつまんねえ声援なんかはね返してやるよ」とかぶせる。それは“難しいこと”からファンを解放しようという意志にも感じられた。
とするならば、「俺がノアの選手会長、そして俺がノアのルールだ。I’m the chairman!」との言い回しも違ったニュアンスで感じられる。村山優香さんを担ぎ上げたときの北宮の笑顔も話題となったが、北宮とともにエンジョイできたN-1ファイナルがそこにはあった。

(マイク)
マサ北宮「後楽園ホールに昼間っから集まった暇な小市民どもに、ひとつ教えといてやるよ。会社の言いなりになってな、馬車馬のように働いても、結果なんて出ねえんだよ。そんなもんシカトしてな、チェアマンになった今、俺はN-1を獲った!! おいおい、覚えとけ。これが俺の真の実力だ。拍手だよ、拍手~(拍手とブーイングが混じる)。アホとかしこい人の半々だな、これはな。N-1獲った今、やることはもうひとつある。GHCヘビー級チャンピオン、KENTA!!」
KENTAがベルト持参で登場する。ケンタコールが発生。人差し指を立ててコールをいったん制止する北宮。
北宮「チャンピオン、N-1おつかれだったな。チャンピオンにもかかわらず、N-1も獲れず、満身創痍でせこい勝ち方しかできず、あと嫌なこと言ってやるよ。ノアが経営傾いて、とっても大変なときに、逃げるようにアメリカに行き!!(観客「お、おおっ」拍手) おいこれよく聞け、その間、会社は3回変わってんだよ、運営会社がな。そしてやっと後楽園が満員になったころにのうのうと戻って来やがってベルトまで巻いてやがる。そんなんでいいのかね、チャンピオン。お前はそんなんで嬉しいのかね」
KENTA「(客席に目をやり)おいお前、試合中、全然支持なかったくせにお前、いきなりお前、支持集めてるじゃねえかよ。意外とお前と同じこと思ってる人はいっぱいいるな。でも今日の試合、感動したよ…(対戦相手の)モリスに!!」
北宮がイス攻撃を3発、KENTAをダウンさせる。

北宮「おいアホなチャンピオンにな、おいしいとこどりなんか許さないぞバカヤロー。ノアの甘い汁ばかりすすってんじゃねえよ、てめえはな俺の、N-1覇者の俺の、靴底でも舐めやがれコノヤロー(ブーイングと拍手)。靴底でも舐めやがれ。おい、ノアの一番きたねえところ舐めやがれコノヤロー。ヘッヘッヘッヘッ、ほらよく撮れ、マスメディア。おい、ここでノビてる満身創痍のチャンピオンとN-1覇者の“ザ・チェアマン”マサ北宮、GHCヘビー級選手権、決定だ。これは、選手会長権利を行使しての決定事項だ。よく聞け、俺がノアの選手会長、そして俺がノアのルールだ。I’m the chairman! アッハッハ」
(バックステージ)
北宮「アッハッハ。(トロフィーを手に)これ見ろ、なあアホでもわかるN-1という結果を成したんだよ、なあ。選手会長でありルールだと言ってきたが、これで証明されたろ。あとはな、もうひとつ、GHCヘビーのベルトをあの満身創痍の、老いぼれの、出戻りの、いいとこ取りのチャンピオンからかっさらって、さらに力証明してな、ノアをもっと高みに上げてやるよ、俺が。アホどもにはな、好きなように応援したり、罵詈雑言を浴びせたり、ブーイングしたり、物好きな連中は歓声を送ったりしてな、好きなようにノア楽しめ。てめえらにはその権利がある。だがな、そんなもん蹴飛ばすぐらい俺が力証明して、なあ、てめえらのつまんねえ声援なんかはね返してやるよ。覚えとけ、俺がノアの選手会長、そして俺がノアのルールだ。I’m the chairman! アッハッハ」
(大会結果)ノア ABEMA presents N-1 VICTORY 2025 9月23日(火祝)後楽園ホール
■ノア ABEMA presents N-1 VICTORY 2025
日時:9月23日(火祝)11:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1598人(札止め/主催者発表)
ABEMAにて生配信
<第1試合・N-1 Consolation 8人タッグ>
KENTA 〇征矢学 佐々木憂流迦 遠藤哲哉
9分31秒 デスバレーボム → 体固め
ガレノ 拳王 ●稲葉大樹 リッキー・ナイトJr.
<第2試合・タッグマッチ>
〇杉浦貴 ダガ(TEAM 2000X)
3分43秒 ヨシ・タツの介入→反則
●HAYATA 小田嶋大樹
<緊急決定シングルマッチ>
●ヨシ・タツ
0分32秒 チョークスラム → 片エビ固め
〇ダガ
<第3試合・8人タッグマッチ>
〇潮崎豪 藤田和之 モハメド ヨネ 小峠篤司
6分05秒 豪腕ラリアット → 体固め
丸藤正道 清宮海斗 晴斗希 ●谷口周平
(バックステージ)
鈴木みのる
「嫌われてんのかと思ったけど歓迎されちゃったね。しょうがない。プロレスを見に来る客は、強いやつと強いやつの喧嘩が見たいんだ。さあ藤田よ、そしてノアよ。俺とあいつの闘いの舞台…もうすぐそこにあるだろう。大きな舞台が。ブチ殺してやる」
藤田和之
「いいよ。いいよ。いいよ。面白い、舞台用意してくれよ」
<第4試合・シングルマッチ>
〇YO-HEY(情熱RATEL’S)
3分48秒 レフェリー暴行→反則
●タダスケ(TEAM 2000X)
<第5試合・タッグマッチ>
高橋ヒロム ●AMAKUSA
11分01秒 トラウマ → 片エビ固め
〇Eita 宮脇純太
<第6試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
(王者組)〇ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ
11分50秒 サンタマリア → 片エビ固め
(挑戦者組)●アレハンドロ カイ・フジムラ(ALL REBELLION)
※第63代王者組が4度目の防衛に成功
<第7試合 メインイベント・N-1 VICTORY 2025優勝決定戦>
Aブロック1位:〇マサ北宮(TEAM 2000X)
22分40秒 ストラングルホールドγ
Bブロック1位:●ジャック・モリス
※マサ北宮がN-1 VICTORY 2025 優勝
(バックステージ)
ジャック・モリス
「ここまですごく頑張ってきた。いろんな犠牲を払って家族とも友達とも離れて…なんとかあのGHCのベルトにたどり着きたかった。敗れてしまい叶わなかった」
ガレノ
「自分はGHCナショナルチャンピオンなのにお前に(N-1決勝進出者決定戦で)負けたことがすごく悔しい。だからもう1回闘おう」
(カード決定分)10月4日(土)愛知Lives NAGOYA / 10月11日(土)両国国技館
■SUNNY VOYAGE 2025
10月4日(土)開始:16:00 開場:15:00 会場:愛知・Lives NAGOYA
【NEW決定対戦カード】
<GHCナショナル選手権試合>
(王者)ガレノ(ALL REBELLION)
VS
(挑戦者)ジャック・モリス
※第17代王者、4度目の防衛戦となります。

<シングルマッチ>
チャーリー・デンプシー(WWE/NXT)
VS
ハーレム・ルイス(WWE/NXT)

■LINEヤフー PRESENTS WRESTLE ODYSSEY
10月11日(土)開始:15:00 開場:13:30 会場:東京・両国国技館
ABEMAにて生配信
【NEW決定対戦カード】
<GHCヘビー級選手権試合>
(王者)KENTA
VS
(挑戦者)マサ北宮(TEAM 2000X)
※第48代王者、2度目の防衛戦となります。

<スペシャルシングルマッチ>
藤田和之
VS
鈴木みのる

<GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
(王者組)ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ
VS
(挑戦者組)ダガ 小田嶋大樹
※第63代王者組、5度目の防衛戦となります。

【決定済対戦カード】
<GHCジュニアヘビー級選手権試合>
(王者)高橋ヒロム(新日本プロレス/無所属)
VS
(挑戦者)Eita
※第59代王者の初防衛戦となります。
















